明るく正しく強いブログ

朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

すべての飲食店に感謝をこめて その5

2021年11月10日 | 飲食店まとめ
先月の第4弾に続き、緊急事態宣言明けに訪問した、お気に入りの飲食店を、訪問した順に紹介。
10月25日からは営業時間の規制もなくなり、徐々に以前の生活が戻りつつある。
おかげで、最近はついつい飲みすぎてしまい、先週末は久しぶりに、吐くほど泥酔しちまった。
ただし、その理由は営業時間の延長ではなく、母校野球部の惨敗だったりして(怒)。
今回のテーマは「飲食店への感謝」なので、とりあえずハナシを進める。

最初のお店は、武蔵村山の中華食堂『弘華飯店』。近くには『シャトー洋菓子店』や大盛中華の『忠豊』もある。
注文したのは“大肉(チャップ)シリーズ”から、「大肉炒飯」950円を。 


まずは上に盛られたチャップ=豚肉揚げでビールを飲み、あとから下のチャーハンをいただく。


濃厚なチャップとの相性を考慮したのか、薄口に味付けられたチャーハンがウマく感じた。
そういえば、以前ブログで紹介したとき、立川で出前専門店として営業していた時代について、
「競輪好きの店主は、出前で受け取った代金を持ち帰らず、立川競輪場に向かったのでは」と記したのだが、
本人に直接たずねたところ、「出前専用の人を雇っていたから、オレは行ってないよ」とのこと。
言われてみれば、唯一の調理人である店主が、長時間店を空けるはずがない。
「これは失礼しました!」と謝罪したら、会話を聞いていたおばちゃんがすかさず、
「この人が(店の)レジからお金持って競輪に行ったのは1度だけ」だって。1度あるんかい(笑)!
機会があったら一度、おじちゃん店主と一緒に、立川競輪に行きたいねえ。

お次は地元立川で、友人と飲んだときに利用したお店を。
1軒目はモノレール立川南駅からほど近い、メニュー豊富な居酒屋『竹や』
相変わらず焼酎濃いめの「ホッピーセット」を、各種おつまみでグイグイ飲み干す。
頼んだのは、未知のメニュー「スパムのチーズポテト焼き」550円(くらいだと思った)や、


季節メニューの「カキフライ」700円。自家製のタルタルソースもおいしい。


以前は朝5時までだった竹やさんだが、現在は0時まで。真夜中の高カロリー料理が好きだったのになあ。

続いて同じ立川駅の南口にある、野球ファンが集う居酒屋『野球鳥』へ。
店内TVでは、店主夫妻がひいきにしているソフトバンクの試合をやっていた。
私は「ウーロンハイ」、友人は「焼酎ロック」を注文し、ツマミは「日向鶏もも」180円、「国産つくね」150円を2本ずつに、


「博多もつ鍋 味噌味」1580円を2人前。腹一杯になり、シメの麺類などにはたどり着けず。


現在は23時までの営業。もし、ひいきのオリックスが日本シリーズに出場できるならば、
こちらのお店で観戦したいけど、私が観戦していると、あいつら負けるからなあ

続いては、このブログでは初期の頃に紹介した、阿佐ヶ谷を代表する居酒屋『川名』
ノンアル営業が解除となり、先輩たちと訪問。店主夫妻ふたりで、元気に営業していたよ。
串焼は1本120円~。左から「つくね」「鳥にんにく」「豚レバ」「かしら」「若鳥」。


先輩が注文した「まぐろぶつ」は、価格は忘れたが500円以下のはず。その割には豪華仕様!


バナナとラズベリーが付くのは、生モノが苦手な私にはありがたいよ。
いつもこうなのか、先輩が常連客ゆえのサービスなのかは不明。

それから数日後、九段下のとある店で飲んだあと、神保町に移動し排骨担々麺のお店『五ノ井』へ。
閉店時間は21時に戻ったはずだが、私が到着した20時にはもう、女将さんが閉店準備をしている!
あわてて「今日は終わりなんですか?」とたずねたところ、「排骨がなくなってしまったので…」とのこと。
お店名物の「排骨」が売り切れたのならば、早じまいもやむを得ない。
ちょっと前に訪問したときは、画像の「つまみ排骨」550円と、台湾の肉味噌「肉燥(バーソー)」350円(左上)で飲み、


シメに「ちゃーしゅう担々麺」1100円を頼み、


サービスのご飯に排骨、肉燥、ちゃーしゅうなどを乗せる「五ノ井スペシャル丼」を作成。


見た目やネーミングはさておき、ウマかったのは間違いない。もちろん、担々麺も全部たいらげた。

五ノ井では店主夫妻に挨拶したのみで、そこからさらに歩き、御茶ノ水駅北口の『こうや麺房』へ。
オーダーしたのは「青島ビール」570円(ザーサイ付き)と、


名物の「皿ワンタン」800円に、味付玉子「醤蛋(じゃんたん)」110円を。青島&ワンタンは定番のセットだ。


ワンタンは1人前10個から8個に減ったが、相変わらずの美味。やっぱりワンタンはこうや系だな。
現在は麺類が主体で、おつまみメニューの提供は、ほぼ中止している様子。
私は皿ワンタンor雲吞(スープに入った状態)がある限り、こうや麺房に通い続けるけどね。

数日後、前回の第4弾で完売のため食べられなかった、一橋学園駅近くの『むぎきり』に待望の入店。
注文したのは、食べたことのなかった「カレーうどん」900円。


こちらの店独自の、舌の上で踊るような麺が、熱々のカレー出汁とねっとりと絡む。
あと、通常は熱いお茶だけの提供なのだが、カレーうどんに限り冷水もついてくるのが嬉しい。


次回はいよいよ、こちらの最高価格である「特天ぷら」うどん2000円~を食べるとしよう。
万年金欠の私としては、2000円のヨコの「~(から)」表記が気になるねえ。

むぎきりで食事をしたのならば当然、お隣の『なにや』にも寄らなくては。
酒類も解禁されたので、びんビール600円を名物の「手打三色大餃子」1個180円×2と、

※大きさ比較のためメンマを置いた

以前、見知らぬおっさん客が注文していた、「“豚角煮麺”の角煮だけ」をマネしてみた。


魚粉をまぶしたメンマも付く、ほど良い厚さの豚角煮は、ビールのお供に最適。
裏メニュー的なこちらの商品は500円。伝票表記は「□煮単品」だった。昭和チックで格好いいな。
ウマいウマいと飲み食いしていたが、常に私の視界に入る、厨房内のチャーシューが気になって仕方がない。


会計時にたまらず、「あの、厨房にあるチャーシュー買えますか?」と店主に相談。
全4種あった完成直後のチャーシューの中から、店主にオススメをたずね、
「こんなの2度と作れない!」と絶賛した、下記の商品を購入させていただく。


お会計は100グラム350円扱いで、930グラムあったので3250円。 ※10円以下切り捨て
帰宅後、さっそくつまみ食いしたが、3000円チョイでは申しわけないほどの絶品であった!

別の日には分倍河原へ足を運び、私の出身大学である(ウソ)、焼肉店の『ホルモン大学』へ。
残念ながら、すでに予約で一杯らしく入店できず。やはり席予約は必須のようだ。
お父さんお母さんが「ごめんねー」とお詫びしてくれたので、「また来ます」と告げて退散。
せっかくなので、だいぶ前に食べた、焼肉+ニンニク+生玉子+ご飯の画像と、


無性に飲みたくなった「コーラ」170円の画像を載せておく。久々の瓶コーラ、ウマかったなあ。


ホルモン大学がダメでも、すぐ目の前に、博多ラーメン居酒屋『しょうちゃん』がある!
長期間、昼間営業のみだったようだが、夜営業も再開したことだし、久々の訪問。
まずは、私が勝手に“しょうちゃん名物”に認定している、甘口「味玉」を2個と、


新商品の「博多もつ鍋」1100円で、キリンラガービールを飲む。 ※玉子はあとから加えた


もつ鍋は、ひとり飲みには適量。スープはラーメンとは違い、豚骨ベースではなかった。
拙ブログで以前、「九州産の甘口醤油を使っているようだ」と記した、こちらの絶品味玉だが、
以前、店主に聞いたところ、「九州醬油は高いので…普通の醤油に砂糖を加えています」だって。しまった!
でも、正直に明かしてくれるとは、さすがは私と同じ「しょうちゃん」(ただし、名字は正田ではなく庄司さん)。
あと、この日は飲んでる最中、女将さんが話し相手になってくれてありがたかった。
シメは「博多豚骨ラーメン」700円に、これまた新トッピングの「マー油」80円を追加。


別皿提供も可能なので、最初はいつものラーメンを味わい、あとからマー油を加えたところ、
一気にスープが真っ黒になってしまった。  ※もつ鍋と同じく、玉子を追加


元の味に影響を与えるので、マー油が大好きな方以外は、全部入れるのは避けた方がいいかもしれない。

最後は、もうすぐ開店8周年を迎える、東村山市の手打ちうどん店『こげら』
この日は食事だけでなく、8周年記念グッズとして発売した、Tシャツを受け取るために訪問。
立川からバスで向かうが、途中で“”マンシュウぎょうざ”の『満北亭』砂川九番店を通る。
以前は、夜間照明が消えており、「つぶれてしまったのかと心配になった」くらい暗かったが、
現在は下記画像のように、ちゃんと点灯しているので、ファンの皆さんご心配なく。


ハナシは戻って。こげら到着後にオーダーしたのは、最近の裏メニュー「汁玉」400円。


まず丼に生玉子を入れ、さらに釜揚げして冷水で締めない、熱々の柔らか麺と、温かいかけ汁を注ぐ、
昭島と武蔵境にある『大山家』の「とき卵ラーメン」のような作り方で、「釜玉」と「かけ」の双方を味わえる商品だ。

食後は、先述した記念Tシャツを受け取る。私が買ったのは、「太麺が好き」シャツ。

※通常2000円、3Lは2200円

太麺使用店ならではのデザインだが、体型が太目の私が着ると、恥ずかしいかもしれない。

以上、最近再訪したお店を中心に紹介してきたが、その一方で、新規開拓もしている。
世の中には、私の知らない良店が、まだまだ存在していることがわかったよ。
すべての飲食店に感謝! したところで、今回はおしまい。
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すべての飲食店に感謝をこめて その4

2021年10月12日 | 飲食店まとめ
もはや、続けている理由がわからなかった緊急事態宣言が、10月1日にようやく解除。
今回は、昨日まで(書いてる途中で一昨日になった)の10日間で、飲酒&食事を楽しんだお店を、一挙に紹介する。
どのお店も、私が愛してやまない名店ばかりである。

解除初日は、どのお店も客が殺到しそうなので、どこに行くか迷っていたところ、
私と違い、ちゃんと働いている友人から「会社半休取った。今から飲もう。立川に行く」というメールが届いた。
来てくれるのなら地元で飲もうと、15時半頃に合流し、駅北口からすぐの場所にある『ビーフキッチンスタンド』へ。
この日から営業再開のはずだったが、準備中の様子。店員さんに聞いたら「16時からです」とのこと。
ならば、近くの店で1杯だけ飲み、開店時間を過ぎたらまた来ようと思ったのだが、
その店を友人が気に入り「ここで飲み続けよう」となり、ビーフキッチンスタンドには行かずじまい。
せっかくなので、別の日に友人と飲んだときの画像を載せておく。


クリームパンケーキ、ポテトフライ、馬刺し、オニオンスライス。どんな組み合わせだよ。
友人が気に入った近くのお店だが、調子に乗って飲みすぎてしまい、お会計は1万4千円だって。


一度消してから書き直しているのが怪しいので、レシートをもらって確認したら、間違いないみたい。
ただし、帰宅後に再確認したら、一部のツマミが重複していた。無論、お替わりなんてしていない。
微々たる額だけど不愉快である。店員の態度を含め、どうも立川の居酒屋は、不満が残るケースが多い。

帰宅する友人を駅で見送ったあと、この日が10月1日=テンイチの日であることを思い出した。
『天下一品』の立川店に行ってみたところ、今年は無料券配布がないからか、まったく行列がない。


