今日は夕方から雨が止み無風の晩秋の夜となっている。つまり暑くもない寒くもない状態である。俳句結社は1誌は12月号までなので自然退会となる。毎回末席のお客さん状態である。問題はもう1誌である。今日のところは保留にしたがタイミングを選んで結局辞めることになる。こちらは主宰の選評が載るなど好待遇であるが、新結社とあって抱え込みである。本誌への投句だけではなく句会への出席が強制される。つまり予選を経ないと本誌選の対象にならないということである。ホトトギス以来の文芸ファシズムの残滓がここにもある。今時俳句結社の主宰が家父長まがいの権限を持つなど許されることではない。こことは未来永劫訣別したい。これから駅前のコンビニまで買出しに行くが、いつもの公園のベンチで再度サヨナラメールを送りたい。 喝采はいらないもうすぐ芭蕉の忌 まほろば
今日も一日10度台で推移している。いよいよ晩秋の到来である。平地でも紅葉が本格化する日が近い。俳句といえば四季の移ろいや花鳥風月と相場は決まっているがもう時代遅れである。俳句そのものがすでに消滅しているからだ。その滅びの空間の中で一行の詩として〈俳〉や句を再生してゆかなければならない。さて今日もこれから深まってゆく闇と都会の魑魅魍魎の奥底でどんな心の景を紡ぐことが出来るのだろうか。 空が縮む闇が噴き出す紅葉狩 まほろば
頬ぱんぱんニッポンは再生したのか(かつての小沢一郎の選挙CM) 三年ぶりの秋のさんまをぶつ切りに 待っていたがジェンティルドンナは来なかった 何でもランキング私はいつも最下位が好き(ブービーの方が美味しい) 遅咲きのなでしこ毒蝮三太夫のクソババア 角川春樹は角川俳句賞に応募したことがない 魂を一行に収めるのが今日の一句 今夜は饒舌ですねお父さんが死んだんでしょう どうでもいいんです空気と水とお金があれば 大橋巨泉はロックプリンスがダービーでブービーの後ミートショップを開店したらしい
今日は予報通り20度を割り込む曇り空が拡がっている。午後からの句会出席はかなわなかった。翌日は仕事があり終了後に新宿などに寄ることも出来ない状況下では到底無理だった。またブログ上でかなりの句作を行っており、いくつかの投句場所も確保している。主宰の選評を肉声で得られるのは貴重だが【俳句は座の文芸】という文芸イデオロギーとは30年前に切れている。あまり自作をイジられるのも神経に応える。生活全般の危機的状況も私個人には差し迫ったものである。俳句表現の場などアッという間に吹き飛んでしまう。要するに私にとって作句の過程とは赤の他人が一切介入する余地が無い。ブログもソーシャルメディアなどという認識はゼロであり、むしろその対極にある。もうしばらく様子を見た上でかなり軌道修正が必要のようである。さて今夜も18~22時の警戒タイムが近づいて来た。至急何をどうするか決めなければならない。そこに張り付いているものの一つが俳句である。 冬立つ日鬼切丸は死んだのか まほろば
あしたのジョーと力石徹酉の市 ペーパームーンのいろはにほへと酉の市 三の酉ことしは無きや夢また夢 吉原を抜けて幽けき酉の市 おかめ撫で母さんと呼ぶ酉の市