以前、拙ブログで『やみつき』という餃子店を紹介した。
-住宅街の隠れ家餃子店 三鷹『やみつき』-
https://blog.goo.ne.jp/shiyoudayuuji/e/7741ed440df0859076ccc58b553b870b
繁華街からは離れた住宅街にある店舗で、数種のオリジナル餃子を提供していたが、

こちらのお店はどこの駅からも遠く、私は三鷹駅から歩き、行きは迷って45分、帰りも30分かかった。
その点、今回紹介する『誠一郎本舗』さんは、同じく住宅街にあるのだが、
やみつきさんよりはアクセスよく、三鷹駅からは徒歩約15分。やっぱり遠いじゃねえかって?
しかし、こちらのお店も、歩いてでも食べに行く価値があるお店なのである。
一番わかりやすいルートは、三鷹駅南口を出て、左斜めに伸びた道をひたすら歩き、
早朝から営業の名店『いしはら食堂』を過ぎた先に、「アソシエイト」という黄色い看板がある。
そこから右に伸びた道を、さらに真っすぐ進んでいくと、そのうち下の看板がある店を発見できるはず。

「ギョーザと唐揚げの専門店」。この看板を見た私は、吸い寄せられるように入店したものだ。
店内はカウンター席と、奥に座敷席があり、厨房には作務衣を着用した、いかにも職人風の男性店主が。
主なメニューはこちら。当然のように、お店自慢の餃子と唐揚げが、上の方に記してある。

初訪問時のファーストオーダーは、生ビール470円と「焼ギョーザ」320円&「にんにくギョーザ」320円。
店主はおっかなそうな見た目に反し、注文の受け答えやビールの注ぎ方などが丁寧でひと安心。
不愛想で威圧的な店主なんて、評論家気取りの食べロガーと同様、一日も早く世の中から消えてほしいね。
しばらくすると、餃子が焼きあがった。1人前各6個。焼き色にムラがなく見栄えもイイ。

確か、手前が普通の「焼ギョーザ」で、奥が「にんにく」だったはず。
皮はやや薄目で、中の具はシャキシャキ野菜が多めで、甘味を感じるやさしいタイプ。
にんにくギョーザは名前の通り、皮を開くとにんにくの粒がゴロゴロ出てきた。

粒のままのにんにくは歯応えがいいだけでなく、「おろし」や「刻み」より胃腸への負担も少ないそうなので、
ここのにんにくギョーザなら、何個でも食べられるので、スタミナついて困っちゃうね(←発揮する場所がないけど)。
お酒をウーロンハイ350円に変え、誠一郎本舗さんのもうひとつのウリである、「からあげ」も追加注文。
タレに付け込まれた鶏肉に粉を付け、しばし油で揚げたのちに出てきたのがこちら。

※からあげは4個で420円
おお、貝殻マドレーヌのような模様が。強面店主(失礼)、なかなか芸が細かい!
鶏肉もジューシーで味もしょっぱすぎず、ツマミとしてもオカズとしても、ちょうどいい塩梅。
餃子と一緒に、唐揚げを看板に掲げていたのはダテではなかった。
偶然入ったお店ながら、一発で気に入った私は、その後も餃子と唐揚げを求め、てくてく歩いて通うこととなった。
こちらは、昼も夜も定食を出しており、食事だけのお客もよく見かける。
食事メニューはこちら。ランチタイムはさらに100円引きらしい。太っ腹だね。

定食のおかずも、単品で頼めることもできるため、先日は「ハンバーグ」をオーダー。

チーズと目玉焼きも付いて、確か600円くらいだったかな。こちらのメニューは、なんでも安いね。
こちらは定番の「グラタンコロッケ」。大きめサイズが2個で400円。

ハンバーグ同様、自家製ではなさそう(違ったらゴメン)だが、子供の食べ物が好きな私は大歓迎だ。
先述のメニューの他にも、日替わり料理がいくつかあり、それは厨房内のホワイトボードか、
それをはみ出て、冷蔵庫にも直接書き出される(笑)。