店内も空いていたので、久々に入店し、「こってり」790円の特大+300円をオーダー。

※わかりづらいが、特大=麺2玉である

テンイチの日ゆえ、クジでも引けるのかと思ったら、公式アプリをダウンロードしないとダメらしい。
私みたいな、アプリが理解できないアナログおやじは対象外か。おのれテンイチめ!
解除初日は結局、ブログタイトルのような「飲食店に感謝」することもなく、不本意なまま終了。

後日、夕方から阿佐ヶ谷にある、焼きトンとウナギ串焼きのお店『ふみ屋』へ。
宣言中はテイクアウトのみの営業で、1日から店内営業を再開したそうだ。
ほぼ毎回頼む、ウナギの「短冊」「クリカラ」各385円と、


焼きトンの「レバー(ネギ塩ごま)」170円と普通の「レバー」145円を、「ホッピーセット白」440円で流し込む。


ふみ屋さんの焼酎は濃く、グラスの7割くらい注がれる。何度かお替りしたら、すぐに酩酊してしまった。
もう1軒寄る予定だったので、泥酔する前に退散。酔い覚ましに隣駅の高円寺まで徒歩で移動。
目的のお店は、「餃子の大将」を自称する私が、もっとも好きな餃子店『赤天』
ここも、宣言中はテイクアウトのみだった様子。過去には何度か持ち帰って食べたが、
やはり、マスターが焼いてくれたものを、その場ですぐ食べるのが一番ウマい。
さっそく、「餃子」250円2人前と、「ビール」中びん500円を注文。昔からずっと、メニューはこのふたつだけ。


久々の赤天餃子は、食べた瞬間、感極まり涙ぐんでしまうほど(本当)ウマかった。

その翌日は、さっきとは別の友人と清瀬で飲むことに。
場所は、多摩地区では屈指の「日が沈む前に飲める」店、『みゆき食堂』だ。
清瀬駅は、JR新秋津駅から西武線秋津駅に徒歩で移動し、電車でひと駅。
秋津では当然、激安立ち飲み店『野島』の前を通る。0次会も考えたが、待ち合わせ時間に遅れそうなので断念。
テイクアウトのみから通常営業に戻った野島さんは、以前ほど密ではないが、やはり大勢の客で賑わっていた。

※以前食べた「かしら」「つくね」「レバー」。最近はオール100円になった様子

そして、清瀬のみゆき食堂さんも、宣言中はノンアルコール営業をしていたらしい。
相変わらず、客が次から次へとやってくるし、メニューも少し増えたような気がする。
以前はお店の方が持ってきてくれた、隣の『佐賀屋』さんの焼鳥は、セルフサービスになり、
お皿を渡された客自身が、焼き場の店員さんに注文し、その場でお会計も済ませる。


「レバー」「ひな鳥」「つくね」「かしら」、すべて1本120円。どれも間違いのないウマさ。


店内に戻り、いろいろとおつまみを注文したが、この日のヒットは「アジフライ定食」500円の単品。


ふっくら肉厚なアジフライが4個。もちろん臭みなどなく、味も良好。
価格は不明だが、定食が500円だから、おそらく300円台。安すぎ!
飲み物は、最初は「びんビール」400円で、2杯目からは「ホッピーセット」400円と「中身」200円。
ここも焼酎が濃いのだが、この日はいつも以上に中身の量が多い気がした。


案の定、ふたりともベロベロになり、解散後は友人が西武線、私はJR武蔵野線で寝過ごした(苦笑)。

翌日は、営業再開した一橋学園『なにや』へ、我が家の食卓に欠かせないチャーシューを買いに行った。
みゆき食堂さんの酒が残っていたため、家を出るのが遅れ、到着したのは13時過ぎ。
同じく1日から再開した、お隣のうどん店『むぎきり』は、この時間では当然「終了です」の看板が出ていた。


なにやさんは「今のところ 夕方の営業ありません」とのこと。


入店すると、前日に予約していたチャーシューが、すでに用意されていた。この日は100グラムあたり350円。


しかも、「これ、少しだけどサービス」と、シャインマスカットもいただいてしまった。
シャインマスカットの価格を知らなかった私は、あとで値段を聞いて驚き、食べたらウマかったので2度ビックリ。
久々の「なにやチャーシュー」も、やはり格別のウマさ。「サッポロ一番」も、ごちそうに早替わりだ。


なお、この日は近くの『きっちんコバヤシ』で「オムライス」550円を食べた。


酒類販売が解禁されたため、ビールの注文はOKだと思うが、先述したように二日酔いのため、遠慮しておいた。

また別の日は、西武線八坂駅近くの中華食堂(詳細はこちら)で一杯やったあと、
40分ほど歩き、東大和市駅近くの串カツ屋さん『串寅』へ。

1日から営業再開したようで、女将さんは「久々だったから初日はさすがに疲れた」と語っていた。
前の店で飲み食いしてきたので、軽く飲んで串カツを数本食べて帰るつもりだったが、

※左から紅生姜、ハムカツ、串カツ、価格は120円~150円

酒がすすんでしまい、ついつい「もつ煮込み・温玉入り」まで頼んでしまった。価格はたぶん500円くらい。


お行儀悪いが、串カツを付けて食べたり、黄身ちゃんをキャベツですくったりして、最後の一滴まで飲み干した。


次回は、もっとお腹を空かせた状態で行くつもりだ。

また別の日は、荻窪で飲んだ。まずは『春木家本店』で、一杯やってからお蕎麦でシメようと思ったら、
またまた臨時休業に遭遇。何度も書いてきたが、日頃の行ないが悪い私にはよくあることだ(涙)。

※酒類提供は再開した模様

なので予定を変え、すぐ近所の中華食堂『啓ちゃん』へ。
注文したのはもちろん、「世界一ウマい」との噂もあるKTI=「木耳玉子炒め」650円だ。

※お店での表記は「木耳玉子」

相変わらずのウマさで、解禁されたホッピーセット400円がゴクゴク飲める。
ちなみに「世界一」の噂の言い出しっぺは私自身だ。日本から出たことないくせに。

帰りはやはり近所にある、ちょいバル「グレートスコット!」で、軽く飲んでいくことに。
1日以前はノンアル営業をしていたグレスコさんでは、「モリンガハイ」の大ジョッキ1100円と、
新作おつまみの「ハムとたまごのカレーマカロニサラダ」440円をオーダー。


上記の画像ではわからないが、ここも焼酎は異様に濃いため、2杯飲んだらベロベロになってしまい、
荻窪駅ホームのベンチなど、帰路では3ヶ所で寝込んでしまった(恥)。


9日は八王子球場で、母校野球部の試合を観戦。
試合後は、お目当ての飲食店が中休みの時間になってしまったので、電車で豊田駅に移動し、『ふじ』で昼酒…のはずが、
お店が閉まっている。中休み? お店のツイッターによると、翌日から旅行らしいので、早じまいしたのかな。
せっかくなので、ノンアル営業の時期に食べた、「チャーハン」600円を紹介しておく。


細かく刻まれた人参など、家庭的なようで、やはりプロの腕を感じさせるテイストであった。

一昨日の10日は、三鷹駅近くにある、中華そば『江ぐち』の味を受け継いだ、人気店の『みたか』へ。
こちらは、ラーメン店なのにビールを飲む客が多く、酒類解禁を喜んだ常連客は多いはず。
おつまみは「焼豚」(チャシュー※お店の表記)と「竹の子」(メンマ)くらいだが、いろいろと裏メニューがあると、最近知った。
なので、まずは「ビール」500円と、裏メニューのひとつ「ワンタンをお皿で」を頼んでみた。
ラガーの中瓶を飲みながら、調理の様子を眺めていると、ワンタンを茹で、タレとネギを乗せる程度かと思っていたら、
スープや具材なども入った状態の商品が出てきた。


たっぷりのネギの他、ちゃんとメンマや焼豚も! これでは「ワンタン」550円のスープ少なめではないか。


メニューにないので価格は不明だったが、お会計時に400円と判明。安いしツマミにも最適だよ。
ビールを2本飲み終わり、またまた裏メニューの「油そば」を注文。常連客は「アブラで」と頼んでいた。
要するに「ラーメン」の汁なし版で、どの麺メニューでも+100円で変更してくれる。
私のオーダーは、ラーメン500円+油そば変更100円+卵50円で650円。
+100円でも、炒めもやしが入ったり、油の量も多く、後述するがスープも付く。お店の儲けはなさそうだ。
こちらが、裏メニューの油そば+卵だ。他店の汁なし麺と同様、よ~く混ぜてから食べることに。


みたか独自のコシのある麺が、ラード主体の油と絡み、ワイルドな味わいに。
スープがない分、味も濃く感じるので、ビールのつまみにもなりそう。
ある程度食べ進めたら、つけ麺のように割りスープがいただける。
店員さんが大きなお玉にスープをすくい、丼の上で傾け、客が「ストップ!」と言うまで注いでくれるスタイルだ。


卵を少し残しておいたので、かき玉スープのようであった。ちょっと油っこかったけど(笑)。
いろいろワガママを言ったけど、店員さんたちは快く応じてくれる。
私が知る限り、みたかさんの接客の素晴らしさは、ラーメン店でトップ3に入る。
なお、これら裏メニューの注文は、忙しい時間帯はできないこともあるそう。
ちなみにこの日の昼間は、1時間待ちの客もいたらしい。スゲエ繁盛店だ!

以上、営業や酒類販売を再開した名店を紹介してきたが、お気に入りのお店には解禁前も通っていた。
たとえば、吉祥寺の『うどん白石』。1日からは酒類提供と、土日だけ夜営業を再開。
10日の夜に行く予定だったが、昼に売れすぎたらしく臨時休業に。
先日は昼間に訪問し、期間限定メニューの「ピリ辛肉つけうどん」970円を食べた。


実際の商品はこちら。たっぷりの海苔にラー油入りのツユは、ソバの有名店『港屋』さんみたいだね。


左端に写っていたのは、平日ランチタイム限定の「卵かけごはん」250円。


白石さんの生玉子はウマいので、TKGも当然、美味であった。

また、立川で一番好きなラーメン店『パワー軒』では、「塩豚骨らーめん」780円を、
たぶん15年ぶりくらいに大+200円でオーダー。麺の量は並が150グラム、中が250グラム、大だと350グラムだって。


横アングルはこちら。一瞬ひるんでしまう、圧倒的な量である。


麺だけでなく具材も明らかに増えている。なんとか食べ切ったが、今後は「中」までにしておこうと決意。
あと、以前のように「味玉」100円と、不定期販売の「角煮」250円でビールを飲みたいね。

そして、立川の老舗中華食堂『四つ角飯店』では、つい先日、
「餃子」と「水餃子」を同時にオーダー。価格は水曜日の5の付く日だったため、どちらも半額の165円。


そして、ビールやウーロンハイを我慢し、「中華丼」680円も頼んでいた。全部合わせても1010円。安い!


上の写真では大きく見えない中華丼も、実際はかなりの大盛である。


なんか、水餃子のスープがウマくなった気がする。味を変えたのかな?
あと、店員さんたちの接客がさらに良化していた。ロクデナシ店員がいた旧店舗時代が懐かしいよ。

以上、一昨日までの10日間で訪れたお店+3店を紹介してみた。
ここまで、いつも以上にダラダラと長かった理由は、今回のブログが通算300回だったから。
読者の皆さん、ありがとうございます。今後も拙ブログをお願いいたします。

そうだ、飲食店の皆さんにも「いつもありがとうございます」と伝えなくては。
今回紹介したお店以外にも、最近ご無沙汰しているお店や、これから行こうとしているお店も全部含め、
すべての飲食店に感謝!

