獅子風蓮のつぶやきブログ

日記風に、日々感じたこと、思ったことを不定期につぶやいていきます。

対話ブログ・ステージⅠ:乾河原さん登場 (2)

2021-10-18 01:58:57 | 対話ブログ

前回に引き続き「創価学会現役活動家のみなさまへ」のスレッドについたコメントです。


●signifie(2012年2月5日 03:26)
乾河原さん、コメントありがとうございます。思わず「おおっ」と声をあげました。感激です。ほんとうに感謝しています。
年上の方に対してこんな言い方をして失礼かとは思いますが、学会活動を続けている方で、やっとノーマルな感性の方と出会えたという気がしています。灼熱の砂漠を水もなしに彷徨っていて突然オアシスに出会ったような。これは蜃気楼ではないかと疑うほど、ありがたい気持ちです。乾河原さんのコメントが削除の対象になるわけがありません。私は乾河原さんのような方の出現を待つために、荒らしとかわけのわからない攻撃にもいやいや対応してきたようなものです。どうかよろしくお願いします。
 ①「学会陰謀論」②「学会は宗教ではない。みんな騙されている」③『洗脳、マインドコントロール』④「民族蔑視」の4つについてのご質問。いきなりすべてを私が応えるには、すこし時間がいるかもしれません。しかし精一杯話せるだけ話をしたいと思います。また、ここに訪れてくださる他の方による回答もあると思います。そうした複数の方のご意見を参考にしてください。
すぐに結論までたどり着くものと、そうではないものがありそうです。できるだけ誤解のないように、慎重に言葉を選ぼうと思いますが、それでも活字の羅列だけでの言葉ですので、伝わらなかったり、違ったニュアンスを伝えてみたりはあると思いますので、その点はお互い様ということでご理解いただければ嬉しいです。

①「学会陰謀論」について。
これは私がこのブログを立ち上げる際に選んだグーグル社の「ブロガー」を使ったことが原因によるものと思われます。つまりグーグル社の「ブロガー」はブラウザのインターネットエクスプローラーとの相性がよくなかったために起きたと考えられます。全国から寄せていただいた不具合の報告から判断したこてで、私を含めたWindowsIE以外のブラウザでは正常に表示できたとのことですので、少なくともこのブログの障害に関しての陰謀は存在しなかったと思います。その経緯については移行後のブログ上に書いているとおりです。このブログの不具合が起こったときに、私はそれほど警戒はしませんでした。たとえ学会やその他の組織がさまざまな情報をリサーチしているとしても、まさか初めてひと月ならない個人のブログを攻撃するなんてことがあるんだろうかと思っていました。それから間もなく複数の方からメールをいただきました。ある人は「これは間違いなく学会によるサイバー攻撃です」またある人は「攻撃という可能性も否定できないので十分注意してください」などです。他のメールもこの二つのあいだのどこかに位置する程度の違いでした。私はそれでもそんなことがあるかなあと思っていました。正直かなり困りました。ほっときゃいいと思うんだけどと思っていましたが、実際に一番多く使われているブラウザでブログのコメントが表示できないのは困る。そして管理者として、ここでブログを閉鎖したのでは自分の気持ちがおさまらないし、さらに万が一、ほんとうに万が一攻撃だったとしたら大変な事にもなりかねないと思いました。管理者としての立場上、可能性に関しては万全を尽くすべきかなと考えました。ですからとりあえず引っ越しをして様子を見ようと判断しました。乾河原さんが問題にしているのは、ちょっとしたバグまで何の確証もないまま陰謀論と安易に決めつけることは、このブログの信用にもかかわることだし、陰謀論をことさら強調している論調はいかがなものかということですよね。私としては「攻撃という可能性も考えられないわけではない」→「どうやらシステム上の不具合らしい」という報告をしたように覚えています。「もしこれが攻撃だったら日本はとんでもない国だ」みたいなことは書きましたが、それは一般論として書いた事です。ことさら今回の事が学会の陰謀であるとは言っていないと思いますが、乾河原さんには根も葉もない極端な表現に見えたのですね。おそらく、学会が不都合なサイトをリサーチしていることの情報は、ここを訪れてくださっている方が提示してくれると思いますので、しばらくお待ちください。