先日は「豚肉と玉子のラー油炒め」420円を頼んでみた。
KTI=きくらげ玉子炒めファンとしては、食べておかないとね。KTI、全然流行らねえけど。
こちらが豚肉と玉子のラー油炒め。ラー油のオレンジ色が印象に残るね。

書き忘れたが、こちらは卓上のものとは別に、自家製ラー油があり、たぶん、それを使用したと思われる、
最初のひと口はほぼラー油味のみだが、徐々に肉や野菜の旨味や他の調味料が溶けだし、まろやかな味になってくる。
中華屋さんでも食べたことのない料理だけど、これはイケる。レギュラーメニューにすればいいのに。
残ったタレを、餃子に付けて食べてみたけど、なかなか美味しかったよ。
また、私は食べたことはないが、隣席の客が頼んだ定食をチラ見したら、
ごはん、味噌汁、お新香に小鉢(おでんの場合が多い)が付き、そしてキャベツ主体の野菜がたっぷり。
さっき載せた、ハンバーグに添えられた野菜の3倍以上は盛られているよ。
私も以前、シメに定食を頼もうと思ったが、あまりのボリュームに食べきれるか心配になり、断念してしまった。
冒頭で述べたように、誠一郎本舗さんは、駅からちょっと離れた住宅街に位置するため、
現在の主な客層は、近隣の住人や勤め人が大半だと思われるので、
大騒ぎする若者や、泥酔するダメ客はいない。あと、ウザい食べロガーも、夜はあまり来ていない模様。
安くてウマくて食事もできて、初見のひとり客でも店主は普通に迎えてくれて、居心地も悪くない。
隠れた名店が多い三鷹だが、ここは屈指の穴場ではないかな。
誠一郎本舗
東京都三鷹市下連雀4-6-15
三鷹駅南口から徒歩約15分
営業時間 11時半~13時、18時~22時半
定休日 月曜
※2024年1月追記 昨年閉店し、『江ぐち』系統のラーメン店に変わったようです
-住宅街の隠れ家餃子店 三鷹『やみつき』-
https://blog.goo.ne.jp/shiyoudayuuji/e/7741ed440df0859076ccc58b553b870b
繁華街からは離れた住宅街にある店舗で、数種のオリジナル餃子を提供していたが、



こちらのお店はどこの駅からも遠く、私は三鷹駅から歩き、行きは迷って45分、帰りも30分かかった。
その点、今回紹介する『誠一郎本舗』さんは、同じく住宅街にあるのだが、
やみつきさんよりはアクセスよく、三鷹駅からは徒歩約15分。やっぱり遠いじゃねえかって?
しかし、こちらのお店も、歩いてでも食べに行く価値があるお店なのである。
一番わかりやすいルートは、三鷹駅南口を出て、左斜めに伸びた道をひたすら歩き、
早朝から営業の名店『いしはら食堂』を過ぎた先に、「アソシエイト」という黄色い看板がある。
そこから右に伸びた道を、さらに真っすぐ進んでいくと、そのうち下の看板がある店を発見できるはず。

「ギョーザと唐揚げの専門店」。この看板を見た私は、吸い寄せられるように入店したものだ。
店内はカウンター席と、奥に座敷席があり、厨房には作務衣を着用した、いかにも職人風の男性店主が。
主なメニューはこちら。当然のように、お店自慢の餃子と唐揚げが、上の方に記してある。

初訪問時のファーストオーダーは、生ビール470円と「焼ギョーザ」320円&「にんにくギョーザ」320円。
店主はおっかなそうな見た目に反し、注文の受け答えやビールの注ぎ方などが丁寧でひと安心。
不愛想で威圧的な店主なんて、評論家気取りの食べロガーと同様、一日も早く世の中から消えてほしいね。
しばらくすると、餃子が焼きあがった。1人前各6個。焼き色にムラがなく見栄えもイイ。