ただ、今日12日から3日間は、夜は出歩かず自宅にこもり、オリックス-ロッテ戦を観戦予定。
私の計算では、1勝1敗1分以上でオリックス、負け越せばロッテにマジックが点灯するはず。
負傷離脱した吉田正尚の分まで、頑張れオリックス・バファローズ!
※追記 楽天の存在を忘れていた。1勝1敗1分でもマジックが出ない可能性あり
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八王子球場観戦後のランチ

2021年07月29日 | 飲食店まとめ
東京オリンピックの陰(?)で、ひそかに日程を消化している夏の高校野球
すでに代表校が決まっている県もあり、私が注目する西東京大会は、昨日の7月28日に準々決勝を実施。
第一シードの母校日大三は、順当に勝利を収め、ベスト4進出を決めた。

※試合後の校歌演奏。校歌斉唱は時勢により禁止

試合の詳細などは後日改めるとして、今回は母校が試合をした、八王子市民球場の帰りに食べたランチを紹介する。
最近は、ネーミングライツで「スリーボンドスタジアム八王子」なんて呼ばれているようだが、
私は以前からの呼称である「八王子球場」で、今後も表記を統一する。
知らない方のために説明しておくが、球場は八王子市の冨士森公園内にあり、アクセスはよろしくない。
一番の最寄りは京王線の山田駅だが、この路線を走る電車自体が、東京にしては少ない(昼間は1時間に3本)。
JRでは西八王子駅が近いが、それでも徒歩15分ほどかかるし、八王子駅からはバスもあるが本数は少ない。
なので私は、毎回八王子駅から片道20分以上の距離を往復している。春や秋はともかく、真夏の炎天下はきつい。
今回のランチも、八王子駅付近の店舗、つまり球場からは全然近くない場所ばかりで、
八王子球場近辺のお店を探している方には、あまり参考にならないと思う。スマン。

今大会の日大三は、八王子球場で4試合を戦った。ただし初戦は、試合開始直前の降雨により中止となったため、
選手も我々ファンも、計5回球場に足を運んだ。つまり、今回紹介するランチも5食分である。
初戦中止後に訪れたのは、京王八王子駅の近くで最近オープンした『長浜らーめん』


こちらは八王子に本店があり、相模原などにも支店がある、豚骨ラーメン屋さんである。
似たような店名が多いため、看板の文字から「NAGAHAMA」と、ローマ字表記して区別することも。
本店は、以前はもっと球場から近い万町=現在、有名ラーメン店『もつけ』がある辺りに店舗があり、
今から20年以上前は、深夜に行列ができるほどの人気を誇り、私も熱心に通った。
その後、徒歩では行けない場所に移転したため、野球観戦の帰りに行けなくなってしまった。
今回訪れたお店は、どうもNAGAHAMA本店とは無関係らしいが、似たようなラーメンが食べられるとのこと。
期待しつつ、券売機で「長浜らーめん 塩」650円と「味玉」100円の食券を購入。
数分後、出てきたのがこちら。キクラゲが千切りでないのが特徴。


博多長浜ラーメン風の細麺と、豚骨に魚介風味が合わさる、博多長浜とは異なるスープは相変わらず。
コクがちょっと足りない気もしたが、それでも好きな味なので、「替玉」を注文。


ラーメンは少し値上げしたけど、替玉は今も昔も100円。チャーシューの端っこ部分のサービスも嬉しい。
昔は、必ず2回は替玉したけど、この日は苦しくなったため1回で退店。トシとったなあ。

【八王子ラーメン】といえば、世間的には「刻み玉ねぎが乗った醤油ラーメン」だろうし、
現在の八王子には、さっき名前出した『もつけ』や『大安』など、いろいろ名店もあるけれど、
私にとって八王子ラーメンとは、『桜島』(閉店)、『壱発』、『NAGAHAMA』の3店なんだよね。
「そのとおり!」と同意してくれる方も、世の中にきっといる…はず。
NAGAHAMAについては、そのうち拙ブログで語る予定だ。※紹介ブログは→こちら

母校野球部が改めて初戦を終えたあとのランチは、これまた京王八王子駅に近い『武州しこめん』
武州=武蔵野うどんのお店だが、お酒やそば、創作メニューも豊富なようだ。※酒類提供は現在休止
高温の中を歩いてきたので、店内にあったウチワを拝借。


注文したのは、お店オリジナルの「狐の嫁入りうどん」850円。


武蔵野風と聞いていたが、太く硬いうどんではなく平打ちの麺で、私の好きなタイプであった。


なお、商品名の由来は、丼の中央にあったお揚げの中に玉子を入れたモノ。私の好物でもある。


居酒屋のメニューでたまに見かける「玉子入りきんちゃく」だが、
お揚げ=キツネ、玉子=お嫁さんで「狐の嫁入り」とは、なかなか小粋なネーミングではないか。

次戦以降は、母校の勝利を願い「カツ」を食べ続けた。
まずは、八王子駅北口からすぐの『ほし野』へ。店の前は何度も通ったことがあったが、入店は初めて。
「とんかつ定食」は600円と、専門店にしては破格。しかも、つい最近まで500円だった模様。


おまけに、ご飯大盛無料なのもありがたい。喜び勇んで、「とんかつ定食・ご飯大盛」を注文。
少し待ったのち、到着。ランチタイムは揚げ置きらしいが、私のは運よく揚げ立てであった。


ご飯は確かに大盛だが、お茶碗が小さいので、300グラムくらいかな。


とんかつは、そんなに分厚くないけど、600円にしては上等だ。


コロナ禍ゆえ、店内の座席にはすべて、天井から「食事は無口で!」と書かれた札がぶら下がっている。


この日は私も含め、ひとり客ばかりだったので、全員静かに食べていた。むしろ静かすぎて不気味だったよ。
なお、とあるネットサイトで「ソースの容器が汚くて使う気にならず、醤油で食べた」と記していたが、
「ソースだけでなく、醤油の容器も汚かった」と追記しておく(苦笑)。私には許容範囲だけどね。

その次に訪問したのは、八王子駅北口の甲州街道を超えた先の住宅街にある、『グリル エスエム』


こちらは、おじちゃん兄弟が営む老舗洋食店で、30年ほど前からお世話になっている。
店名の由来は、店主のイニシャル(村木愉=ムラキ・サトル?)だと思われ、決していかがわしい店ではない。
久々に訪問したら、入口ドアに「従業員2名、ワクチン2回摂取済み」の貼紙があった。


この日はカレーの気分だったので「カツ カレーライス」1100円の大盛+100円をオーダー。
注文が入ってから、お兄さんが豚肉を叩き、粉を付け衣をつけ、弟さんが味噌汁の具材である豆腐を賽の目切りに…と、
ランチタイムでも、なるべく作り置きしないのがこちらのポリシーだ。
平皿によそられたご飯に、ポークカツ(お店の表記)が盛りつけられ、魔法のランプみたいな銀の容器にカレーが注がれ、
福神漬けなどのセットが配置され、「カツ カレーライス大盛」が完成!


これぞ日本の洋食、言い換えれば「昭和のごちそう」と崇めたくなる見栄えだ。
ポークカツは、ほどよい厚さと脂の乗り具合。半分はカレー、もう半分は卓上のソースをかけて食べた。


懐かしさと美味しさに感動しながら、カツやカレーライスと格闘している最中、
店主が話しかけてくれたので、ご兄弟と少し会話ができた。ふたりともお元気そうで何より。
実はこの日は、カツだけでなく「クリームコロッケ」も注文していた。なんか、以前よりウマくなった気がする。


昭和の有形文化財的名店であるグリルエスエムさんも、いつか拙ブログで改めてリポートしたい。
※しました。→こちらをクリック

最後の5食目は、昨日の準々決勝の試合後。京王線の狭間駅近くにある『そば処 長岡屋』
八王子球場からは徒歩だと推定50分はかかりそうなので、さすがの私も山田駅から京王線を利用。
こちらは普通のおソバ屋さんではなく、デカ盛り料理を提供するお店として、一部マニアから支持を集めている。
人気商品は「カツ丼」で、(並)はロースで900円、(上)はヒレで1300円。ロース好きの私は並を選択。
また、+100円で大盛にできるが、ただでさえ多い通常サイズの倍くらいになるらしいので、自重しておいた。
しばらくして、ホール担当のお姉さんが、冷たい麦茶が入ったポットと、カツ丼並一式を持ってきた。


玉子の半熟具合が素晴らしいカツ丼に、味噌汁、お新香、さらに野菜サラダも付いてくる。
こちらは横からのアングル。味噌汁のお椀は一般的なサイズなので、丼のバカでかさが際立つ。


これで(並)とは、甲子園球場近くの『大力食堂』の「カツ丼(小)」と同様、メニューに偽りアリである。
まあ、大食漢にとっては、どちらも喜ばしい「偽り」なのだが。
カツの幅はご覧のとおり。そこそこ分厚く切られたカツが計6切れ。ややツユだくの仕上がりであった。


しょっぱめの味付けで食が進み、カツ丼もサラダも味噌汁も一気にたいらげた。


繰り返しになるが、味噌汁椀と比べると、やっぱり丼がデカすぎる。次回は大盛に挑戦…は無謀か。
お会計を済ませると、お姉さんがわざわざ出口までお見送りしてくださった。いいお店ではないか。
窓ガラスには、下記のような「ミニ丼と麺類」というお得なセットメニューの貼紙もあるが、


長岡屋さんゆえ(笑)もちろんミニではなく、一般的なお店の通常サイズはあるはずなので注意。

最後に通常の2倍サイズのカツ丼を食べた。カツ×2ということで、我が母校野球部も、
残り2試合もカツ・カツで、ぜひ西東京大会を制してもらいたいものである。
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「具だくさん」の美学

2021年06月02日 | 飲食店まとめ
前回紹介した、西国分寺の人気カレー店『すぷーん』の「具だくさん+ご飯大盛」1160円。


見た目は素晴らしいし、食後の満足感も相当なものだが、私が気に入ったのはネーミング。
スペシャルやデラックス、特選あるいは特別選抜(←これは競輪のレースだ)なども悪くないが、
どんな状態なのか、お子様でも理解できる、具だくさんという商品名は秀逸だと思う。
だいぶ前、テレビ東京系の番組内で、大盛メシを紹介する「大盛りの美学」というコーナーがあったのだが、
今回の拙ブログでは、追加具材の多い料理から、【具だくさんの美学】を表現してみたいと思う。

ブログ右上の検索欄に、「具だくさん」と入力し、過去に紹介した該当メニューを探ったところ、
豚汁、味噌汁、煮込み、五目ソバ、まぜそば&油そば、八宝菜、あんかけ焼きそば、ナポリタン…と次から次へと出てくる。
いくらお気に入りワードとはいえ、さすがに多用しすぎだろう、と反省。
こちらは、新秋津の立ち食いソバ店『木曽路』の「天ぷら+玉子+コロッケ+きつねうどん」530円。


ただ、こちらは天ぷらうどん380円に、50円トッピング(安い!)3種を乗せたカスタム商品で、お店のメニューではない。
あと、自分で注文しておいて書くのもナンだが、あまり美しい盛り付けではないね(苦笑)。
「うどん部門」で、具だくさんといえば、方南町『御利益』の「ざる 天ぷら付き」1100円。
3年前に惜しまれつつ閉店した、こちらのお店の天ざるには、14種15個の天ぷらが付いてきた。


 ※別アングル



うどん自体もウマく、具材の野菜も厳選したものを仕入れていたそうで、まさに美学を感じられた。

「具だくさん」は麺類と相性がよく、ラーメン店では全部乗せというネーミングの商品もよく見られる。
こちらは家系ラーメン・国分寺『武道家』の「全部のせ」1000円。食べたのは今年の元日だ(笑)。
 ※お替わり自由ライス50円付き

ただ、うどんやそばが、コロッケや天ぷらといった、比較的温かい食材を入れるのに対し、
ラーメンの場合は、野菜やチャーシューなど低温食材の方が多いため、「スープが冷めやすい」という欠点がある。
なので、油そばのような汁なしタイプ=東小金井『くじら食堂』の「特製 油そば」980円(注:最近の価格)や、


