ハーゲン・クァルテット。
曲目は、
J.S.バッハ フーガの技法 BWV1080 コントラプンクトゥス1~4
ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲第8番 ハ短調
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調
べートーヴェン 大フーガ 作品133
最後の「大フーガ」は、昨年度の終わりに、Y先生指導による弦楽アンサンブルで、
上の娘も弾いていましたが、弾くのも合わせるのもとても難しい曲で、
Y先生の指導も厳しく、四苦八苦していたのを覚えています。
「大フーガ」は、これだけで演奏されることが多く、
てっきり独立した曲だと思っていましたが、弦楽四重奏曲第13番の第6楽章なのですね。
初めて、第1楽章からすべて聴きました。
ショスタコは、もうただただかっこ良かった!
娘たちの組んでいるクァルテットでも、ぜひ弾きたいと思っているようですが、
S先生に「まだやっちゃダメ。」と止められています。
弦楽四重奏は、弦楽器4人で奏でるアンサンブルの最も凝縮された形で、
私のような素人には本当の意味では理解不可能なのですが、
個人個人が秀でた奏者の集まりで、個性が激しくぶつかり合うこともなく、
常に美しい音で素晴らしいアンサンブルでした。
あっという間に終わってしまった感がありました。
最後の「大フーガ」が終わった時の拍手の大きさ、長さはもちろんなのですが、
ショスタコが終わった時のそれも、驚くほど大きく長かった。
あれは本当にかっこ良かったな。
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