確か、手前が普通の「焼ギョーザ」で、奥が「にんにく」だったはず。
皮はやや薄目で、中の具はシャキシャキ野菜が多めで、甘味を感じるやさしいタイプ。
にんにくギョーザは名前の通り、皮を開くとにんにくの粒がゴロゴロ出てきた。

粒のままのにんにくは歯応えがいいだけでなく、「おろし」や「刻み」より胃腸への負担も少ないそうなので、
ここのにんにくギョーザなら、何個でも食べられるので、スタミナついて困っちゃうね(←発揮する場所がないけど)。
お酒をウーロンハイ350円に変え、誠一郎本舗さんのもうひとつのウリである、「からあげ」も追加注文。
タレに付け込まれた鶏肉に粉を付け、しばし油で揚げたのちに出てきたのがこちら。

※からあげは4個で420円
おお、貝殻マドレーヌのような模様が。強面店主(失礼)、なかなか芸が細かい!
鶏肉もジューシーで味もしょっぱすぎず、ツマミとしてもオカズとしても、ちょうどいい塩梅。
餃子と一緒に、唐揚げを看板に掲げていたのはダテではなかった。
偶然入ったお店ながら、一発で気に入った私は、その後も餃子と唐揚げを求め、てくてく歩いて通うこととなった。
こちらは、昼も夜も定食を出しており、食事だけのお客もよく見かける。
食事メニューはこちら。ランチタイムはさらに100円引きらしい。太っ腹だね。

定食のおかずも、単品で頼めることもできるため、先日は「ハンバーグ」をオーダー。

チーズと目玉焼きも付いて、確か600円くらいだったかな。こちらのメニューは、なんでも安いね。
こちらは定番の「グラタンコロッケ」。大きめサイズが2個で400円。

ハンバーグ同様、自家製ではなさそう(違ったらゴメン)だが、子供の食べ物が好きな私は大歓迎だ。
先述のメニューの他にも、日替わり料理がいくつかあり、それは厨房内のホワイトボードか、
それをはみ出て、冷蔵庫にも直接書き出される(笑)。

先日は「豚肉と玉子のラー油炒め」420円を頼んでみた。
KTI=きくらげ玉子炒めファンとしては、食べておかないとね。KTI、全然流行らねえけど。
こちらが豚肉と玉子のラー油炒め。ラー油のオレンジ色が印象に残るね。

書き忘れたが、こちらは卓上のものとは別に、自家製ラー油があり、たぶん、それを使用したと思われる、
最初のひと口はほぼラー油味のみだが、徐々に肉や野菜の旨味や他の調味料が溶けだし、まろやかな味になってくる。
中華屋さんでも食べたことのない料理だけど、これはイケる。レギュラーメニューにすればいいのに。
残ったタレを、餃子に付けて食べてみたけど、なかなか美味しかったよ。
また、私は食べたことはないが、隣席の客が頼んだ定食をチラ見したら、
ごはん、味噌汁、お新香に小鉢(おでんの場合が多い)が付き、そしてキャベツ主体の野菜がたっぷり。
さっき載せた、ハンバーグに添えられた野菜の3倍以上は盛られているよ。
私も以前、シメに定食を頼もうと思ったが、あまりのボリュームに食べきれるか心配になり、断念してしまった。
冒頭で述べたように、誠一郎本舗さんは、駅からちょっと離れた住宅街に位置するため、
現在の主な客層は、近隣の住人や勤め人が大半だと思われるので、
大騒ぎする若者や、泥酔するダメ客はいない。あと、ウザい食べロガーも、夜はあまり来ていない模様。
安くてウマくて食事もできて、初見のひとり客でも店主は普通に迎えてくれて、居心地も悪くない。
隠れた名店が多い三鷹だが、ここは屈指の穴場ではないかな。
誠一郎本舗
東京都三鷹市下連雀4-6-15
三鷹駅南口から徒歩約15分
営業時間 11時半~13時、18時~22時半
定休日 月曜
※2024年1月追記 昨年閉店し、『江ぐち』系統のラーメン店に変わったようです