『立川マシマシ』立川店の「すごい冷やし中華」1000円(同上)のような冷麺系の方が、具だくさん向きの料理といえる。


そういえば先日、お持ち帰りチャーシューを買うため、定期的に通っている、
一橋学園『なにや』で、初めて「冷やし中華」を食べてみた。


自宅でもしょっちゅう食べている、絶品チャーシューが3枚も入るのが嬉しい。
こちらは別アングル。海藻類が多くヘルシーである。価格は日によって異なるが、この日は1500円。


麺は、お店オリジナルのエメラルド色した翡翠麺。冷製なので普段よりコシがある。


以前は、もっと多くの具材でカラフルだったのだが、最近は時短営業のため、仕入れを絞っているのだろう。
下記画像は、なにやファンの知人女性が、3年前に撮影したもの。
 

ブランド品のマンゴーなどを使用しているため、価格は2000円だったそうだ。ウマそうだけどさすがにお高い!
フォローするわけじゃないけど、なにやさんの店内で販売している、チャーシューや豚肉は安くてウマいぞ。

8月28日 重要なコト(?)を思い出したので追記 
なにやさんの「冷やし中華」のタレには、高級砂糖「和三盆」を使用しており、値段が張るのは当然である。
和三盆は店内でも販売していたが、価格が万単位で、私にはとても買えなかった…(涙)。

さて、ここまで「具だくさん商品」をダラダラと紹介してきたが、最近、私がもっとも感銘を受けたのは、
コアなファンが多い立川のラーメン店、『パワー軒』の「全部入り」である。
券売機にボタンは見当たらないが、「全部入り +600円」と記された貼り紙を発見。
お店一番人気の「燕三条らーめん」830円の食券に、現金600円を添えてオーダー。

画像を載せる前に、個人的なボヤキにお付き合いいただきたい。
SNSの影響により、飲食店で提供される商品は、見た目を重視したモノが増えた。
ある意味、具だくさんメニューも、その系統に当てはまるケースが多いが、
中には、明らかに間違ったベクトルへ向かっている店も見受けられる。
具材の組み合わせが悪かったり、そもそも味がイマイチだったり、量が多すぎたり、値段が高すぎたり。
その結果、マズくて、食べ切れず残して、お金を損して、といった不愉快な思いをしても、
投稿した料理画像に「イイネ!」をもらえたら満足、というバカな客が一定数存在するのも事実だ。嘆かわしい。

その点、パワー軒の「全部入り」は、流行りや金儲けには、さして興味はないと思われる店主の、
お客さんを喜ばせたい、という純粋な感情、言い換えれば美学が込められている気がする。
こちらがその、「燕三条らーめん・全部入り」、計1430円の画像だ。


掲載するまで焦らした割には、さほど豪華には見えないラーメンであろう。それは撮影者の私にも原因がある。スマン。
だが、この丼の中には、お店の美学…ではなく、たっぷりの具材が詰まっているのだ。
大きなチャーシューが3枚に見えるが、実際は海苔などの下に、普通サイズも2枚ほど隠れている。
チャーシューの下には、大量のワカメ、キクラゲ、刻み玉ねぎ、左側には半熟味玉も見える。


さらに別のチャーシューの下には、たくさんのメンマと燕三条系らしく背脂がギッシリ!


もちろん、具材の底には熱々のスープと、極太ちぢれ麺が待機している。あと、ほうれん草も少し入っていたはず。


「ほら、ウマいモンたっぷり喰って元気出せよ。値段もまけとくからよ。インスタ映え? 興味ねえな!」
という、店主の誇らしげな声が聞こえてきそうな、具だくさんラーメンである。
なお、上記青字部分は私の妄想なので、本気にしないように。※そもそも、店主はそんな口調ではない
通常バージョンと比較すると、海苔5枚、巨大チャーシュー3枚(実質8枚分)、味玉1個追加。
さらに大量のワカメとキクラゲが加わり、玉ねぎとメンマが倍増されている。メンマは3倍増かもしれない。
これで+600円は破格。そして、おっさんのお腹には過酷(泣)。
頑張って食べたが、ワカメとメンマを少々、そして背脂スープを残してしまった。無念である。

繰り返される緊急事態宣言による自粛要請で、多くの飲食店が苦しんでいる。
お世話になっているお店の売上に、少しでも貢献しようと、昼酒などをやむなく(←ウソ)追加してきたが、
3度目の今回はとうとう、「酒類の提供一切禁止」のお達しが出てしまった。
なので最近の私は、少しでも高額な商品を注文する、というささやかな戦術に方針を変えた。
これを読んでるみなさんも、なくなったら困る、お気に入りの店はあるはず。
そのお店を助けるためにも、ぜひとも「具だくさん」メニューなどを積極的に注文し、お金を落としていただきたい。
それこそ、コロナ禍における、我々客側の美学ではないかね。
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立川駅から徒歩60分圏内の飲食店

2021年03月15日 | 飲食店まとめ
最近ポツポツと発表している、【近所の飲食店を巡る(ただし、近所=徒歩60分圏内)】シリーズ。
私はかつて、減量のため長時間ウォーキングをしていたため、60分程度の歩行は苦にならない。
飲食とお散歩、ふたつの趣味を同時に楽しめ、しかも交通費まで浮き(←ケチくせえ)、至れり尽くせりである。
せっかくなので今回は、私の地元・立川駅から徒歩60分で行ける範囲を紹介してみたい。
こんな情報、誰が望んでいるんだ!? という指摘は、あえて無視する(苦笑)。
なお、私自身はここ数年、泥酔時を除き後続の歩行者に抜かれた記憶はなく、歩くのは早い方だと思う。
また、いいトシこいて路上をダッシュすることもあるし、車が来ないときは、時折赤信号も…(以下自主規制)
まあとにかく、実際は60分以上の時間を要する方もいるだろうが、そこはご容赦願いたい。

今回はJR沿線に絞ろうと思う。まずは中央線の上り方面から。
都内はともかく、多摩地区は駅間の距離が長いため、徒歩60分では、ふた駅先の西国分寺までが限度。
ルートを簡単に説明すると、まずは駅南口を出て、WINS通りを西へ進み、国立駅を目指す。
南武線の踏切を越え、なおも進むと、道路右側に人気中華食堂『癒食同源』
すぐその先、左側のちょっと奥に入った場所には、大盛ラーメン・つけ麺の『日の出屋』がある。

さらに進んでいくと、国立市に入り、国立駅に続いている富士見通りと交差する。
ここの十字路には、昨年開店した『ひもかわ桐生』といううどん屋があったのだが、


いつの間にか芝大門に移転していた。まあ、潰れたわけじゃないようなので、よかったよ。
富士見通りを直進すると、国立駅が見えてくる。ここまで36分くらいか。
駅南口から西へ伸びる細道を歩いていき、私道みたいな公道と階段を上ると、中央線の線路を見下ろす一本道に出る。
ここからは、行き交う中央線を眺めながら、ひたすら西国分寺駅へ進む。到着までだいたい54分。
残り6分で着きそうなのは、この日の目的だった、初訪問の某中華食堂。
約60分歩きたどり着いた、私を待っていたのは、無情の「準備中」札!


出発前に「中休みナシ」という情報を確認したのだが、今の時勢だと変更もあるからね。
門前払いは残念だが、以前も書いたように、日頃の行ないが悪い私には、よくある惨事である(泣)。
予定を変更して向かったのは、駅からほど近いカレーのお店『すぷーん』
近隣住民ならみんな知ってる、常に客足の途切れない繁盛店だが、開店直後でたまたま空いていた。
迷わず入店し、写真の「カツ(とんロース)+玉子」810円を注文。右端の生クリーム模様もいいね!


安くて美味しいこちらのお店も、そのうち改めて紹介するつもりだ。→しました『すぷーん』

続いては中央線の下り。こちらもふた駅先の豊田にたどり着くのが精いっぱい。
立川南口から、多摩都市モノレールに沿って直進し、立日橋を渡ってからはモノレールと逆の右方向へ。
日野駅には向かわず、中央自動車道を通過し、通称百段階段を上り、その後もうねうねと歩いていく。


写真がヘタで申しわけないが、上記地点からの見晴らしは抜群なので、ぜひその目で確認していただきたい。
日野バイパスを超え、中央線の線路が見えてくると、まもなく豊田駅。到着まで約58分だ。
豊田駅といえば、南口徒歩1分という奇跡的な場所にある、食堂兼居酒屋の『ふじ』
先日は、メニューにないかつ丼のアタマ=「カツ煮」で一杯。価格は650円だった。


最近は常連さんの協力を得て、「ふじ食堂」の名前でツイッターを開始していた。
緊急事態宣言下の現在は、閉店時間が早まった分、中休みナシで営業なさっているようだ。

なお、駅向こう側の北口には、出口からすぐの場所に、つけ麺大王グループの『大王亭』がある。


上記看板では、お持ち帰りできる餃子と焼きそばを推しているが、大王といえば元祖「つけ麺」。


酸味の効いたタレ、シンプルな具材(玉子半分が嬉しい!)、歯触りのいい麺。640円と安価なのも魅力。
同系列の早稲田『大王ラーメン』も好きだが、立川からは遠いため、豊田・大王亭の利用回数は、今後増えそうだ。

お次は、立川が始発のJR青梅線沿線。以前、昭島『大山家』のときに記したが、駅チカのこの店までも50分以上かかる。
次の拝島駅だと60分を超えるので、青梅線は立川から4駅先の昭島が限度であろう。
行き方は簡単。立川南口を出て、最初の信号を右折。あとはその道をひたすら進むだけ
立川南通り、途中から江戸街道と名称が変わるが、青梅線とほぼ並行なため、私のような方向音痴でも迷う心配がない。

途中、というか最初の右折ですぐに見つかるのが、メニュー豊富な居酒屋『竹や』
最近は16~20時の時短営業だが、結構混んでいる模様。私も先日、「チーズ餃子」などで一杯やった。


価格は確か600円くらい。チーズの風味が濃厚で食べ応えあり。   

さらに西立川駅付近まで歩くと、熊本や八王子、トムヤムクンなど多彩なラーメンのお店『えんの助』がある。
昨年夏頃には、「つけ麺」780円を初めて注文してみた。


豚骨ベースのタレに、つけ麺専用の平べったい麺と、大きなチャーシューをつけて食べる。

最近は17時半頃には開店しており、テーブル席はいつも、常連らしい酔客で賑わっている。

そしてつい最近、西立川と東中神の間に、『武道家』出身の家系ラーメン店『思道』が新規オープン。


基本の「らーめん」は650円と、修行先より50円安く、「ライス」は50円でやっぱり食べ放題。
店内はバーのように暗く、店主らしき男性とバイトの対応もやかましくなく、むしろ丁寧。
ただし、ご飯はふっくらツヤツヤと、飲食店的には正解だが、私が愛する「スープかけご飯」には不適な仕上がり。
スープも、店主が大きな寸胴で炊いていたが、武道家のような荒々しいレンガ色ではなく、クセのないタイプ。
つまり、雰囲気や味などがいい意味で武道家らしくないため、万人受けしそう。
昭島への道中は、上記以外にもたくさんの飲食店があるので、これからも探索を続けたい。

最後はJR南武線エリア。西国立まで約12分、線路沿いに歩けば矢川は約24分、谷保には約38分で到着する。
次の西府へは、大きな交差点がいくつかあり信号待ちが生じるため、到着するのに推定57分。
つまり、南武線も4駅先の西府が、60分ルールの範囲となる。
私は昨日、西府駅からも近い、甲州街道沿いの某飲食店を目指し、55分歩いたのだが、
今度は臨時休業に遭遇! ちなみに、西国分寺の門前払いの4日後だ(再泣)。


周囲に通行人もいたのに、貼紙を見た瞬間、「ああっ!」と声が漏れちゃったよ。
このお店は後日再訪するとして、西府付近には知ってるお店はないため、やむなく甲州街道をさらに東へ。
目的は南武線の隣駅である分倍河原。駅より先に、お目当てのお店が見えてきた。
通算65分歩き、ようやくたどり着いたのは、我が母校『ホルモン大学』である!


