ユースオーケストラに参加できる年齢は、17歳から27歳までですが、20、21、22歳辺りが
特に多いそうです。
日本人16人のうち、ヴァイオリンは7人、7人のうち3人が娘と同じ21歳の女子です。
その3人でおしゃべりをしていた時に、このユースオーケストラのオーディションを何で知ったか
という話になったそうです。
すると3人とも答えは全く同じで、「ママが見つけて、受けてみればって言われた。」
というものでした。
これを聞いた私、ちょっとびっくりすると同時に、そうなんだ、やっぱりどこも同じなんだな・・・
と妙な安心感を得ました。
娘は、このオーケストラの存在自体は知っていたようなのですが、自分とは関係ないものとして
完全にスルーしていました。
逆に、私がその存在を知った時は、これよ!これ!これこそ今の娘が挑戦するもの!
と思ったのでした。
この3人のうち2人が東京の会場でオーディションを受けました。
娘は、オーケストラスタディの課題で練習不足であることが露呈、指揮者からも「練習不足だね。」
とはっきり言われてしまうほどで、その瞬間落ちたと思ったのでした。
もう一人の彼女は、オーケストラスタディの課題の一つを勘違いして別の場所を練習してきて
しまったため、初見で弾く羽目になり、すぐに見透かされてものすごく怒られたのだそうです。
彼女もまたその瞬間落ちたと思ったのでした。
そうなると、今回のオーディションで重要視されたのは、やはりソロ曲だったということでしょう。
大阪会場でオーディションを受けたもう一人の彼女は、今回のコンサートミストレスです。
大学で所属しているオーケストラでも常にコンミスを務めているということですから、
当然相当に優秀なのでしょう。
そして、彼女だけでなく、このユースオーケストラに参加している人は本当にみんながみんな優秀で、
特別倍率も高かった今回、娘がその中に入れたことは、感謝するよりほかありません。
明日からいよいよツアーがスタートします。
まずは北京です。
ソリスト、ヤン・マラーチェクとのツーショット。
彼は、チェコが生んだ若き天才だそうです。
ブルッフのコンチェルトと、ショスタコービッチのコンチェルトを弾きます。
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