札幌のクリスチャン鍼灸師

札幌市中央区山鼻地域、石山通沿い側で、脈診流による経絡治療専門の鍼灸院をしています。

北方領土・千島列島関係の本を読んでます

2018-02-02 19:35:08 | 時事ネタ・その他社会
最近、アイヌ人をはじめ、北方領土・千島列島関係の本を読んでます。
まず読み終えたのは、NHK取材班文
北方四島・千島列島紀行
です。
この本が出されてからすでに四半世紀ほど経ってて、その頃は旧ソ連が崩壊し、ロシアも経済が逼迫してましたが、自分の想像としては今もそう大きく変わっていないものと思ってます。
全体的に近年の千島列島の様子を知る事が出来、有意義でした。
また、以前から北千島に今もアイヌ人が住んでいるのかどうかという事が気になってましたが、アイヌ人は住んでいない事が分かりました。
基本的に北千島といいますか、北方領土以外で民間人が住んでいるのは、幌筵島(ぱらむしるとう)だけの様です。
少し物足りないと思った事として、敗戦の三日後に起きた、日本軍と旧ソ連軍との、「占守島(しゅむしゅとう)」での戦いについて、もっと詳しく触れられてもいいのにと感じました。
そこだけ読むと、日本軍が一方的に敗北した様にも感じなくもありません。
占守島の戦いにつきましては、
https://ameblo.jp/hokkaido-rekishi-tanboh/entry-12063260334.html
こちらに書かれている事が興味深いです。
これはこちら札幌のコミュニティーラジオ放送の「FMアップル」での番組、「北海道歴史探訪」のブログですが、北海道の歴史を知る事が出来、仕事の合間によく聞いてます。
毎週土曜日11:00?12:00、FM76.5MHZ、インターネット「サイマルラジオ」のページからも聴く事が出来ます。
http://www.simulradio.info/
ちなみに今読んでいる本は、瀬川拓郎著
アイヌの沈黙交易―― 奇習をめぐる北東アジアと日本 ―― (新典社新書61)
です。
さて、北方領土と言えば、やはり日ロ間の領土問題・・・。
なかなか実効支配をしているものを手放す事は、あまり期待出来そうには思えません。
それは、日韓の領土問題としての竹島も同様・・・。
さらに、日中間の領土問題、日本が実効支配している尖閣諸島もそうです。
漁業権などでお互い妥協し、両国がそれなりに納得出来る様に締結する事は出来ないものでしょうかね。
竹島や尖閣諸島はともかく、北方領土に対してはそれ相応にお互いの住民が行き来出来る・・・・。
日本の企業もそれ相応に経済活動が出来、日本がインフラを整える様になるなどなど、もっと現実的な方法にならないものか、私はそう考えるしだいです。
北海道網走水産



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