こんにちは!柴田圭ですっ。
今日は蔓延防止による部活停止から外部スタッフ立ち入り解禁され、久々の春日丘のコーチでした。
今日はツクルではずっと言って来ていて今はメインテーマでもある攻められない繋ぎのベースラリーとポジションや確率について時間を取って話をしました。
この話をしようと思っていたら1年生の子が
"試合になると力が入って上手く打てなくて力が出せないのですがどうしたら良いですか?"
と質問して来ました。
何で力が入るの?と聞いたところ
"勝とうという気持ちが強くなるとミスもできないし固くなってしまいます"
というので、そうなった時にどういうショットを打っているのかを聞いてみると、
"有利にラリーする為に強く厳しいコースを狙っています"
と回答が来ました。
なるほど。笑
勝ちたくて、ミスが怖くて、強く厳しいコースに打つってミスする確率が上がって負ける確率が上がるからそれは固くなりますよね。笑
テニスはコートの中に入れる、という事がポイントを取る為の絶対条件です。
という事は勝つ為にはミスのリスクを抑える必要があります。
全体を集めて話をした際も、質問してみると勝ちたくてどんどん攻撃的になってテンパって自滅して負ける、という選手が多かったです。
攻撃的になる、って入らないショットをバカバカ打つのは攻撃ではなくて自殺です。
勝ちたいって言って自滅する選手は僕は勝ちたいと思っているとは思いません。
勝ちたい選手はどんなプレースタイルをしようがショットを打とうが、コートの枠に入れるという絶対条件を外しません。
話は完全に書こうと思っていた内容から脱線しているので軌道修正しますが、
大切なのは攻撃よりも、相手にエースを取られない(攻めさせない)ベースのラリーです。
それは時には強いショット、時には高いショット、時にはスライスのような低いショット、時にはコース、
相手の得意不得意によって変わりますが、攻め込まれないでラリーを打ち合うベースが大切になります。
このポイントを取られない安全地帯が出来て次にどうやってポイントを取るかを考える訳です。
余裕がある時に強打を打ったりコースを突いて展開したりネットプレーに出たり、それらのプラスαでポイントを取りに行きます。
それを精神的余裕も現実的余裕もないのにプラスαをやろうとするから、逆にマイナスになるんですよね。。笑
そんな勝ちたければ普通にやるような事を教え、次に打つコースとポジションの関係について、自分の今のポジションに対してどこにボールを打つと次に触れる確率が高くなるか、という説明をして、ミスしない事と触る事に関しての話をして来ました。
春のキャンプはこの内容をメインテーマにしようと考えているので、今日は説明が長くなりましたが、春休み、そして春合宿に向けてアドバイスをして来ました。
話も長くなったのでどれだけ覚えていてくれてるかは分かりませんが、少しでも今日の話が頭に残っていてくれるとうれしいです☆