クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

不定期レッスンだといろいろあります その3

2016-09-26 | 上の娘ごと

K先生は、3つの音大で教えていらっしゃいます。

娘が通っている音大では教授職にあって、

門下生の数も、他の2つの音大に比べ、最も多いと思われます。

娘がK先生にレッスンしていただく場所は、ほとんどが大学のレッスン室ですが、

時々先生のご自宅ということもあります。

また、ごくたまにですが、先生の演奏会先であるコンサートホールの楽屋、

という時もあります。

夏休み前のことですが、実技試験直前に、

K先生がなんとか時間を作ってレッスンを入れてくださった時がありました。

普通に考えて、これはアウトなのでは?と思うのですが、

初めて、他音大のレッスン室でのレッスンだったのでした。

まあ、学生証を提示するわけではないでしょうし、

ヴァイオリンも背負っていますし、

K先生がOKとおっしゃるのならOKなのでしょう。

その音大で、午前8時からレッスンを入れてくださいました。

午前9時から、その音大の学生を見るから、その前に1時間見てあげる、

ということなのでした。

午前8時という時間は、楽器を弾く人にとってはだいぶ早い時間で、

娘としても、指が動かないのでできれば避けたい時間ですが、

もちろんそんなわがままは言えません。

何より、K先生がその時間にその音大までいらっしゃるという事実。

K先生のお住いからその音大までは、

最寄り駅から最寄り駅までスムーズにいって1時間30分、

ご自宅からその音大のレッスン室までであれば2時間を余裕で超えるでしょう。

単純に考えても、午前6時前にご自宅を出なければならないはず。

その音大に行くのが初めての娘のために、

K先生は、乗り換えアプリできっちり調べてくださいました。

「○時○○分に○○○駅(我が家の最寄り駅)に止まる電車に乗るから、

1番前の車両に乗るように。電車の中で待ち合わせをしよう。」

と、細かい指示がありました。

これはもう絶対に乗り遅れるわけにはいかない!

早起きして、早め早めに行動した娘、

無事に、電車の中でK先生に会うことができました。

席に座っていらした先生は、娘を確認するなり、

「悪いけど、寝るね。」

と、到着するまでの40分ほど睡眠をとられたそうです。

いつもとてもお忙しいK先生の、時間を無駄にしない、

合理的なスケジュールを組まれる姿勢には感嘆します。


その音大は都心からかなり奥の方にあるのですが、

娘から送られてきた写メを見てびっくりしました。

        


まるで山の中・・・


        


2枚とも、学内だそうです。

学内をバスが走っているそうです。



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