リハーサルキャンプ1日目は、まずチェアオーディションから始まりました。
ヴァイオリンは32人いるので、1人8分の持ち時間で4時間ほどかけて行われました。
課題曲はオーケストラスタディで、ワールドツアーで演奏する曲から指示された箇所を弾きます。
審査員は、指揮者2名とヴァイオリン指導者3名。
この時はまだ体調に問題はなかったので、通常モードで弾くことができたし、さほど緊張しなかった
とも言っていました。
このオーディションの前、控室では32人が一斉に練習を始めていました。
十分わかっていたつもりだったのですが、メンバーたちのレベルの高さにとても驚いたそうです。
とにかく全員が上手い。
娘が通う音大では、オーケストラのプルトが後ろの方の学生は、音程が微妙だったり、技術が今一つ
だったりすることもあるのですが、ここではそんな音を出す人は誰一人としていないし、四方八方から
聴こえてくる音はすべて確実で美しく、上手い人しかいてはいけない場所なんだということを改めて
認識したそうです。
1stヴァイオリンと2ndヴァイオリンは、何を基準に分けられるのかでしょうか。
娘も全くわからないと言っていましたが、オーディションの結果、娘は1stになりました。
1stがやりたいと思っていましたし、時間が足りず、2ndの譜読みには全く手を付けられなかったので、
1stになってホッとしていました。
リハーサルキャンプ開始早々、1週間分のお小遣い(食事代、交通費として)が支給されました。
キャンプ中の食事についてですが、朝はホテル、昼は大学のキャンティーン、夜は各自で取る、
ということになっているそうです。
なので、夜は、台湾人メンバーに連れて行ってもらって、外食をしているそうです。
2日目の夕食。
娘はほとんど食べられなかったようですが、友達作りのために出かけたそうです。
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