②「学会は宗教ではない。みんな騙されている」について。
私は私の創価学会員としての経験からこのように思っています。このように確信できたからこそブログを立ち上げました。このことはこのブログでも幾度となく書いています。それ以上でも以下でもありません。このブログで私は一貫してこのことを言い続けてきましたし、おそらくこれからも様々な事実を明らかにしながら言い続けていくつもりです。そしてこの事に関してのさまざまな意見(それは共感もあれば反論もあるでしょうが)を多くの方に知っていただいて、それぞれに判断してもらう事を目的としています。これは根も葉もない事をいたずらに煽っているわけではありません。このことに関してはここにコメントしてくださっている多くの方の事例や体験が紹介されているとおりです。このブログでは一万人を目標にこうしたことの裏付けとなる証言を記録していくつもりです。
>もしそういう体験があったとしたら、私なら即上層部に話を持って行きどういうことか糺す作業をします。
このブログでもリンクさせていただいている「白バラ通信 パンドラの箱」を実名で運営されている高倉先生のブログをはじめ、こちらにも具体的な事例を報告してくださっている「もも(ら)」さんからの信頼できる報告など多数あります。是非こうした事実を上層部に掛け合っていただきたいです。ただこれまでのことを考えれば相手にされないのは目に見えています。だからこそ私はこうした事実を一般社会に対して示していく以外にないと考えてブログを立ち上げました。その2ヶ月間の経過がご覧のとおりです。ですから①「学会陰謀論」に関しても、必要以上にデリケートになるのも無理もない話だと思います。

④「民族蔑視」について。
乾河原さんの出された上記の質問には、私の発言だけではなく、このブログに寄せられたコメントもいっしょにしての感想が含まれています。とくに民族蔑視に関してのこのブログでのコメントに対して私はそうとうな違和感を抱いています。アジア全般の歴史認識や差別問題と、創価学会の問題を安易につなげるのはとても危険な事だと思いますし、私がこのブログで提示している問題とはまったく次元の違うものと考えています。ですから乾河原さんが私が民族蔑視をしているような認識を持たれるのは心外です。乾河原さんが指摘されている箇所
>荒らしの人「…池田大作と幹部の大半は在日である事。(学会旗の三色は韓三色)本尊は日蓮正宗のものを都合よくコピーした偽物だという事…」
は、私がそう言っていることではありません。どなたかが「ネットで調べてみたらこんなことが載っていた」と書かれていただけです。その内容をうけて
>なぜ韓国が問題になるのか、それが全く解りません。
といった質問はスジ違いではないかと思います。さらに言えば、ここでは取り上げるべき問題ではないことを述べた上で言いますが、日本と韓国との国際関係や歴史認識、在日と呼ばれる方々についての日本社会での問題は、ご自分で勉強されたほうがいいのではないかと思います。
>なぜ韓国が問題になるのか、それが全く解りません。
という乾河原さんの言葉からそう思いました。少しでも勉強すればおそらく認識が変わると思います。私が言えるのはそこまでです。念のためこのブログとはいっさい関係ない事を申し上げておきます。

③『洗脳、マインドコントロール』について。
これについての答えは長くなりそうです。というか言いたい事が山ほどあります(笑)。ですがすみません、仕事がたまっていて、朝までにやらなくてはいけないことがタイムリミットなので、続きは後日ということにさせてください。
これについてはとりあえずひとことだけ言っておきます。私としては創価学会の組織運営にマインドコントロールの要素がないという根拠を逆に示していただきたいくらいです。たとえば「学会の信仰をやめると地獄に堕ちる」この創価学会幹部が指導という名目で会員に言い放つ言葉で、どれだけの人が苦しんでいるか、これがマインドコントロールでなくして何なのかを教えていただきたい。百歩譲って、これがマインドコントロールではないとして、この言葉で多くの会員を実際に苦しめている実態に対して、乾河原さんは学会に非はないとお考えでしょうか。これは是非乾河原さんにお訊きしたいです。
 
長々と生意気なことを申し上げてすみません。でも私なりに真剣にお答えできる範囲で書いたつもりです。単なる言い訳ととらないでください。ここにはいろんな方が来られて、さまざま意見を書かれます。立場も様々です。ほとんどの方がお互いにリアルを知りません。極端な考え方の人もいれば、すばらしい卓越した人生観から言葉を紡ぐ方もいらっしゃいます。中には言ってはいけないような事を無自覚に言ってしまう方もいらっしゃいます。このブログの趣旨に賛同して、普段はとても内向的な方がたいへんな勇気を振り絞って素直な気持ちを懸命に語ってくださる方もいらっしゃいます。そうした様々な方の意見を、あたかも一人の人間の発言であるかのように捉えれば、どれだけでも矛盾や疑問はわいてくると思います。逆にそうした見方で矛盾を指摘されるのはいいがかりとしか受けとれなくなります。たとえば上記でいえば「民族蔑視」についてです。このブログの中でもどういう立場の人が言った言葉が、乾河原さんにとってどのように受け取ったのか。それに対して乾河原さんはどのように考えるのかということをはっきりした上での質問であってほしいと思いました。そのあたりが乾河原さんの気持ちの中で曖昧にしたまま質問されるので
>「陰謀論」、「洗脳」、「民族蔑視」等なんだか面白半分の『対話を求めて』ですが、どういう『真実』の『対話』を求めているのでしょう?
といった言葉が出てくるのではないでしょうか。
乾河原さんの質問のうち「陰謀論」と「民族蔑視」については、はっきり言って私にとっては「いいがかり」です。「洗脳」は事実関係を提示する事で明らかになると思われます。「学会は宗教ではない。みんな騙されている」は、私の数十年にわたる経験の結果見いだされた確信です。これもこのブログや他のサイト等を通じて数ある事例を示す事で納得いただけるかと思います。