なお、すぐ近くの博多ラーメン居酒屋『しょうちゃん』は、現在は昼のみ営業とのこと。


ホルモン大学の店内をのぞくと、カウンター席がひとつだけ開いていたので、喜び勇んで入店。
緊急事態宣言後は金土日のみ、17時~20時の短縮営業となった模様。
店主は「お酒が19時までだから、平日のお客さんが減ってね。それに内臓肉は残ると悪くなるし…」と嘆く。
売上も必要だろうが、それでも安く美味しく、そして新鮮なお肉を提供すべく、平日定休を決めたそうだ。
やっぱり、ホルモン大学の屋号はダテではない。ますますファンになったぞ。
盛況だったこの日は品切れ部位が多数あり、18時半頃には早くも「売り切れ・店じまい」の準備に入っていたが、
私の大好きな「カルビ」と「ハラミ」は残っていたので、遠慮なく踊り食い。


この日のハラミは、いつも以上に旨味が強かった。
あとは、野菜嫌いの私でも注文する、サンチュのような「つつみ菜」に「豚バラ」、


あとは瓶ビール、瓶ビール、瓶ビール、そして生玉子を初めて注文。たぶん100円だった。
溶き玉子状態にして、タレ付き肉にまとわせると、ウホホホ…と思わず笑いが込み上げるウマさ。


前回は、店主のお孫さんである女性が手伝っていたが、この日は店主夫妻と一緒に働く二代目の息子、
つまり三代目候補がお店に出ていた。二代目とそっくりなのですぐにわかったよ。
また、二階には近所の大企業(東芝?)が宴会するときのために、団体用席があることも教えてもらった。
私も一度でいいから、ホルモン大学の二階で宴会したいな。どれだけ大人数でも、絶対に安いし。
大満足でお会計をお願いすると、いつもと同様、たっぷり飲み食いしたのに懐にやさしい額。
「ごちそうさまです、また来ます」と告げ、気分よくお店をあとにした。

ただし、「気分よくお店をあとにした」のはいいけれど、
その数分後には、泥酔したわけでもないのに道端で足がもつれ、右足首をくじいてしまう悲劇が!
このときもまた、衆人環視の中、「ああっ!」と叫んでしまった(苦笑)。
病院に行くレベルではないが、今日も痛みは引かず。しばらく長時間ウォーキングは控えなくては。
治癒した頃には、緊急事態宣言も解除されているだろう。
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2021年初○○ -飲食店ばんざい-

2021年01月11日 | 飲食店まとめ
元日にアップした飲食店利用についての持論でも述べたように、
私自身は、個人経営の飲食店を応援するためにも、各店のルールに従いながら、利用を続けることにしている。
有言実行、今回は2021年に訪れたお店を、最新の営業状態を交えて紹介することにした。

まずは、今年初の外食であり、2021年初「ラーメン」となったのが、国分寺『武道家』さん。


上記のように、お店ツイッターによると年末年始も無休らしいので、さっそく元日に行ってみた。
注文したのは「全部のせ」1000円と、武道家では必須の「ライス無限」(=お替わり自由)50円。


通常のラーメンに+300円で、九条ネギ、キャベツ、味玉、のり、ほうれん草、チャーシュー1枚が加わるのはお得だろう。
お陰でいつもの「家系丼」も、かなり豪華である。すぐに食べ切り、ライスをお替わりさせてもらう。


元日ゆえ、さすがの武道家さんも来客が少なく、ライスが消費されず、炊飯ジャーに長時間残っていたのか、
この日のライスは、いつも以上に硬くパサパサで(笑)、ぶっかけスープとの相性は史上最高級であった。
最近は麺を「やわらかめ」で頼んでいるのだが、濃厚スープを吸いやすくなった気がして、個人的には好み。


当然のようにライス(合計450グラムくらい食べたかな)も麺も具材もスープも、残さずたいらげ、ごちそう様。
店員さんに「今年もよろしくお願いします!」と声をかけられ、気分よく店を出る。
元日から食べに来た甲斐がある、有意義な新年初外食であった。
なお、国分寺武道家さんのツイッターは、先述の年末年始以降は投稿がなく、
緊急事態宣言の自粛要請は無視するのかな、と思っていたが(前回も別の支店は普通に営業していたので)、
昨日、12日以降の営業時間を5時~20時に変更するとお知らせがあった。
通常は11時~翌2時だが、さすがに20時閉店になるか…っていうか、営業開始が朝5時!?
超濃厚家系ラーメンに無限ライス。出勤前のサラリーマンには、文句のない栄養補給となりそうだ。
まあ、朝からそんなガッツリ飯をかっ食らう会社員は、かなり少なそうだが(笑)。
追記:以前は11時~18時が無料だった無限ライス、現在は朝5時~18時まで無料と判明

続いては、2021年の初「うどん」。やはり年末年始も営業していた、東村山の『こげら』さん。
いつもの「エビス缶ビール」300円と、天ぷらは「ちくわ」、お正月限定の「海老」、この日限定の「牛肉」。


天ぷら3種も、普段と同じく各100円。エビス缶300円も含め、こんなに安くていいのかね
シメのうどんは、「かけうどん(中)」400円に、これまた限定メニューの「もち」天ぷら100円を。


正月らしく、ピンク(紅)のナルトが入っていた。そのせいなのかは定かではないが、
この日のかけうどんは、いつも以上にウマかった。店主は「気のせいでしょ」と素っ気なかったが(笑)。
こげらさんは本日、フェイスブックにて、明日1月12日~2月7日まで休業することを発表。
前回の緊急事態宣言時もお休みしていたし、残念ではあるが、再開を楽しみに待つしかない。

こげらさんを出たあともう1軒。向かった先は、八坂駅近くのイオン内にある『ドムドムハンバーガー』小平店。
個人店ではないが、現在は東京に3店舗しかないからいいでしょ。というワケで、2021年初の「パン」だ。


昔はいろんな場所にあったけど、個人的にドムドムは、たぶん20年以上利用してなかった。
この日は天気も良かったので、店内ではなく、近くの遊歩道のベンチで食べることに。
購入したのは「手作り厚焼きたまごバーガー」300円と「メロンソーダS」150円。


メロンソーダは、よくある無果汁の毒々しい緑色をしたヤツ。原価を考えると150円は悔しい。
初めて食べる厚焼きたまごバーガーは、ちゃんと注文が入ってから焼いているらしく、玉子焼きが温かい。


HPでは「手作りのふわふわ熱々の玉子焼きをバンズではさみました。シンプルだけど卵の美味しさを味わえます。」
と解説しており、本当に玉子焼きだけでシンプル…と思いきや、実際は辛子マヨネーズのせいで、結構辛い!


これ、小さなお子さんにはキツいレベルだと思うよ。お子ちゃま口の私が断言するのだから間違いない。
途中、舌だけでなく後頭部までシビれたよ(苦笑)。玉子自体はウマかったので、次回は「辛子マヨ少なめ」で注文したい。
※ドムドム小平店の最近の営業時間は不明

さっき、こげらさんで缶ビールを飲んだけど、2021年初の「居酒屋・バー」は、荻窪『グレートスコット!』さん。
新年の営業開始日となる、5日に飲みに行ったところ、金箔入りの振る舞い酒をいただき恐縮。


おつまみは、店主お得意のオーブン料理から、期間限定メニュー「ポテトグラタン」750円を、


マカロニ入り950円にしてもらった。イモ、チーズ、マカロニにホワイトソース。私の好物ばかりである。


お酒は、いつもの「モリンガハイ・L(大ジョッキ)」1000円。グラタンの脇にチラッと見えた、緑色のドリンクだ。
栄養豊富な食材「モリンガ」と大量の焼酎を併せるため、健康かつゴキゲンになれる(?)。


グレスコさんは、これまでも時間短縮要請を守ってきたが、今回も緊急事態宣言を受け、
2月7日までは月~木は休業、金17時~20時、土日は14~20時営業となった。

続いては、2021年初の「中華食堂」、地元立川の『四つ角飯店』さんだ。
まずは「びんビール」550円と、お店一番人気の「餃子」330円を注文。これが2021年初餃子だ。


ビールを飲み終え、追加の1本と「八宝菜」780円を追加したら、すぐに出てきた。


八宝菜は久しぶりに食べたけど、意外とニンニクが効いたワイルドな風味。前からこうだったかな?
具材が多く、腹一杯になりつつあったが、メインの「究極のチャーハン」830円をオーダー。


自家製XO醤を使用し、貝柱や干し海老なども入るお店自慢の商品で、普段は980円だが期間限定で値下げ。
量も普通のお店の1.5~2倍くらいあるし、830円は相当お得だが、食後はお腹が苦しくなってしまった。
なお、この日の接客担当の女性店員ふたりは、どちらも文句のない好対応。
サービス向上は歓迎すべきことなのに、昔の四つ角飯店を知る者としては、なんだか残念な気がする…?
そういえば、四つ角飯店さんの最近の営業時間は確認していないが、前回同様、20時閉店にしているはず

最後に、2021年初の「定食、食堂」は、ブログ未掲載の武蔵村山『とんかつ治作(じさく)』さん。
以前から気になっていたお店なのだが、モノレール、西武線、JRのどの駅からも遠く、なかなか行く気になれず。
先日ついに、多摩都市モノレール桜街道駅から、約50分歩いて食べてきた。※迷わなければ45分で着く
こちらは、通常のとんかつだけでなく、オリジナルメニューも揃っており、私のお目当ては、「治作風かつ」。


上記のように、「かつの中にカニクリームをサンドして」ある、オンリーワンの料理だ!
そんなキテレツ…イヤ、珍しいカツの商品名に、お店の屋号を付けちゃうとは、実に大胆である。
「御飯、味噌汁、御新香付」でロースは1300円、ヒレは1500円。脂好みの私は当然、ロースを選択。
お母さんの注文を受け、お父さんが揚げ物などの調理を開始。お母さんがご飯をよそり、配膳。


これが、カニクリームとロースかつを融合させた、「治作風かつ」だ!


ロースかつは意外と脂少なめ。カロリー過多になるから、脂を取り除いたのかな。
一方、カロリーたっぷりカニクリームは、カニの風味はさほどせず、バターの風味が強い。
調味料はソースと辛子しかないので、途中で塩をもらったが、できればカットレモンが欲しかったな。
率直な感想としては、とんかつとカニクリームは別々に食べた方がいいとなるが、
この組み合わせを思いつき、商品化したことは称賛したいし、他のオリジナルとんかつも試してみたい。
いずれにしろこちらのお店は、ご夫婦の愛想もいいので、また利用させてもらおうと思っている。
とんかつ治作は現在、営業時間は11時~14時、17時~19時半ラストオーダーとなっている。

飲食などのサービス業が破綻すると、関連する流通業や、農業、漁業、畜産業なども共倒れになる。
コロナ禍による経済の破綻が危惧される昨今だが、【日本の食文化】を支える飲食店の危機にも、
政府やマスコミは、本気で(←これが大事)注意を向けてほしいものである。
私にできることは、お客となることだけなのが無念だ。
以前も書いたけど、飲食店の皆さん、これからも頑張ってください!
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すべての飲食店に感謝をこめて その3 都内編

2020年05月17日 | 飲食店まとめ
私の行きつけの飲食店の中で、最近の営業状態が判明しているお店を選び、
拙ブログ投稿時の料理と、その後に食べたメニューを紹介するシリーズ。
立川市編多摩地域編に続き、今回は都内23区のお店を掲載する。
営業時間などの情報は、私自身が直接、お店で確認したわけではなく、各店のHPやツイッターなどを参考にした。
なので、「こんなときに都内で飲み歩いてるんじゃねえよバカ」といったクレームは、見当違いだから送ってくるなよ。

私の地元立川市から、近い順に紹介していく。まずは杉並区・西荻窪にある『最後に笑え』さん。
満足できて満腹になれる、店主の創作料理が人気を集める、隠れ家的な深夜食堂兼BARだ。


上記の「ロコモコ丼」など日替わりメニューの他、パスタやチャーハン、各種おつまみなどもあり、どの料理も絶品。
私が気に入った日替わりメニューのひとつが、「大人のお子様ランチ」1200円。


