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北海道 旭山動物園その1

2012-11-03 | 気まま旅

北海道旭川市に入る、道第二の都市。上川盆地西半分を占め、石狩川を主流にして、牛朱別川、忠別川、美瑛川の支流の合流地にある。
アイヌ語でチュベッツ(日の川)の意訳から付けられた。
旭川市は、寒暖の差が大きい内陸性気候で、東に大雪山を望んでいる。交通も南東に空港とJR函館本線、宗谷・石北本線が交わり、
道央自動車道と中央部の役割をしている。市の歴史は、1891年に、屯田兵村が置かれたことに始まる。
永山村は、屯田本部長・第二代道庁長官だった永山武四郎の地、1900年第7師団が置かれ、軍部の街の色彩が濃い。
戦後に入り商工業と木材工場と平坦部では水稲耕作が盛んになり、道穀倉地帯を形成した。
嵐山は、北方植物の集成群落とアイヌ民族の文化村、コタンがある。

駅前通りに「平和通買物公園」がある。ここは、市の駅前から8条通に至るまでの約1kmに渡る歩行者天国である。
道路幅員、20m。1972年に日本初の恒久的歩行者天国として開設された。
町名も1条~9条の東西に区切られ、「旭山動物園」は、9条通りの奥になる。



「旭山動物園」は、 公営(旭川市営)、動物数 124種 692点(2012年1月現在)、

2004年の「あざらし館」は、公開以降は7月は18万5461人、8月は32万1500人と、恩賜上野動物園を抜いて日本一の月間入園者数を記録した。
2006年度の入園者数は300万人を超え、350万人の来園者があった上野動物園に次いで国内2位、世界レベルでも上位の入場者数を誇る。   
2010年、愛知県の東山動植物園に次ぐ第3位。
寒冷地域に生息する動物の飼育繁殖に実績があり、旭山動物園が国内で初めて飼育下での自然繁殖に成功した動物にホッキョクグマ、アムールヒョウ、コノハズクなどがある。

「行動展示」の動物園、日本の動物園で一般的な、動物の姿形を見せることに主眼を置いた「形態展示」ではなく、行動や生活を見せる「行動展示」
を導入したことで注目を集めた園である。

「カピバラ」は、体長105~135cm、体重35~65kgにまで成長。性格は非常に穏やかで、人に懐く事からペットとしても人気。
5cm以上にもなるタワシのような硬い体毛に覆われている。泳ぎが得意で、前足後足には蜘蛛の巣状の水かきがついている。
群れを成して泳ぎ、捕食動物から身を隠すために水中に5分以上潜ることができる。鼻先だけを水上に出して眠ることもある。
寿命は5~10年。草食性で、朝夕に活動し、川辺で水中の草や木の葉などを食べて過ごす。

原産地のブラジル南部、アルゼンチン北部、ウルグアイのパラナ川流域一帯では、家畜や食糧にするために捕獲されることが多かった。
現在では狩猟を禁止する国も多くなったが、カピバラの肉は豚肉のような味がするとされ、ベネズエラでは食肉用に開発されており、特に復活祭に好まれて食されている。

カビバラ


 
「行動展示」の動物園の特徴はペンギンのプールに水中トンネルを設ける、ライオンやトラが自然に近い環境の中を自由に動き回れるようにするなど、
動物たちが動き、泳ぎ、飛ぶ姿を間近で見られる施設造りを行っている。
冬のペンギンの運動不足解消から始められた散歩は人気イベントで、積雪時に限り毎日開催される。このほか、食事時間を「モグモグタイム」と題し、
動物の行動を展示する催しも行われている。園の行動展示は今後の動物園展示の指針として国内外の動物園関係者が視察に訪れるなど注目されている。

てながざる










「麒麟」1日の睡眠時間は、約 10分-20分、長くても1時間程度と言われ、寝る時は足をまげて地面に座り、首は丸めて体に乗せて寝る。
鳴き声は牛にやや似た声で「モー」と鳴く。ただし滅多にその鳴き声を披露することはなく、動物園の飼育員ですらごくごく稀にしか聞けないという。
オスを中心とした2-10頭程度の群れで生活している。
食物の葉から摂る水分のみで、水を飲まなくても生きていくことができるため、アフリカに住む他の草食動物と異なり、乾季になっても移住をしない。
キリンはいつもは草を食べているが、時おり小鳥などの小動物を食べることもあるという。








「白熊・北極熊」は、流氷水域、海岸などに生息する。冬季には、流氷の南下に伴い南へ、夏季には北へ移動する。1日あたり70KGを移動することもあり、
年あたり1,120kmの距離を移動した例もあるという。
地域によっては直射日光、天候、外敵から逃れるための風通しの良い巣穴を作る。
流氷の間を数時間にわたって泳いだり、時速6.5kmの速度で約65キロメートルの距離を泳ぐことができる。
雑食獣であるクマの中で最も肉食性が強い種であり、ヒグマに比べ歯がより特殊変化している。

繁殖形態は胎生。3-6月に交尾を行う。受精卵の着床が遅延する期間も含めて妊娠期間は195-265日。
幼獣は生後28か月は母親と一緒に行動する。生後5-6年で性成熟する。生後21年で繁殖を行ったメスもいるという。寿命は25-30年。

白熊 うろうろと動き回り撮影しにくかった。


夕日が沈む


次回も旭山動物園です。

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