東京の多摩地区に、『味源』という北海道ラーメンのお店がある。
かつては福生、昭島、国立などあちこちに存在し、現在も八王子や国分寺、都内の渋谷にも支店がある。
ただし、運営元は異なるようで、お店によってメニューや価格、中には屋号まで違う(味源ナンチャラ、とか)ところも。
ラーメンは、いわゆるひと昔前の「サッポロラーメン」という印象で、今流行りの味ではない。
他にも美味しい店はあるので、しばらく足が遠のいていたが、数年前、立川北口店を久々に訪れたところ、
「ラーメンが食べられる飲み屋」として利用できることを発見。
アルコールメニューは、ビールの生とびん、チューハイ類、ハイボールなど。
おつまみは「餃子」、チャーシュー・メンマ・キムチの「つまみ盛り」、「特製もつ煮込み」と、種類自体は少ない。
しかし、この少ないツマミ群が、なかなかの攻撃力=酒を飲ませる力を誇るのだ。
一番のおススメは、ビールに餃子1人前が付く「ビールセット」500円。ビールといいつつ、他の酒類でもOK。
そもそも、酒類の元値は、びんビールだけ500円であとは400円。そして、餃子単品も500円なのにセットも500円。
数年前までは、セットの餃子は5個だったはずだが、最近は餃子単品と同様の8個になってる。
実に太っ腹というか…店長の設定ミスでは? と心配になるレベルである。
別の客が餃子を注文していると、「セットにしてもらい、ビールをオレにくれ!」とお願いしたくなるよ。
こちらがセットの餃子。盛り付けはイマイチだが、びんビールを頼んだ私の場合、実質無料なので文句は言えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/14/919f6c4ba19ea7bf484b5b8d4808cf99.jpg)
右上の方にチラリと映っているのが、もつ煮込み。こちらの価格は…なんと100円! 日本一安い煮込みかも?
なので先日は、いっぺんに2杯頼んでしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/37/4f0bb041fdca8fcf9938ae979d559b11.jpg)
ビールグラスとの比較でおわかりだろうが、2人前で普通のお店の1人前くらいかな。とはいえ200円は破格だ。
もちろん、このままでも食べられるが、卓上の調味料を加えると、さらにウマさ倍増。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/e8/91a2bb1c03d9efcd8b2cbf0e849342aa.jpg)
私は一味、おろしニンニク、そしてお店特製の「スタミナの源」という、刻みニラのピリ辛和えを、たっぷり入れる。
ラーメンチェーン『神座』や『花月嵐』にも似たようなものが置いてあるが、あちらほどクセはなくマイルド。
スタミナをつけたところで(?)びんビールをお替り。すると店員さんから「餃子お付けしますか?」と聞かれてビックリ。
どうやらこちらの店舗には、「500円=びんビール=餃子+ビールセット」という謎の数式があり、
びんビールには漏れなく、餃子がついてくるらしい。ここまでやると、太っ腹というかバカだ(←失礼)。
この店員の勘違いかとも思ったが、別の日に他の店員からも同じことを告げられたので、間違いない。
さすがに申しわけないので丁重にお断りしたが、中には遠慮せず追加でもらうヤツもいるだろうな。
体育会系のバカ学生が大挙押しかけ、「ビール50本に餃子50皿っス」なんて頼まれたら大変だぞ。
びんビール2本とウーロンハイ、餃子ともつ煮を食べ終えたところで、シメに「和風つけ麺」750円を追加注文。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/74/0b4a15aa13a66f697340f0d2653dcd9a.jpg)
平打ちの麺に、酸味のある和風ダレをつけて食べる。別添えの魚粉は少なすぎてあまり意味ナシ。
チャーシューなどの肉類は入ってないが、麺を無料で増量できるのがうれしい。
さきほどの煮こみが少し余っていたので、つけダレにしてみたら、意外とウマかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/dc/93310fb9d794fc93200ac85c59d393ec.jpg)
ツマミにもなり、余った汁で麺も食べられる。ここの特製もつ煮は、100円とは思えぬ大活躍だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/b4/23a039894e4903077654eda80eb1d8db.jpg)
追加の「ネギ」や「メンマ」と同料金ならば、絶対にもつ煮を選ぶのが正解だよな。
しかし、ここで悲しいニュースが。お店の方も「さすがに100円は安すぎる」と気付いたらしく、
今年から、煮込みが200円になってしまった(涙)。まあ、それでもまだ安いけどね。
量が変わったのかは未確認だが、もし以前と同じ量だったとしても、また2杯喰ってやる。
ところで、さきほどのメニュー写真に、素晴らしい商品が記載されていたのに気付いたかな?
そう、特製もつ煮の右斜め上にあった、“すき焼き風味!”の文字が躍る「牛飯」150円である。
別の日に、ラーメンと一緒にオーダーしてみた。おそらく、牛飯単品の注文は不可だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/5f/0eb11414631d6f2e30cafbda86a1d829.jpg)
さすがに量は少ないけれど、これは日本一安い牛丼ではないか!?