オムライス、ナポリタン、チーズハンバーグ、タンドリーチキン、ポテトサラダをひとつの皿に盛り合わせた、
子供だけでなく大人も大喜び必至の、夢のような一品! 当然、すべての料理がおいしい。
ハンバーグが鴨バーグになったり、豚の生姜焼きが加わる場合もあるが、毎回好評ですぐに売り切れるようだ。
基本の営業時間は、20時から翌4時くらいまで(あくまで基本)だったが、都の要請を受け4月一杯は全休。
5月からは不定期で、昼13時頃から夕方まで、お弁当のテイクアウトを開始
メニューはルーロー飯やグリーンカレーなど日替わりで、価格はワンコインの500円。安い!
完売による早じまいもあるようなので、営業日や時間などの詳細は、店主のツイッターでご確認を。
追記:6月から店舗営業再開。しばらくは麺料理主体になるようです

続いては隣駅の荻窪へ。お手頃価格の気さくな「ちょいバル」・『グレートスコット!』さん。
2月下旬にめでたく3周年を迎えた直後、コロナ騒動に見舞われてしまい、現在は営業時間を変更。
火~金が16時~20時、土は14時~20時、日は14~18時で、月曜ほか不定休に。
店内メニューも一部変更し、カレーライスなどテイクアウトも始めたそう。詳細はHPにて確認を。
以前のブログでは、下記の「焼きカルボナーラ」を紹介したのだが、


その後、スパゲティではなく「ペンネでカルボナーラ」も作ってもらった。価格は同額の1000円。


ペンネの方が、穴が開いている分、ソースとの絡みがいいような気がして、私は好きだ。
なお、さきほど「カレーライスなどのテイクアウトを始めた」と書いたが、カレー自体は、昨秋から店内メニューに登場。
こちらがその、「焼きチーズカレー」950円。とろけるチーズとカレーの相性の良さは、語るまでもない。


ただし、こちらはグレスコさんお得意のオーブン料理で、容器ごとじっくり焼いてあるので、
普通のカレーのつもりでパクつくと、舌が焦げる惨事に見舞われるので注意しよう。※経験者は語る

続いては、グレスコさんからほど近い場所にある、感動レベルの「木耳玉子炒め」を出す中華食堂『啓ちゃん』さん。


以前から、木耳玉子炒め=KTIという略語を提唱しているが、誰もマネしてくれないまま現在に至る(泣)。
ちなみに、こちらのKTIのことは、「世界一の木耳玉子炒め」と呼び、崇めている。
日本から出たことのない私だが、とにかく、啓ちゃんのKTIは世界一ウマいのだ。
店内だけでなく、これまでに何度も、自宅や友人宅で楽しむため、テイクアウトを購入している。
   左写真の容器には、大盛りの「大」マーク入り。価格は650+150=800円。

先日は珍しく、KTI以外メニュー「五目焼きそば」900円を食べてみた。

※スープ付きがうれしい

アンの下はこの通り。麺も具材も火の通し方が最適で、パリッとシャキッといい歯応えだった。


最近の啓ちゃんは、営業時間を3時間短縮し、20時までの営業となっている。
「うーばーいーつ」とかいう出前サービスを頼む客が増え、相変わらず繁盛しているようだ。

お次の紹介は、高円寺駅からちょっと歩いた場所にある、私が一番好きな餃子のお店『赤天』さん。
メニューは「餃子」とびんビールだけ、というストイックな専門店だが、当然のように餃子は絶品である。


酢醤油に、自家製のラー油と味噌を合わせた、自分好みのタレ(上記写真右上にある)を付ければ、
大げさでなく、何個でも食べられるのである。私の最高記録は6人前=42個だ。
赤天さんの店内席数は5席と少なく、テイクアウトを利用する方が大半だが、
マスターの軽妙なトークが楽しめ、餃子を仕込む様子も見学できる、イートインの方が断然オススメだ。
私が直近でこちらに訪れたのが、3月の中旬。マスターは変わらず元気そうだった。


餃子は1人前7→6個になっていたが、赤天さんは国産の肉野菜を使用しているため、これでもまだ安いと思う。


その後は、お店に足を運んでいない私だが、赤天の近隣に住む知人からの情報で、
最近はテイクアウト専門で営業中と聞いた。確かに、客席は密接しているから仕方ないか。
繰り返すが、赤天さんの餃子は店内で食べるのがベターだ。一日も早い店舗営業の再開を望んでいる。

お次は、中央線御茶ノ水駅から少し歩く、神保町の『排骨担々 五ノ井』さん。
渋谷の名店『亜寿加』で修業した方が開いたお店で、名物は屋号にもある「排骨担々麺」だ。


豚肩ロース揚げ=排骨にかぶりつき、麺とスープをすすり、無料ライスと一緒に食べる、この幸福。
ほどよい辛さのスープは、冬場は身体を温め、夏場は適度な発汗を誘い身体を活性化させる…はず。
私は、排骨単品などで一杯やったあと、シメに麺類を頼むのだが、昨年の秋頃、日替わりのおつまみメニューが増えた。


「ちゃーしゅーエッグ」や「トロトロ角煮」はおいしかった。別の機会に改めて紹介したい。
以前のブログで、「“みそらーめん”が冬季限定で登場」と記したが、夏場には「塩らーめん」が登場する。
こちらは「塩排骨」980円。黄金色の塩スープが美しい。


担々麺がウリのお店に失礼かもしれないが、実はここの塩らーめん、かなりウマい
可能ならば、このスープだけの販売もしてもらいたい。酒を飲んだシメには最高だと思うのだが。
最近は都内に足を運ぶ機会が減り、五ノ井さんもすっかりご無沙汰してしまったが、
HPによると、営業時間は平日は20時まで、土曜は15時まで、とそれぞれ1時間短縮。
平日は中休みが15時半~17時と30分増え、お酒の提供は19時までとのこと。
「汁なし担々麺」や「排骨飯」などのお持ち帰りメニューも販売しているようだ。

お次は城北方面、東十条駅近くで、入口扉に「このお店は怪しくないです。」という貼り紙があった『花ぼっくり』さん。
ファミコンなど昔のゲームと、女将さん自家製のお料理が楽しめる、全然怪しくないお店である。
こちらは私がよく注文する「鶏あみ塩焼 ゆず胡椒添え」。480円とは思えぬ鶏肉の量だ。


その後、先輩と飲みに行った際、「ボリュームたっぷり とん平焼」550円などを注文し、


さらに「ファミリースタジアム」で対戦。見事私のタイタンズが先輩のホイールズを撃破。

※まゆみ、ばあす、おかだがホームランを放った

ブログでも最後に触れたが、花ぼっくりさんは区画整理のため、立ち退きが決定していたが、
今年3月から現店舗の場所で営業開始。新しい住所は東京都北区中十条3-16-15-102に。
旧店舗は東十条駅から徒歩約2分だったが、今度は改札から徒歩約30秒。いい場所が見つかったようだ。
ただ、自粛要請により、花ぼっくりさんは4月から現在も休業中。移転直後にこれは気の毒。
再開時期については、女将さんのツイッターで発表されると思うので、こまめにチェックしたい。

今度は中央区築地。本願寺の近くにある、絶品餃子と沖縄料理のお店『餃子と沖縄』さん。
ニンニクががっつり効いた「手作り餃子」は、他ではなかなか食べられない、フツーじゃない味。


気さくな店主と、かわいいバイト女性(複数在籍)との会話も楽しく、築地方面に行ったときは、だいたい立ち寄っていた。
下記写真は沖縄料理の「ソーメンチャンプル」800円。汁多めのビーフンみたいで、食事にもツマミにもなる一品だ。


こちらのお店は、基本年中無休。なんと、昨年10月の大型台風の日も営業していたそうだ。
店主は「沖縄出身ゆえ、台風には慣れているから」とのことだが、日野橋が壊れたくらいのヒドイ台風で、よく店を開けたなあ。
さすがに女性バイトは休ませたそうだが、驚いたことに、客がふた組来店したらしい。店主だけでなく、客もどうかしてる(笑)。
そんな餃子と沖縄さんだが、さすがに今の時勢で深夜営業はしていない様子。お店のインスタグラムによると、
〜5/15までは17時頃〜時短営業中、餃子以外のテイクアウトも開始とのこと。
時短とは20時まで? あと、もう15日は過ぎたが、どうなったんだろ?
都内での仕事がなくなり、もう半年以上顔を出していないけど、またあの餃子を食べたいなあ。

最後は新宿に戻り、青春が甦る昭和歌謡曲酒場、新宿三丁目の『ヤングマン』さんを紹介。
  

上記右画像にも記載してあるが、ここはお酒飲み放題、食事は持ち込み可能。
お店で提供しているおつまみは、お通し代わりのお菓子と、数種のピザ800円のみ。なので料理画像はナシ。
ヤングマンさんの楽しみ方は以下の通り。
1 昭和歌謡曲リストブックから、リクエストする曲を選択
2 リクエストした曲の動画が、店内設置の大きなモニターに流れる
3 映像を楽しむ、あるいは曲に合わせて歌う
4 ふと気づけば、知らぬ者同士が声をそろえ、合唱状態に
上記を読んだだけでは、「これって楽しいの?」と思う方もいるだろうが、やってみると、カラオケとは違う楽しさがあるのだ。
1、2 リクエストし、しばらく待つと曲が流れて

※尾崎紀世彦「また逢う日まで」

3,4 映像に合わせて歌い出し、気づけば知らぬ者同士が肩を組んで熱唱


画像中央の男ふたり、片方は私の友人だが、もう一方は赤の他人である。客の大半が同世代ゆえ、意気投合するのも早い。
二次会とかで利用すると、すごく盛り上がると思うのだが、ヤングマンさんも現在、自粛要請を受け休業中
再開時期は、HPでお知らせするとのこと。昭和生まれには絶対オススメのお店だよ。

以上でシリーズ3部作(←大げさ)が完結。20軒のみの紹介に終わってしまったが、
私が愛するお店は、おじちゃんおばちゃんが営む個人店が多く、彼らはHPやSNSなどで、情報を発信することはない。
皆さん、元気にしていらっしゃるだろうか。「ちょうどいいリフレッシュ休暇になった」という結果になればいいのだが…。
あと、第2弾の多摩地区編でも書いたので繰り返しになるが、今回紹介したお店の、
営業時間や休業期間が今後さらに変わる可能性があることは、忘れないでほしい。
さらに繰り返しになるが、
すべての飲食店関係者のみなさん、いつもありがとうございます。そして、
これからもよろしくお願いします!
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すべての飲食店に感謝をこめて その2 多摩編

2020年05月03日 | 飲食店まとめ
前回の続き。私の行きつけの飲食店の中で、
最近の営業状態がわかっているお店を選び、拙ブログ投稿時の料理と、その後に食べた未掲載メニューの双方を紹介。
この前が私の地元・立川市内のお店だったので、今回は周辺地域である、多摩地区の6軒を掲載する。
多摩地区というのは要するに、東京都の23区と島を除いたエリアを指すため、
おしゃれタウンの吉祥寺も、お下品タウンの立川(笑)も、実は同じ多摩なのである。
なお、営業時間や休業期間が、今後さらに変わる可能性があることは、留意しておいてほしい。

とりあえず、ブログアップが古い順に紹介していこう。
まずは東村山市の久米川駅近くにある、笑顔になれる中華屋さん、その名も『笑顔(にこ)』さん。
麺類もご飯類も一品料理も、すべて美味しいのだが、日本酒や焼酎も多数揃っており、夜は飲める中華食堂になる。
名物は、麺と具材が上下反対のあんかけ焼きそば、正式名は「什景炒麺(すちんつぉうめん)」。


ナイフとスプーンも用意されるので、ピザのように切り分けて食べよう。
 ※小さい画像はクリックで大きくなります。以下同

全体的にやや量が多いため、じっくり飲み食いするなら大勢の方がいいかも。先日は、「北京風回鍋肉」850円で一杯。


予想通り、ひとりではキツイ量で、甘すぎないけれど、味が濃くて酒(たぶんご飯も)がススム。
独特の味噌ダレで味付けされた、たっぷりのキャベツ、豚肉、キノコ類は、かなりの食べ応えだった。
店主は北京料理のお店でも働いたことがあるらしく、こちらの回鍋肉も、そのとき収得した料理にアレンジを加えたとか。
また、つい先日は友人と訪問。彼は日本酒好きなので、中華食堂らしからぬ豊富な品揃えに、感激していた。
日本酒は二代目が好きらしいのだが、現店主が好きなのが釣り。お店定休日の水曜には釣りに出かけることが多く、
翌日の木曜日に行くと、釣果が一品料理として、登場することも
この日も木曜だったため、「店長の釣った やりいか刺身」700円がホワイトボードに記されていたので、さっそく注文。


こんなに大きくて新鮮なイカ刺しは、普通の居酒屋では700円では食べられないはず。
せっかくのやりいかなので、普段は嗜まない私まで日本酒を注文。そのせいか、この日は結構酔ってしまった(苦笑)。
最近の営業時間は、お店のフェイスブックによると、夜は17時半~20時までとなった。
一品料理は持ち帰り可能、ラーメンなどの汁物も、お鍋持参で対応とのこと。ここは麺類もウマいので、ご近所の方はぜひ!

