クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

ハーゲン・クァルテット

2016-09-18 | 上の娘ごと

ハーゲン・クァルテット。

曲目は、

J.S.バッハ  フーガの技法 BWV1080 コントラプンクトゥス1~4

ショスタコーヴィチ  弦楽四重奏曲第8番 ハ短調

ベートーヴェン  弦楽四重奏曲第13番  変ロ長調

べートーヴェン  大フーガ 作品133


最後の「大フーガ」は、昨年度の終わりに、Y先生指導による弦楽アンサンブルで、

上の娘も弾いていましたが、弾くのも合わせるのもとても難しい曲で、

Y先生の指導も厳しく、四苦八苦していたのを覚えています。

「大フーガ」は、これだけで演奏されることが多く、

てっきり独立した曲だと思っていましたが、弦楽四重奏曲第13番の第6楽章なのですね。

初めて、第1楽章からすべて聴きました。

ショスタコは、もうただただかっこ良かった!

娘たちの組んでいるクァルテットでも、ぜひ弾きたいと思っているようですが、

S先生に「まだやっちゃダメ。」と止められています。

弦楽四重奏は、弦楽器4人で奏でるアンサンブルの最も凝縮された形で、

私のような素人には本当の意味では理解不可能なのですが、

個人個人が秀でた奏者の集まりで、個性が激しくぶつかり合うこともなく、

常に美しい音で素晴らしいアンサンブルでした。

あっという間に終わってしまった感がありました。

最後の「大フーガ」が終わった時の拍手の大きさ、長さはもちろんなのですが、

ショスタコが終わった時のそれも、驚くほど大きく長かった。

あれは本当にかっこ良かったな。


     







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