アップにするとこんなかんじ。メニュー写真より実物の方が、肉が多くてウマそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/59/84d70c1c79ac86229fffcbd6f65f45bd.jpg)
牛飯はともかく、右上のラーメン丼からワカメがハミ出ているのは、ビジュアル面では減点材料だ(苦笑)。
味の方は、結構甘口なので、しょっぱいラーメンとの相性は良好。甘いからデザートにもなるよ(←ならねーよ)。
せっかくなので、「札幌味噌ラーメン」800円の画像もアップにしてみる。お店の一番人気らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/82/1c3e6de5c073981f0b538575f51f15b4.jpg)
北海道から空輸した黄色い麺に、中華鍋で煮込んだスープと具材を合わせる、「サッポロ」スタイルのラーメンだ。
ひき肉だけでなく、ちゃんとチャーシューが入っているのもありがたい。次回はコーンかバターを入れてみよう。
なお、こちら味源立川北口店では、麺類を注文した客に、次回割引券と「さわやか吐息」を配布している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/61/a20d273f5955f381de88902c19b39bc9.jpg)
この券で、「ラーメン100円引き」か「餃子5個無料」のどちらかを選べる。
使用した日も、再び新たな券をもらえるので、常連は永遠に麺類100円引きである。
「さわやか吐息」は小さいミントタブレットが3粒入っている。ささやかだけど悪くないサービスだよ。
先日、帰宅してから食べようとしたら、ひと粒だけ落としてしまい、見当たらなくなった。
数日後、その時なくしたひと粒を発見し、意地汚く口に含んだところ、どうやら何かの薬だったらしく、
噛んだ直後、口内と舌がシビれた。拾い食いする人間にはバチが当たるんだな。
結局、いまだに何の薬だったのか不明のまま。まあ、こうして生きているのだから大丈夫だと思うが。
私の拾い食いのエピソードはさておき、ここの味源は、駅から近く麺類メニューも豊富、
さらに店の奥には団体用テーブル席もあるので、食事に会合、飲みのシメと、様々な利用法がある。
おまけに、中休みもないので、真っ昼間から飲めるのも高ポイントだよ。
北海道らーめん 味源 立川北口本店
立川市曙町2-6-5 山田ビル2F 伊勢丹のすぐ近く
立川駅北口、モノレール立川北駅からも徒歩約1~2分
営業時間 曜日によって多少異なるようだが、どの日も11時~22時半はやってる
定休日 なし
※小平店と立川南口『一撃』という店も同グループ
かつては福生、昭島、国立などあちこちに存在し、現在も八王子や国分寺、都内の渋谷にも支店がある。
ただし、運営元は異なるようで、お店によってメニューや価格、中には屋号まで違う(味源ナンチャラ、とか)ところも。
ラーメンは、いわゆるひと昔前の「サッポロラーメン」という印象で、今流行りの味ではない。
他にも美味しい店はあるので、しばらく足が遠のいていたが、数年前、立川北口店を久々に訪れたところ、
「ラーメンが食べられる飲み屋」として利用できることを発見。
アルコールメニューは、ビールの生とびん、チューハイ類、ハイボールなど。
おつまみは「餃子」、チャーシュー・メンマ・キムチの「つまみ盛り」、「特製もつ煮込み」と、種類自体は少ない。
しかし、この少ないツマミ群が、なかなかの攻撃力=酒を飲ませる力を誇るのだ。
一番のおススメは、ビールに餃子1人前が付く「ビールセット」500円。ビールといいつつ、他の酒類でもOK。
そもそも、酒類の元値は、びんビールだけ500円であとは400円。そして、餃子単品も500円なのにセットも500円。
数年前までは、セットの餃子は5個だったはずだが、最近は餃子単品と同様の8個になってる。
実に太っ腹というか…店長の設定ミスでは? と心配になるレベルである。
別の客が餃子を注文していると、「セットにしてもらい、ビールをオレにくれ!」とお願いしたくなるよ。
こちらがセットの餃子。盛り付けはイマイチだが、びんビールを頼んだ私の場合、実質無料なので文句は言えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/14/919f6c4ba19ea7bf484b5b8d4808cf99.jpg)
右上の方にチラリと映っているのが、もつ煮込み。こちらの価格は…なんと100円! 日本一安い煮込みかも?