続いては、調布にある地球を守る中華食堂『台北飯店』さん。
「ウルトラセブン」で地球防衛軍の女性隊員アンヌを演じた、ひし美ゆり子さんのお店として、特撮マニアの間で話題だったが、
現在ではアンヌ隊員は、お店にはほとんどタッチしていない様子で、私も残念ながら、彼女とは一度も会ったことはない。
2018年の秋頃、店舗の場所がすぐ近所に移動し、さらに公式HPができているのを発見。
新しい住所は東京都調布市小島町1-34-6で、営業時間は11時半~14時 17時~翌3時まで。休日は不定休。
以前、お店の方にたずねたところ、「だいたい0時くらいまで」とおっしゃってたので、
「食べログには3時までとあるが信用しちゃダメ」と、わざわざ追記したのだが、その後本当に3時になったのか。
ただし、最近は都の要請を受け、5月6日までは11時半から20時までの通し営業になった。
追記:5月6日まで→5月中と変更になりました

ひし美ゆり子さんの著書でも紹介されていた、「チョウヅメ」(※メニュー表記はHPより)をブログにも掲載し、


さらに「左のバットに置かれていた、角煮のようなチャーシューもウマそうだ。」と書いたため、


その次の訪問時には、有言実行で「チャーシュー」770円を頼んでみた。


腸詰めもそうだったけど、付け合わせのネギや豆板醤と一緒に食べるとおいしい。
他にも「カシラ」や「トンソク」など、台湾料理屋さんでよく見かける豚肉の小皿料理や、
「エビチリ」や「ソフトシェルクラブの豆鼓炒め」など、千円以上のちょいと高級なメニューもある。
最近ご無沙汰している、ひし美ゆり子さんオススメの「チャーハン」も、また食べたいな。
台北飯店さんには、同じ調布市の京王閣競輪場でヤラれた帰り、懐具合がさみしいときに寄ることが多いので、
いつかは大勝ちして、それらの料理を片っ端から注文してみたいね。

3番目は吉祥寺の成蹊大学近くにある、老若男女に愛される良店『うどん白石』さん。
私がうどんの美味しさに目覚め、食べ歩くようになったのは、こちらのお店がきっかけである。
「ざるうどん」のムチっとなめらかな感触と、それに相反する適度な歯応えは、官能的ですらあった。


 こちらは麺のアップ。光沢が美しいね。

ブログ掲載後も、こちらには通い詰めており、いろんなうどんを食べてきたが、もっとも豪華だったのが、
写真の期間限定メニュー「甘やかしすぎうどん」。海老天、きつね、揚げ餅、玉子が入っている。


あるマンガに似たような商品が出てきたそうだが、最近は「ゴルゴ13」以外のマンガを読んでいない私にはわからず。
価格は1100円くらいだったと記憶しているが、具だくさんの贅沢な一品ゆえ、満足度はかなりのもの。
また、女将さんが担当する揚げ物では、どら焼きの天ぷら「どら天」200円が新登場!


どら焼きを揚げるとは驚きのアイデアだが、塩分の多いうどんとの相性は、決して悪くない。
デザートだけでなく、私のようにウーロンハイのツマミにしても美味しいよ。
店主には手が空いたときに、うどんの基礎知識やオススメのお店など、いろいろと教えてもらっていた。
そんなうどん白石さんだが、4月上旬から完全休業中で、5月8日再開予定だったが、
緊急事態宣言延長を受け、5月18日再開、営業時間は20時までとの情報が入ってきた。
大きな声では言えないが、休業が明けたら真っ先に駆けつけようと思っている。
追記:5月18日再開は変わりませんが、当面は昼のみ営業とのことです
追記2:6月より夜営業も再開なさるそうです


4軒目の紹介は、中国宮廷も好んだエメラルド色の麺を出す、一橋学園駅からほど近い『中国宮廷麺 なにや』さん。
下記画像の「中国麺」をはじめ、麺料理にはすべて、ホウレン草を練りこんだ翡翠(ひすい)麺を使用している。


化学調味料は使用せず、素材の味を大事にしているのも、なにやさんの特徴だ。
また、ここはチャーシューが絶品であり、私は以前からお持ち帰りを購入していた。
重さや肉質などにより、毎回価格が変わるが、ここのチャーシューはいつ食べても抜群にウマい

※このときは1本2600円

知人宅でのパーティーでのお土産や、お歳暮として持参すると、すごく喜んでもらえるよ。
 ※家主さんにスライスしてもらいました

しっかり濃い味付けなのだが、こちらの商品も化学調味料なしの無添加仕上げなのがうれしい。
先日なんて、お持ち帰りチャーシューを購入しておきながら、店内で「チャーシューメン」1300円も食べてしまった。


噛みしめるたびに幸せを感じる、絶品チャーシューが6枚も入った、まさに至福の一杯であった。
なにやさんはブログ投稿後、土日も平日と同様、11時半~14時半、17時半~19時半と、中休みを取るようになったが、 
最近は夜営業は休み、11時半~14時半のみとなった。
なお、チャーシューは売り切れることもあるので、前日のうちに電話予約しておくのが賢明だ。

5軒目は、立川市と隣接する国分寺市にある、多彩な種類の馬蹄型餃子を出す酒場『谷信』さん。
具を包んだ皮の両側をくるっと丸めた、馬の蹄(ひづめ)型をした餃子が特徴で、
写真の「チェダーチーズ餃子」のように、具材やソースなどの乗せモノが、きっちり収まる。


ブログ投稿後に食べた商品で、印象に残ったのが「トマトソース餃子」450円。


濃厚な旨味とほのかな酸味のトマトソースが、中身の詰まった餃子と好相性。
しかも、せっかくのトマトソースをこぼすことなく食べられるのもいいね。
最近は15時~20時営業になったが、火曜が定休日ではなくなり、ほぼ年中無休に。
餃子のテイクアウトも実施しているので、生餃子を自宅で焼き、何かを乗せるのも面白いかも。例えば卵黄とかね。
追記:5月26日より15時~21時営業になったそうです

多摩地区最後の紹介は、「NO UDON, NO LIFE!」と印刷されたTシャツを着用している店主が、
絶品うどんを提供する、東村山市の『手打ちうどん こげら』さん。
先日は、お持ち帰りうどんも紹介させてもらった。
初めてお店に足を運んだのは、今から3年前の夏。オーダーしたのは、ざるうどんの並に、


 げそ天と卵かけご飯がつく、「こげらセット」500円。

当時も、税率アップ後の現在も、低価格を維持している、お店の企業努力には頭が下がる思いだ。
昨年7月には、当日限定メニューの「冷やし中華風うどん」(500円…だった記憶)を食べる機会に恵まれた。
正式名は「こげらっ妻特製冷やし中華UDOON」。女将さんが用意した具材やタレを、いつものうどんと合わせる。
生のトマトが苦手な私は抜いてもらったが、実際はプチトマトが2個つく、色合いも美しい逸品であった。


普段のダシとは異なる、冷やし中華風の酸味が効いたタレと、こげらさん自家製の太いうどんが、意外とマッチしていた。
女将さんが、「具材がまだ余ってる」とおっしゃるので、「釜玉うどん」の小をお替わりし、玉子とハムも追加してもらった。


 カルボナーラみたいになるかなあと思ったが、ちょっと違った(笑)。
でも、釜玉小とトッピングで200+100=300円とは破格。今度お持ち帰りしたときに、自家製カルボナーラに挑戦しよう。
こちらもうどん白石さんと同様、現在はテイクアウトも含め完全休業中
お店のツイッターによると、確定ではないが、5月中旬くらいまで休むとの店主発言も。
あの、ぶっとくて安ウマなうどんを、再び食べられる日が待ち遠しい。
追記:5月中は再開しないそうです
追記その2 お店ツイッターにて、6月4日再開が発表されました!


以上、多摩地区の名店6軒を紹介してきた。今回も執筆に10時間ほどかかってしまった(昼寝、その他雑用含む)ので、
残る「都内・その他の飲食店」はまた別の機会にする。最後は前回の繰り返しとなるが、
すべての飲食店関係者のみなさん、いつもありがとうございます。
そして、これからもよろしくお願いします!
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すべての飲食店に感謝をこめて

2020年04月26日 | 飲食店まとめ
暗いニュースばかりが報じられ、滅入ってしまいそうな今日この頃。
こんなときは、ウマいモノでも喰って栄養を摂取し、英気を養うに限る。
新規開拓は難しい時勢のため、私の行きつけのお店の中から、最近の営業状態がわかっている数軒をピックアップし、
拙ブログ投稿時の料理と、その後に食べた未掲載メニューの双方を紹介してみようと思う。
突然過去を振り返るなんて、まるで急に打ち切りが決まった漫画の最終回みたいだが、
このブログは当分やめないので、どうか見捨てないでね♡←初めてハートマークを使ったが、文字化けしてないか心配。

まずは私の地元立川市から。拙ブログで最初に取り上げた市内のお店は、
「昭和の中華屋さん」というフレーズがピッタリの『双葉食堂』さんであった。
私はここの塩味チャーハンが好きなので、オムライスではなく、下記の「オムチャーハン」がオススメ。

※ケチャップはボトルごと渡され、客自身がかける

ご高齢のおじちゃんおばちゃんが営むお店だが、メニューの一部は意外にも、大胆なデカ盛りだったりする。
こちらは「生姜焼き」580円+「ライス」の並200円だが、どちらも値段以上に量が多いのがわかるはず。
  
※クリックで大きくなる

上記オムチャーハンのケチャップと同様、かけ放題のマヨネーズボトルが提供されるのも嬉しい。


たっぷりの刻みショウガの下には、合計15枚ものお肉が盛りつけられており、食後は当然満腹になった。
そんな双葉食堂さん、最近の営業については不明だったのだが、先日久しぶりに店の前を通りかかったところ、
普段通り、赤いのれんが出ていた。しかも、入口左のメニュー表は、以前と同じまま=全然値上げしていない!


