クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

本番で思うこと

2016-07-22 | 上の娘ごと

今日は、上の娘の本番がありまして、私も付き添いで行ってきました。

もう20歳ですし、そろそろ付いていかなくてもいいかな・・・

と思い始めていたのですが、今日行って、そんな気持ちは吹っ飛びました。

大学生になっても、20歳を過ぎても、上手い子ほど、母親が付いて来ている。

コンクールでの母親の付き添い率の高さは、上の娘の時を見ても、

下の娘の時を見てもわかっていましたが、それも高校生までかなー、

と思っていました。

でも、大学生になってもあまり変わらず、3年生になってもやはり変わらないのでした。

むしろ、上手い子ほど、母親が一緒。

今日の参加者の中に、おそらく同じ音大から来たと思われる3人(仲良くおしゃべりしていたので)

の女子がいました。

どこの音大かは察しがつきます。

この3人の演奏を聴きましたが、素晴らしく上手い子たちでした。

わかってはいることなのですが、演奏を目の当たりにすると、毎度実力の差に愕然とします。

お母さん方は当然付き添っていて、そのうちお2人は、三脚持参でした。 

スーツケースから、ドレスと靴だけでなく、撮影機材が出てきたときはびっくりしました。

ピアノのコンクールではよく見かけますし、私のママ友も三脚持参派が何人もいます。

でも、これまでヴァイオリンの方ではあまり見かけませんでした。

少し前は、そういう母親の強すぎる一生懸命感をちょっと斜に見ている自分がいたのですが、

今はとても大切なことだなと素直に思えます。

これまで私が見て来た本番での、私の勝手な見解ですが・・・

母親が付き添わず、ドレスやヘアスタイルに気合が入っていない子はほとんどの場合、

あまり上手ではないのです。

ドレスの後ろリボンを母親が形良く結んであげている子ほど、レベルの高い演奏をするのです。

見えている部分だけでも、それだけのことをする母親というのは、

小さい時から二人三脚で頑張り続けて来たということなのだと思います。


明日こそ、実技試験のことを書きたいと思います



先日の授業オーケストラの演奏会を聴きに来てくれたシンガポール駐在時代の友達と

スタバでお茶をしました。





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