なので先日は、いっぺんに2杯頼んでしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/37/4f0bb041fdca8fcf9938ae979d559b11.jpg)
ビールグラスとの比較でおわかりだろうが、2人前で普通のお店の1人前くらいかな。とはいえ200円は破格だ。
もちろん、このままでも食べられるが、卓上の調味料を加えると、さらにウマさ倍増。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/e8/91a2bb1c03d9efcd8b2cbf0e849342aa.jpg)
私は一味、おろしニンニク、そしてお店特製の「スタミナの源」という、刻みニラのピリ辛和えを、たっぷり入れる。
ラーメンチェーン『神座』や『花月嵐』にも似たようなものが置いてあるが、あちらほどクセはなくマイルド。
スタミナをつけたところで(?)びんビールをお替り。すると店員さんから「餃子お付けしますか?」と聞かれてビックリ。
どうやらこちらの店舗には、「500円=びんビール=餃子+ビールセット」という謎の数式があり、
びんビールには漏れなく、餃子がついてくるらしい。ここまでやると、太っ腹というかバカだ(←失礼)。
この店員の勘違いかとも思ったが、別の日に他の店員からも同じことを告げられたので、間違いない。
さすがに申しわけないので丁重にお断りしたが、中には遠慮せず追加でもらうヤツもいるだろうな。
体育会系のバカ学生が大挙押しかけ、「ビール50本に餃子50皿っス」なんて頼まれたら大変だぞ。
びんビール2本とウーロンハイ、餃子ともつ煮を食べ終えたところで、シメに「和風つけ麺」750円を追加注文。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/74/0b4a15aa13a66f697340f0d2653dcd9a.jpg)
平打ちの麺に、酸味のある和風ダレをつけて食べる。別添えの魚粉は少なすぎてあまり意味ナシ。
チャーシューなどの肉類は入ってないが、麺を無料で増量できるのがうれしい。
さきほどの煮こみが少し余っていたので、つけダレにしてみたら、意外とウマかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/dc/93310fb9d794fc93200ac85c59d393ec.jpg)
ツマミにもなり、余った汁で麺も食べられる。ここの特製もつ煮は、100円とは思えぬ大活躍だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/b4/23a039894e4903077654eda80eb1d8db.jpg)
追加の「ネギ」や「メンマ」と同料金ならば、絶対にもつ煮を選ぶのが正解だよな。
しかし、ここで悲しいニュースが。お店の方も「さすがに100円は安すぎる」と気付いたらしく、
今年から、煮込みが200円になってしまった(涙)。まあ、それでもまだ安いけどね。
量が変わったのかは未確認だが、もし以前と同じ量だったとしても、また2杯喰ってやる。
ところで、さきほどのメニュー写真に、素晴らしい商品が記載されていたのに気付いたかな?
そう、特製もつ煮の右斜め上にあった、“すき焼き風味!”の文字が躍る「牛飯」150円である。
別の日に、ラーメンと一緒にオーダーしてみた。おそらく、牛飯単品の注文は不可だろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/5f/0eb11414631d6f2e30cafbda86a1d829.jpg)
さすがに量は少ないけれど、これは日本一安い牛丼ではないか!?
アップにするとこんなかんじ。メニュー写真より実物の方が、肉が多くてウマそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/59/84d70c1c79ac86229fffcbd6f65f45bd.jpg)
牛飯はともかく、右上のラーメン丼からワカメがハミ出ているのは、ビジュアル面では減点材料だ(苦笑)。
味の方は、結構甘口なので、しょっぱいラーメンとの相性は良好。甘いからデザートにもなるよ(←ならねーよ)。
せっかくなので、「札幌味噌ラーメン」800円の画像もアップにしてみる。お店の一番人気らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/82/1c3e6de5c073981f0b538575f51f15b4.jpg)
北海道から空輸した黄色い麺に、中華鍋で煮込んだスープと具材を合わせる、「サッポロ」スタイルのラーメンだ。
ひき肉だけでなく、ちゃんとチャーシューが入っているのもありがたい。次回はコーンかバターを入れてみよう。
なお、こちら味源立川北口店では、麺類を注文した客に、次回割引券と「さわやか吐息」を配布している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/61/a20d273f5955f381de88902c19b39bc9.jpg)
この券で、「ラーメン100円引き」か「餃子5個無料」のどちらかを選べる。
使用した日も、再び新たな券をもらえるので、常連は永遠に麺類100円引きである。
「さわやか吐息」は小さいミントタブレットが3粒入っている。ささやかだけど悪くないサービスだよ。
先日、帰宅してから食べようとしたら、ひと粒だけ落としてしまい、見当たらなくなった。
数日後、その時なくしたひと粒を発見し、意地汚く口に含んだところ、どうやら何かの薬だったらしく、
噛んだ直後、口内と舌がシビれた。拾い食いする人間にはバチが当たるんだな。
結局、いまだに何の薬だったのか不明のまま。まあ、こうして生きているのだから大丈夫だと思うが。
私の拾い食いのエピソードはさておき、ここの味源は、駅から近く麺類メニューも豊富、
さらに店の奥には団体用テーブル席もあるので、食事に会合、飲みのシメと、様々な利用法がある。
おまけに、中休みもないので、真っ昼間から飲めるのも高ポイントだよ。
北海道らーめん 味源 立川北口本店
立川市曙町2-6-5 山田ビル2F 伊勢丹のすぐ近く
立川駅北口、モノレール立川北駅からも徒歩約1~2分
営業時間 曜日によって多少異なるようだが、どの日も11時~22時半はやってる
定休日 なし
※小平店と立川南口『一撃』という店も同グループ