クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

付属高等学校卒業式

2016-03-21 | 下の娘ごと

土曜日、付属高等学校の卒業証書授与式が、大学の一番大きなホールにて行われました。

朝から強い雨が降るあいにくの天気でしたが、

午前10時半より、在校生オーケストラによる奏楽と共に、厳かに開始となりました。

「開式の辞」の後、オーケストラの伴奏で国歌斉唱。

なかなかないことなので、かなり本気で気持ち良く歌ってしまいましたw

「卒業証書授与」、「褒賞授与」と続きます。

実技成績最優秀者1名、学業及び実技成績優秀者2名が表彰されました。

周知の事実の3名です。

皆勤賞、精勤賞も表彰されました。

恥ずかしながら、我が娘は精勤賞を頂きました。

3年間、全出席ですが、2回の遅刻です。

1回は腹痛のため、もう1回は、成人の日が登校日に当たってしまったためで、

上の娘の晴れ姿を見るため遅刻にしたのでした。

何であれ、卒業式で表彰されるのはとても嬉しいものです。

賞状と共に、「クラシック音楽作品名辞典」という立派なものを頂きました。

その後は、「学校長告辞」、「理事長祝辞」、「来賓祝辞」、「記念品贈呈」、と続きます。

「在校生代表送辞」、「卒業生代表答辞」、これらもまた、学業・実技・生活態度において

優秀な生徒が選ばれるので、とてもしっかりとした立派なものでした。

そして、先生方、来賓の方々が壇上より降壇され、

在校生オーケスラによる「祝賀演奏」がありました。

曲目は、

グリーグ  2つのノルウェーの旋律「牛飼いの歌と農夫の踊り」

モーツァルト  歌劇「後宮からの逃走」序曲

その後、オーケストラの伴奏で、全校生による、「蛍の光」、「仰げば尊し」。

これが、まさに音高生ならではの、音高生にしかできない、本当に素晴らしいものでした。

普通の高校では絶対にありえないオーケストラ演奏と、完璧な音程と豊かな声量の歌声。

泣けてしまうような演出は全くないシンプルな卒業式なのですが、

この最後の合奏、合唱は、私たち卒業生の親にとって、最高の贈り物となりました。





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吉祥寺へ その2

2016-03-19 | 日記

「丸井」横の通り、「七井橋通り」をまっすぐ行くと、井の頭公園に出ます。

この「七井橋通り」が昔からオシャレな通りだったのですが、

しばらくぶりに行くとさらにオシャレ度がアップしていました。

なんとなく鎌倉の小町通りに似た感じ。

井の頭公園の入り口のすぐ手前に、昔、「ドナテロウズ」というアイスクリーム屋さんが

ありました。

公園側の壁がすべて窓になっていて、アイスの美味しさもさることながら、

窓からの眺めが素敵なインテリアとなっている大好きなお店でした。

それが箱はほとんどそのままに、別のお店に変わっていました。

これまた昔から井の頭公園近くにあった「いせや」さんという焼き鳥屋さん。

当時は、かなり年季の入った煙もうもうの庶民的なお店でした。

それが似ても似つかないスタイリッシュな焼き鳥屋さんに変身していました。

あれ? でも、昔からこの場所だったっけ?

うーん、記憶が定かではないなぁ。

もしかしたら、場所が少しずれているかも。

適当ですみません。

この日は本当に寒い日で、でももうダウンは着ていないので、より寒く感じました。

それでも、せっかく来たのだからと、井の頭公園内を少し散歩しました。

「ペパカフェフォレスト」は行列でした。

寒いのに元気だなぁ。

さすがにボートに乗っている人はほとんどいませんでしたが、

散歩している人たちは結構多かったです。


ハモニカ横丁。

        
 



        



        

ハモニカ横丁に並ぶ何ヶ所かの食べ物屋さんで、

1000円ランチバイキングなるものをやっていて、ちょこっと覗いてみても、

どこも美味しそうで、次回来た時はここでランチしたいな、と思いました。


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吉祥寺へ

2016-03-18 | 日記

母校の礼拝に参列した後は、吉祥寺に向かいました。

吉祥寺では、美味しいものを食べたり、オシャレなお店を見て回ったり、

井の頭公園を散歩したり・・・・と思っていたのですが、

寒い!ものすごく寒い!

この日は、真冬に逆戻りしてしまったような寒さでした。

吉祥寺の駅を出て、とりあえず井の頭公園方向に向かうも、

お腹が空いていることもあって、信号を待っている間もとにかく寒い!

目の前の丸井にとりあえず飛び込みました。

もうここで食べちゃおう、ということになり、「the 3rd Burger」へ。

吉祥寺と青山と六本木にある、「毎日食べても、体にいい、体が喜ぶハンバーガー」

というコンセプトのハンバーガー屋さん。

美味しそうだったので、サクッと決めました。

12時前にもかかわらず、すでに混んでいましたけど、

4人がけのテーブルがちょうど空いていました。



これは、エダマメビーンズバーガー。

珍しいので、私はこれにしました。

娘たちは、アボカドわさびバーガー。

夫は、ダブルバーガー。

肉々しくて美味しいハンバーガーでした。

娘たちはわさびが効きすぎて辛かったみたいですw

ランチは、井の頭公園内にある「ペパカフェフォレスト」に行きたかったんですけどね。

寒すぎて無理でしたw


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母校の礼拝へ その3

2016-03-17 | 日記

パイプオルガンの荘厳な音が礼拝堂に響きはじめました。

この音!