営業時間はおそらく、20時までだと思われるが、どうか無理せずお店を続けてほしい。

続いては、心を癒すような中華料理を提供する、西国立駅近くの『癒食同源』さん。
オリジナリティあふれる店主の料理と、奥様の穏やかな接客が評判を呼び、繁忙時は1時間待つこともあるらしい。
私がよく注文するのが、「天津飯に麻婆豆腐かけたやつ」。メニューにはないが、頼めば作ってもらえる。

※「天津飯」がわからない画像でゴメン

営業時間は、昼夜ともにブログ掲載時より閉店時間が30分早まり、11時~14時半に17時半~22時となり、
さらに最近は、ディナータイムは20時までとなった。まあ当然だよね。
つい先日は、「具材たっぷりのパリパリ春巻」1本180円など春巻3種と、「五目あんかけやきそば」740円をお持ち帰り。
だが、画像数枚をうっかり消去してしまい、残ったのが下記2枚だけ。せっかく撮影したのに…。
大好物の春巻は、3種6本買ったのに、家族で4本食べ終えたあとの写真しかない。


実際のお持ち帰り商品は、あんかけと麺は、別々の容器に入れてもらえるため、麺の歯応えが失われない。


また、数ヶ月前には、店内で飲み食いしたあと、デザートとして「台湾黒タピオカ入りココナッツミルク」280円を注文。


私のムダに長い人生において、初のタピオカ体験であった!
甘いココナッツミルクの中に、大きいハナクソ(お下品)みたいなのが入っていたけど、これがタピオカか。
コレって、行列してまで求めるモノかなあ…? あ、癒食同源さんの商品には不満はないので、誤解のないように。

3軒目は、ハンバーグや油そばなど和洋中豊富なメニューを揃え、しかも深夜から早朝まで営業しているため、
日が昇る前に高カロリーめしが味わえる、立川市の居酒屋『竹や』さん。
17時~翌5時までだった営業時間は、さすがに12時~20時に変更し、テイクアウトも始めた。

※どうやら、ランチもやっている模様

「きくらげ卵とじ」と「ネギチャーシュー」は、当ブログで紹介済み。ネギチャーシューは酒がススムよ。
  
※2枚目写真の左手前は「牛すじ煮込み」

以前、いつものように深夜に訪問し、「カニクリームコロッケ」で一杯。値段は500円くらいだったと記憶している。


中身はこの通り。深夜1時台に口にするベシャメルソースは、罪悪感が加わりさらにウマさが増す


付け合わせのデミグラスソースも絶品で、これだけでも酒が飲めるよ。

立川市の4軒目は、もつ煮100円と激安、餃子はビールとのセットだと実質無料という、飲めるラーメン店『味源』さん。
下記画像の通り、5月6日まで、営業時間は11時~20時、日祝は17時閉店だ。


最近はもつ煮が200円になり、セットの餃子は8個→5個に減ったが、それでもお得なのは変わらない。
さらに、酒類+餃子+お通し(キムチや牛皿など)の3点で600円というセットも登場していた。“最大300円お得”らしい。
ちなみに、餃子は今までの8個500円のものだけでなく、セットの5個餃子も300円で販売し始めたようだが、
これだと、8個の方が1個あたりの価格は損ではないか!  ※みんなも計算してみよう
それはさておき。ここは北海道ラーメンのお店だが、私が好きなのは「極太濃厚和風つけ麺」750円。


数ヶ月前、飲んだあとに寄ったときは、「特製もつ煮込み(正式な商品名)」と一緒に食券を購入。


オリジナルの濃厚ダレと、熱々もつ煮のダブルつけダレで味わった。


無料で中盛に増やした麺も、スルスルと食べられた。「もつ煮込みつけ麺」、グランドメニュー入りしないかな。

5軒目は、パワーみなぎる濃厚ラーメンのお店『パワー軒』さん。私が立川で一番好きなラーメン店だ。
お店のツイッターによると、営業時間は11時~20時と、閉店を1時間繰り上げ。
スープのない「油そば」や「台湾まぜそば」などのテイクアウトも受け付けているそうだ。
私はだいぶ前に、チャーシューのお持ち帰りを購入したことがある。基本は100グラム280円。安い!

※しかも、端数をオマケしてもらった

「燕三条」「長浜」など、いろんな味があるパワー軒さんだが、私のお気に入りは「塩豚骨らーめん」。


卓上のクラッシュ用ニンニクや、保冷されているおろしニンニクをがっちょり投入すると、昇天するほどウマいよ。
こってりメニューに目を奪われ、実は今まで頼んだことのなかった「支那そば」780円を、先日初めて食べてみた。


醤油味のさっぱりタイプかと思いきや、濃口醤油スープに、脂と旨味が溶け込んだ濃厚スタイル。
豚骨などに使用する、太麺とは異なるちぢれ麺は、スープとの絡みも抜群で、最後までハシが止まらず。
さすがはパワー軒、どのラーメンを食べてもガツンとくる!
こちらの店舗は、すぐ近所に葬儀場がある。先日は、通夜振る舞いの帰りに寄ったと思われる、
喪服姿の酩酊じいさんが3名来店し、全員支那そばを注文していたけど、高齢者がシメで食べるのはキツかったはず(笑)。

立川市のラストは、前回紹介したばかりだが、
街の変遷を見守り93年。100年、さらにその先も続いてほしい中華食堂『四つ角飯店』さんだ。
後編の文末で「次回は(略)汁なし担々麺を食べてみよう」と予告したので、さっそく食べてきたわけで。
こちらがその、「汁なし坦々麺」880円。こちらの表記では、たんの字はつちへんの坦らしい。


担の字はさておき、四つ角飯店さんの坦々麺は、一般的なものとはやや異なるビジュアルである。
もちろん汚らしくはなく、むしろ整っているといえる。これが映えるってやつか(←人生初使用)。
食べてみたところ、モヤシとザーサイの歯応えがよく、ひき肉には旨味と、結構な辛味がついていた!
注文時、店員さんに「山椒をお入れしてもよろしいですか」と確認されたように、確かに山椒が効いていてシビれる。
麺の太さはご覧の通り。このあと、肉と卵黄を混ぜた麺を、一気にズルズルと啜った。幸せだった。


麺を食べ終え、坦々ソースが余ったとき、ようやくレンゲが付いていた理由がわかった。
せっかくなので、レンゲでソースをすくって味わう。ここにご飯を入れるとウマいだろうが、
そんなお下品な行為は…やればよかったな。というかスープ+ライスは、家系やテンイチでしょっちゅうやってるし。
キレイにたいらげたあと、前回紹介した「肉と玉子の炒め」と、名物の「餃子」を、家族のためにテイクアウトした。
そのときも書いたが、最近の四つ角飯店さんは11~20時営業、日曜は定休の可能性ありだ。

さて、ここまで立川市内のお店を6軒紹介してきた。
このあとは、近隣地域や都内の飲食店について語る予定であり、20軒分の画像を用意していたのだが、
読んでいる皆さんだけでなく、書いている私も疲れてきたので、残りの14軒は、また今度にする。
そもそも、なぜ急に総集編のようなことを企画したのかといえば、実は拙ブログ、今回が200回目なのである。
100回目のときは、気づいたら過ぎていたので、200回目は何かやろうと考えていたのでね。
約4年間で200回。週イチにも満たないペースだが、今後はもう少し、更新頻度を上げるつもりなので、
読者の皆さん、どうか今後も拙ブログを、やさしく見守ってやってください。

最後に。この情勢での飲食店とのお付き合いについて、私なりにいろいろ熟慮したつもりだが、当面の間は、
現在営業中のお店では、食事や持ち帰りを続け、休業中のお店が再開したら、真っ先に駆けつけよう、と決めた。
すべての飲食店関係者のみなさん、いつもありがとうございます。
そして、これからもよろしくお願いします!
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ドキュメント2019.4.30 -平成最後の日-

2019年05月01日 | 飲食店まとめ
「ドキュメント」などと、大げさなタイトルをつけたが、
要するに、「平成最後の日」の私の行動をダラダラとつづっただけである。ゴメン!

昨日4月30日は、ハロウィンや新年のカウントダウンなどのイベントと同様、バカ騒ぎした若者もいたようだが、
私自身はそんな風潮には流されず、我が道を行くべく、普段と変わらぬ一日を過ごした。
とはいえ、終わりよければすべてヨシ、ではないが、最後は好きなモノでも食べて回ろうと決心。
いいトシこいて、私もイベントに乗せられたクチといえる。

まずは平成最後のうどん
吉祥寺『うどん白石』の「かけうどん」をひやあつ(麺が冷たくツユが温かい)で。


いつもはツマミで飲んで、シメにうどんを頼んでいるのだが、大型連休中は、連日飲んだくれているため、
この日も二日酔い(五日酔い?)ゆえ酒を飲む気になれず、うどんだけで退散。
ただし、ウマいうどんを食べたおかげで、胃が落ちついてムカムカした気分が少し楽になった。

続いては平成最後の串焼き
阿佐ヶ谷『ふみ屋』の「焼きトン」各種(カシラ、タン、シロ、レバー)。


ホッピーセットを「焼酎薄目」で頼んでみたが、ここのお店は、それでもグラスの半分が焼酎である。
ひと口飲んだらやはり、すぐに酔いが回ってきた。まだ連日の酒が残っているようだ。
塩、タレ、味噌ダレと、それぞれ違う味付けをされた、大ぶりの焼きトン自体は美味しかったんだけどね。

お次は平成最後の餃子
高円寺『赤天』は休業中のようなので、三鷹『誠一郎本舗』で、「焼ギョーザ」と「にんにくギョーザ」。

※ふたつのお皿に分かれて出てきたのを、ひと皿にまとめた

つい最近、ジンロのボトルを入れたので、ウーロン茶をもらい、薄目に割って飲んだ。
ここの餃子は、具材にしっかり味がついており、タレなしでもイケる。焼き色も均等で美しいね。
ボトルチャージ料は無料らしく、お会計が安すぎて、申しわけなかった。

帰宅し、小腹が空いてきたので、ナニか軽く食べようと自宅のキッチンへ。
結果的に、平成最後のお食事となったのは、
『まるか食品』の「ペヤング ソースやきそば」だ!

※左上に見えるのは、追いソース用の「ペヤングソース」。

身体には悪いかもしれんが、飲んだあとに食べる「まろやか~なペヤング」は、まさに極上の味わい。
昭和に生まれ、平成を乗り越え、そして令和でもさらに躍進せんとする、
ペヤングのような存在に、私はなりたい。たぶんなれないが。
食べ終わってから数分後、ついに改元の時間を迎えた。
さようなら、そしてありがとう平成。

蛇足ながら、平成最後の勝負も紹介しておく。
松戸競輪場で行われている、「第73回日本選手権競輪」初日の最終第11レース。
本命の2番選手から、人気薄の選手を相手に、三連単をバラバラと購入。
結果は2-5-9と入ったが、ごらんの通り2-5はあるのに、3着は1、3、4、7、8しかない。


平成最後の車券勝負も、見事1着2着4着となってしまった!
…どうも、この競輪のくだり、本当に蛇足だったなあ。

4月30日ではなかったけれど、平成最後となった私の好物も載せておく。
まずは平成最後のラーメン
4月25日に訪問した、神保町『排骨担々 五ノ井』の「ちゃーしゅう汁なし担々麺」。


肉の下には当然、ピリ辛タレとひき肉(バーソー)をまとった、やや太めの麺が現れる。


こちらの商品は、大きな焼豚が5枚も乗って1000円。ノーマルの汁なし担々麺は850円なので、断然お得だ。
「汁なし」はラーメンとは別枠かもしれないので、正真正銘の平成最後のラーメンを。
それは、4月17日の深夜に食べた、西荻窪『山ちゃん』の「塩ニンニクの肉増」。


券売機にはない「バターライス」も後払いで注文。かかりつけの医師が見たら「深夜にナニ喰ってんだ」と激怒しそうだ。
そのバターライス、価格は200円だったが、本当にバターとライスだけだったので驚いた(笑)。


さらにさらに。平成最後のサンドイッチも紹介させてほしい。
4月24日に購入した、阿佐ヶ谷『サンドーレ』の「焼きそばパン」と「カボチャコロッケ」。


帰宅まで我慢できず、周囲の目も気にせず、駅のホームで喰ってしまった。
ここのサンドイッチを買うようになってから、コンビニのは高くて硬くて味気なくて、喰えなくなった。
近いうちに、商品が充実している開店直後の午前中に行ってみたいと思う。

他にも、写真はないけれど、荻窪『啓ちゃん』の平成最後の木耳玉子炒め、
最近、売り切れるのが早い(12時半頃)、神楽坂『亀井堂』の平成最後のクリームパン、
つい最近紹介した、茗荷谷『丼太郎』の平成最後の牛丼など、
いろいろあるけど、キリがないのでこの辺にしておく。
令和になっても、ウマいもん喰いまくろうと思うので、よろしく!
今回名前を出したお店はすべて、拙ブログで過去に紹介していますので、よかったら確認してみてください。
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