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クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

小さな演奏会

2016-09-22 | 上の娘ごと

昨日は、上の娘が出演する小さな小さな演奏会に行ってまいりました。

連日雨が降り続き、今日もまた朝から強い雨が降る中、ぽっかり1日晴れてくれました。

相変わらずの晴れ女ぶりです。

ピアノの先輩2人とヴァイオリンの娘、3人だけの小さな演奏会です。

娘は2曲弾きました。

ヴィターリ  シャコンヌ

モンティ  チャルダッシュ

どちらの曲も、最終的に、Y先生、K先生、M先生と、3人の先生に見ていただきました。

Y先生は、シャコンヌを、

「いい曲だね、すごくいい曲だね。」

といたく気に入られた様子だったそうです。

意外にも、ご自身ではこれまで弾いたことがなかったとか。

「じっくり歌って聴かせるシャコンヌと軽快なチャルダッシュの組み合わせもいいね。」

と言っていただけたそうです。

練習では、特にシャコンヌが、ピアノとなかなか合わない難しい箇所があり、

最後までだいぶ苦戦したようですが、

本番はばっちり合ったようで、お互い、

「これまでで一番良い出来だったね!」

となったようです。

私も、本番を意識した娘の演奏を自宅で3回程聴きましたが、

確かに本番では、音程も安定していたし、ほぼノーミスだったし、

今の娘の実力からすると良い出来だったと思いました。

一方、チャルダッシュの方は、まだまだだな、というのが正直な感想です。

ミスも数か所ありましたが、そのことが問題なのではなく、

曲の性格に反して、ただ真面目に丁寧に弾いているという印象なのでした。

「揺らしすぎないように」とは、Y先生から言われていたことですが、

それは、基礎も危うい娘が勝手に大きく揺らしては音楽が崩壊するから。

全く揺らさないと、それはそれでつまらないものになってしまうので、

その辺の塩梅が娘にはまだ難しいのでしょう。

酒場風という意味のハンガリーの民族音楽なので、

もっとくだけた楽しい雰囲気、あるいは憂いや哀しみを醸し出さなければ。

ミスをしたらしたで、それさえも利用して上手く盛り上げなければ。

そうした余裕がまだまだ足りないのでした。

とはいえ、出だしの低音のフレーズは、G線の音が深く良く鳴っていて、

そこは、しばし聴き惚れました。

今回はお仕事でした。

お仕事であるなら、なおさらもっと完成度を高めなければ、と思います。



卵、牛乳、粗糖のみが原料のプリン。



体に優しいとはいえ、私には甘みが足りなさ過ぎました

美味しかったですけどね。



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不定期レッスンだといろいろあります その2

2016-09-21 | 上の娘ごと

Y先生からのメールは、だいたい下記のような感じでした。


今日のレッスンは休まないでください。

今日の午前中に予定していた用件は、昨日早く○○○(某地方)へ入ることで、

すでに消化済みです。

今日のレッスン時間までに大学に到着するのは容易くなりました。

○○○さん(娘の名前)のために空けた時間です。

それを○○○さんは見送るというのですか?


娘なりに考えて、良かれと思ってしたことが、

かえってY先生をさらに急がせる結果となってしまいました。

しかも、若干気分を害していらっしゃる

娘の余計な気の遣い方だったようです。

もちろんすぐに、お礼と予定通りレッスンをお願いする旨、返信していました。

お忙しい中、弟子のレッスンのために時間を作るということは、

以前Y先生自らおっしゃっていたことですが、身を削る思いの時もあるということ。

師事している先生のレッスンは絶対的なもの。

何をおいてもレッスン。

何よりも優先されるのがレッスン。

そんなことは百も承知で、頭に叩き込まれていたことだというのに、

変に気を遣って、身を削る思いで作ってくださった時間を無駄にしてしまうところでした。

この日のレッスンは、とても濃いレッスンとなり、1時間半見てくださったそうです。



先日の小林研一郎「我が指揮者人生を語る」の鑑賞前に、

一緒に行った上の娘とささっとお昼ごはん。

大戸屋で、鶏と野菜の黒酢あん定食。



大戸屋、懐かしい。

大学の時以来かもしれません。



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不定期レッスンだといろいろあります

2016-09-20 | 上の娘ごと

先日のY先生のレッスン。

13時半からの予定だったのですが、前々日にY先生からメールが入りました。

某地方にいらして、レッスン当日は、午前11時○○分発ののぞみ○○○で東京に戻り、

その足で急いで大学に向かうとのこと。

午前中の用事を大急ぎで済ますつもりだが、のぞみ○○○に乗り遅れた場合は、

少し遅れる、という内容でした。

また、娘は、この日15時以降は用事がある旨をあらかじめY先生に伝えており、

そのこともきちんと覚えていらして、

13時半から15時の間に、なんとか1時間レッスンできるように頑張ってみる、

というニュアンスの文章もありました。

娘はそのメールを見るや、

うわっ!これはやばい!こんなにY先生を急がせるなんて申し訳なさすぎる!