重く、ずしーんと礼拝堂内いっぱいに響き渡る音。

6年間、ほぼ毎日聴いていた心も体も揺さぶられるような美しい音です。

また聴くことができました。

驚いたことに、オルガニストがまさかのI先生!

私が在学中からこの礼拝堂で弾いておられ、聖歌隊の指導者でいらしたI先生だったのでした。

I先生がまだ現役でこの学校にいらっしゃったとは!

自分の年齢を考えても、高齢でいらっしゃるのは確かだと思いますが、

お元気で若々しくお見受けしました。

このこともまた、とてもとても嬉しいことでした。

最初の聖歌は、第476番でした。

聖歌を歌うということさえ、あまりに久しぶりのこと。

その上、I先生の弾くパイプオルガンと共に歌えるという喜び。

もう、泣きますよね。

涙もろくてほんと困りますけど、泣けてしまうので仕方ない。

でも、聖歌は歌いたいから、頑張って歌いましたw

その後は、この日のテーマである、「東日本大震災被災地と人々を忘れないために」に沿って、

聖書の1節の朗読、黙祷を繰り返しながら、被災地への祈りを捧げました。

2曲目の聖歌は第452番、最後の聖歌は第575番でした。

いずれの時もやはり感極まってしまいました。

途中、聖歌隊によるアンセム「聖母は嘆きて」もありました。

お説教も伺いましたが、最初から最後まで一言も逃さず聞いたのは初めてだったように思います。

在学中は寝てばかりで、ほとんど聞かなかったんじゃないかな。

どうして若い頃というのは、その時の大切なことや幸せなことに気付かないんだろう。

なんて、勿体ないことをしてしまうんだろう。

ずっと後になってようやく気付くのですね。

長らく続いてきた主日礼拝は、この日が最後だったそうです。

来年度からは、違う形で行われるそうです。

知りませんでした。

月に一度、日曜日の午前中に、今までそうだったように、これからも続いていくものだろうと

どこかで思っていました。

残念ながら、いろいろな事情がそのことを難しくしているようです。

ほとんど思いつきで、この日この場所に戻ってきました。

それが長らく続いた現在の形での礼拝の最後の日であったとは。

やはり神様のお導きなのかもしれません。

この日ここに導かれたことに何か意味があるのでしょうか。

今はわかりませんが、少し考えてみようと思います。


母校と吉祥寺の中間地点にある井の頭公園。




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母校の礼拝へ その2

2016-03-16 | 日記

祭壇に向かって左側、前から8列目辺りに、4人並んで座りました。

在学していた頃と同じ赤い長方形の膝当てが、当時と同じように座面に置かれていたので、

それを足元に下し、膝をついて祈りの姿勢をとりました。

娘たちも、私に習って同じようにしました。

何を祈ればいいの?と言うので、心安らかに黙祷すればいいよ、と答えました。

椅子に座り直して、ゆっくり礼拝堂内を眺めました。

全く何も変わっていないと思われた内装ですが、大きな違い2つに気付きました。

1つは、お説教台。

それ自体は当時と変わらない十字架などの彫刻が施された立派なものですが、

これが、祭壇に向かって右側から左側に移動しました。

もう一つは、パイプオルガンです。

これはもしかしたら年数を経て大きな修繕が施されたのかもしれません。

こんなにも大規模で立派なオルガンが、左側から右側に移動していました。

高い天井の梁や、そこから垂れ下がる照明、祭壇の真ん中で輝く金の十字架を眺めながら、

そうだ、実は自分はこちら側に座ることはほとんどなかったのだ、

ということに気付きました。

私は6年間聖歌隊を務めていたので、祭壇上にある聖歌隊席にいつも座っていたのでした。

ソプラノパートだったので、当時は祭壇に向かって右側にある席に座っていました。

当時は、日曜礼拝の他に、平日は2時間目と3時間目の間に20分程の短い礼拝が

毎日行われていました。

若いですし、大抵の生徒は立って聖歌を歌うとき以外、居眠りをしてしまいます。

が、聖歌隊は目立つ場所にいますし、立場上、当然のことながら寝てはいけないと

厳しく言われているわけです。

でも、ソプラノ側には大きなお説教台があったおかげで、

その裏側の席はすっぽり隠れてしまい、寝ても気付かれないのです。

私は席順がその裏側になることがほとんどだったので、ちゃっかりいつも寝ていましたw

そうです、かなり不真面目な聖歌隊でした。

いろいろな思い出がよみがえってきます。

午前10時、礼拝が始まりました。

この日のテーマは、「3・11を覚えて ~Pray for Japan の祈りによる~」というもので、

当時のこと、また、現在も苦しみを抱えていらっしゃる方々を「忘れない」ために、毎年3月に

行われているのだそうです。

    


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