NTN presents 2019 ツアー・オブ・ジャパン 第1ステージ堺 5月19日(日)13:35スタート 大仙公園周回コース 2.6km(個人タイムトライアル) 出場選手:入部正太朗、木村圭佑、湊諒、横山航太、黒枝咲哉、中井唯晶
国内最高峰のステージレース「NTN presents 2019 ツアー・オブ・ジャパン」が、5月19日に開幕。第1ステージの舞台は、シマノレーシングのお膝元、大阪府堺市の大仙公園周回コース。先日、世界文化遺産への登録勧告が明らかになった「百舌鳥・古市古墳群」に含まれる仁徳天皇陵などの古墳にも囲まれているコースで、古代ロマンを感じながらも熱い戦いの幕が上がった。シマノレーシングは総合で上位に食い込むことを第一の目標に掲げ、ステージ優勝のチャンスもどん欲に狙っていく。
第1ステージ堺は、平坦コースでの2.6kmの個人タイムトライアル。3分強の短時間でいかにパワーをマネージメントして出し切るかがポイントとなる。シマノレーシングは午前中の堺国際クリテリウムから、ともにディスクブレーキ仕様のジャイアント・プロペル・アドバンストSL、またはジャイアントTCRアドバンストSLを導入。ニューバイクの力とトレーニングの成果を発揮すべく、レースに臨んだ。
▲TOJのスタートを切る入部正太朗 photo:Tatsuya Mitsuishi(OCN)
総合上位を目指す入部正太朗はチームの中で最後に出走し、3分11秒71でフィニッシュ。昨年の自身のタイムを5秒上回り、暫定6位につける。後続の選手にタイムを上回られ、最終的に11位となったが、優勝した岡篤志(宇都宮ブリッツェン)からはわずか5秒差と好位置につけた。
全体的にタイムが上がる中、横山航太は総合首位から11秒差の38位、新人でツアー・オブ・ジャパン初出場の中井唯晶は12秒差の41位、キャプテン木村圭佑は18秒差の75位、黒枝咲哉は21秒差の89位、湊諒は22秒差の91位で初日を終えた。
明日20日の京都ステージは、フィニッシュ地点付近は平坦だが、コース中盤には急こう配の上り、下り区間が待ち構える。集団から脱落したり、落車するリスクも少なくない。優勝争いもスプリント、逃げ切りのどちらの展開も過去にはあり、最後まで気を抜けないレースになりそうだ。
■コメント 入部正太朗 「狙っていたのはトップ10で、昨年、一昨年の順位やパワーを確認していていると、トップ10は行けるかなと思っていたので入りたかったですね。目標は高く持てば総合優勝なんですけど、富士山ステージではトップから遅れるのは目に見えているので、富士山までにタイム差のアドバンテージを持って入るのが理想で、総合での成績を狙っています」
■リザルト NTN presents 2019
ツアー・オブ・ジャパン 第1ステージ堺 <ステージ順位>
1 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン)0:03:06.696
2 窪木 一茂(チームブリヂストンサイクリング)0:03:07.288 +0:00.592
3 オールイス・アウラール(マトリックスパワータグ)0:03:08.024 +0:01.328
4 レイモンド・クレダー(チーム右京)0:03:09.534 +0:02.838
5 アダム・トーパリック(チーム・ザワーランド・NRW・P/B・SKS・ジャーマニー)0:03:10.319 +0:03.623
6 クリス・ハーパー(チーム・ブリッジレーン)0:03:10.584 +0:03.888
7 ペア・クリスティアン・ミュンスターマン(チーム・ザワーランド・NRW・P/B・SKS・ジャーマニー)0:03:10.654 +0:03.958
8 増田 成幸(宇都宮ブリッツェン)0:03:10.769 +0:04.073
9 エイデン・トゥーベイ(チーム・ブリッジレーン)0:03:10.931 +0:04.235
10 ニコラス・ホワイト(チーム・ブリッジレーン)0:03:11.587 +0:04.891
11 入部 正太朗(シマノレーシング)0:03:11.712 +0:05.016
38 横山 航太(シマノレーシング)0:03:17.450 +0:10.754
41 中井 唯晶(シマノレーシング)0:03:18.165 +0:11.469
75 木村 圭佑(シマノレーシング)0:03:24.834 +0:18.138
89 黒枝 咲哉(シマノレーシング)0:03:27.662 +0:20.966
91 湊 諒(シマノレーシング)0:03:28.163 +0:21.467
■2019ツアー・オブ・ジャパン第1ステージ堺 インタビュー
https://youtu.be/2mswjOgaDXA
▲photo:Satoru Kato(http://www.cyclowired.jp/)