と思い、これは別の日に変更していただいた方がいいかも、と考えました。

そこで、Y先生に、その旨、メールで伝えました。

よくあることなのですが、Y先生からはなかなか返信が来ません。

気長に待っていましたが、前日の夜中(当日の午前2時頃)になっても

返信が届かず、心配に思いながら仕方なく寝たのでした。

翌朝起きると、Y先生からメールが入っていました。




招待券を頂いたので、行ってまいりました。



炎のマエストロ 世界のコバケン 小林研一郎

「わが指揮者人生」を語る。

     


前半は、ほとんどお話し。

時折、コバケンご本人のピアノや歌が披露されました。

ピアノも歌も専門分野のごとく素晴らしくてびっくりしました。

後半は、演奏会。

モンティ  チャルダッシュ

プッチーニ  歌劇「ジャンニ・スキッキ」より「私のお父さん」

プッチーニ  歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」

小林研一郎作曲・歌・ピアノ 「藤棚の下に」

テノールの笛田博昭さんの歌声の迫力に圧倒されました。

ホール全体にビンビン響き渡り、鼓膜もピリピリ震えるほどでした。

予定されていなかったゲストとして、数日後に同じホールで行われる演奏会の為、

ピアノの選定に来ていた金子三勇士さんが飛び入り参加。

リストの「愛の夢」を演奏。

とてもきれいな音で、得した気分でした。



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大相撲9月場所

2016-09-19 | 日記

夫が、接待で、スイス人のお客さんを相撲観戦にお連れしました。

会社所有の升席で観戦。

私は、お相撲に全く関心がないのですが、横綱白鵬の存在くらいはわかります。

今場所は、その白鵬が怪我の為、休場とのこと。

少し残念な場所となったようですね。

とはいえ、大入り満員でかなり盛り上がっていたそうです。

スイス人のお客さんもとても喜んでいたとか。

まあ、日本人でも目の前で激しい取り組みを見れば興奮するでしょうし、

独特なしきたりや作法は、興味深く映るでしょうしね。

升席で、お酒や食事を頂きながら、最初から最後まですべての取り組みを観戦し、

楽しんだそうです。






















升席では、観戦しながらの食事の他に、お土産をたくさん持たせてくれるそうです。

こんなに持ち帰って来ました。































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ハーゲン・クァルテット

2016-09-18 | 上の娘ごと

ハーゲン・クァルテット。

曲目は、

J.S.バッハ  フーガの技法 BWV1080 コントラプンクトゥス1~4

ショスタコーヴィチ  弦楽四重奏曲第8番 ハ短調

ベートーヴェン  弦楽四重奏曲第13番  変ロ長調

べートーヴェン  大フーガ 作品133


最後の「大フーガ」は、昨年度の終わりに、Y先生指導による弦楽アンサンブルで、

上の娘も弾いていましたが、弾くのも合わせるのもとても難しい曲で、

Y先生の指導も厳しく、四苦八苦していたのを覚えています。

「大フーガ」は、これだけで演奏されることが多く、

てっきり独立した曲だと思っていましたが、弦楽四重奏曲第13番の第6楽章なのですね。

初めて、第1楽章からすべて聴きました。

ショスタコは、もうただただかっこ良かった!

娘たちの組んでいるクァルテットでも、ぜひ弾きたいと思っているようですが、

S先生に「まだやっちゃダメ。」と止められています。

弦楽四重奏は、弦楽器4人で奏でるアンサンブルの最も凝縮された形で、

私のような素人には本当の意味では理解不可能なのですが、

個人個人が秀でた奏者の集まりで、個性が激しくぶつかり合うこともなく、

常に美しい音で素晴らしいアンサンブルでした。

あっという間に終わってしまった感がありました。

最後の「大フーガ」が終わった時の拍手の大きさ、長さはもちろんなのですが、

ショスタコが終わった時のそれも、驚くほど大きく長かった。

あれは本当にかっこ良かったな。


     







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