最後にひとつ私から乾河原さんにお訊きしたいのですが、乾河原さんがここでの対話を通して、もし学会の矛盾に気づかれたとします。もしもの話ですよ。そうした場合に「私なら即上層部に話を持って行きどういうことか糺す作業をします。」と言われるごとく、ほんとうにそうされますか?そして本当にそうしたとして、学会はどんな態度をとると予想されますか?またこんなことを過去に誰もやった事がないと考えでしょうか?
4つも年上の乾河原さんをつかまえて、こんなことを言うのはたいへん恐縮ですが、乾河原さんはやはり創価学会に対する認識が甘すぎると思います。甘いというより知らなさすぎです。このブログも何度も読まれたそうですが、あまり信用されていない、むしろそうとう懐疑的な眼でしか見られていないように感じます。もちろん強要はしませんが、心ある方の文章は読めばわかります。ここにコメントを寄せられる方でも、かなり頭をかしげる事を言われる人もいます。同じ読むにしても、そこまでしっかりと読み込んでいただければ、上の質問のおおかたの部分は解決するのではないかと思います。

私以外にも乾河原さんの質問にきちんと答えてくれる方がたくさんいらっしゃると思います。おそらく真剣に答えてくださると思います。ですから

>「陰謀論」、「洗脳」、「民族蔑視」等なんだか面白半分の『対話を求めて』ですが、どういう『真実』の『対話』を求めているのでしょう?もしお答えしていただければ、幸いと思います。

などと言った表現は慎んでいただきたいと思います。私は乾河原さんがおそらく真面目に質問をされていると信じています。しかし、もし私がそれに対して「あなたも面白半分に軽口たたかないでくださいね??」などと茶化したとしたらどんな気持ちですか?こんな無神経な言葉でまともな対話を否定しているのは乾河原さんではないでしょうか。
このブログは名もない一人の創価学会員のつたないひとりごとかもしれません。しかし面白半分ではじめたわけではありません。断じてありません。53年間の自分の人生をどうやってつじつまを合わせられるのかを毎日毎日考えあぐねての行動です。面白半分で自ら自分の仕事を犠牲にしながらこれだけの時間を割く53歳の人間がどこにいますか。乾河原さんも面白半分の暇つぶしでここまで書いたわけではないでしょう。そうした互いの存在を認めるところからしか対話は始まらないと、私はこのブログの冒頭から何度となく申し上げているとおりです。
今後、このブログで乾河原さんとの意義ある対話が続きますよう、よろしくお願いします。

なお、時間がなくてとりあえず一気に書きなぐったものなので、誤字脱字などあるかと思いますが見逃してください。

 


解説
シニフィエさん、まずは「学会活動を続けている方で、やっとノーマルな感性の方と出会えた」と乾河原さんの登場を喜んでいます。
シニフィエさんは、乾河原さんの立てた項目について、丁寧に回答しています。

①「学会陰謀論」について。
④「民族蔑視」について。

この二つの項目についてのシニフィエさんの対応は、私も納得できるものでした。

初期のころコメントが消えてしまったことについては、たんなるブログの不具合だったわけで、それをもって「学会陰謀論」と騒ぎ立てた参加者の発言は、軽率だったといえるでしょう。
しかし、創価学会の行ってきた数々の陰湿な犯罪行為については、シニフィエさんの指摘した通りだと思います。
「民族蔑視」は、シニフィエさん自身の言葉ではなく、参加者のコメントなので、シニフィエさんも対応に苦慮されています。
しかし、参加者による「池田大作と幹部の大半は在日である」というような発言は、乾河原さんの言うように、あきらかに不適切であり、そのようなコメントを受け入れるシニフィエさんにも問題があったと言わざるをえません。

②「学会は宗教ではない。みんな騙されている」について。
これは、シニフィエさんと乾河原さんの間で意見が分かれるところでしょう。
「創価学会は宗教ではない」とシニフィエさんは言い切りますが、私としては、創価学会の信仰で救われる人が一人でもいる以上、そうは言い切れないと思います。
でも、かねがね創価学会組織にはウソが多いと思っていますので、創価学会員の一部は創価学会に騙されていることは、私も認めます。

③『洗脳、マインドコントロール』について。
これも、シニフィエさんと乾河原さんの間で意見が分かれるところです。
「学会の信仰をやめると地獄に堕ちる」という創価学会幹部の指導は、やはり問題でしょう。
MCと言われてもしかたないと私も思います。

獅子風蓮