クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

夏休みの課題 その6

2016-09-12 | 上の娘ごと

「Maxman Music Studio Student Recital」

というタイトルの付いた、2011年の発表会のDVD。

上海音楽学院の先生ですが、ご自宅でもレッスンをされていて、

小学生から高校生まで20人ほどの生徒さんを見ていらっしゃいました。

年に1度発表会がありました。

そのDVDです。

小さい子たちからスタートです。

懐かしい顔が並びます。

早送りして行くと、下の娘が出て来ました。

もはやピアノのイメージしかない下の娘ですが、

彼女も5歳から14歳まで、ヴァイオリンを頑張っていました。

今やヴァイオリンには一切触れないので、とても懐かしい姿です。

数人早送りして、ようやく上の娘が登場しました。

さて、どんな風に演奏するのでしょう。

黒のサテンの膝丈ドレスを着て、黒のストンとしたロングヘアの15歳の娘が弾き始めました。

5秒もたたないうちに、私は声を上げていました。

「待って!できてる!」

できていました。

今なかなか思う通りにできず、悩んでいて、夏休みの課題にしていたことが、

この時すでにできていました。

ずっとできていなかったように思っていたことが、実はこの時はできていたという事実。

それはそれは衝撃でした。

もちろん娘もすぐに気が付いて、相当にショックを受けているようでした。

黙って静かに聴き進めて行くうちに、泣いていました。



かなり画質悪いですが、下の娘の懐かしい姿。







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