今日眠たすぎです!
火曜日から、お仕事ちゃんと頑張りました。
座って、ちゃんとやる、がなかなかエネルギー消耗するわたし。
メキシコの話は、いよいよ終盤。
書きたい事たくさんなので明日かきますねー。
おやすみなさい。
20時半!小学生か!?
今日眠たすぎです!
火曜日から、お仕事ちゃんと頑張りました。
座って、ちゃんとやる、がなかなかエネルギー消耗するわたし。
メキシコの話は、いよいよ終盤。
書きたい事たくさんなので明日かきますねー。
おやすみなさい。
20時半!小学生か!?
メキシコに来て、9日目。
朝、トイレに行く時鏡を見たら、キツネ顔の女が映っている。
娘がわたしを見た時の衝撃はこれだったのか!
明日は帰りの飛行機に乗る。また平たい顔族にまじる日々だ。
昨夜メキシコシティから、長距離バスでグアナファトに戻ってきた。
今朝もう一度、グアナファトの市内をめぐる。
ホストファミリーの家からピピラの丘まで歩き、そこからケーブルカーで、商店街まで下る。
二人で400円。
あの長い道を下るなら、高くない。
しかし、
ケーブルカー乗り場にたどり着く前の小さな革製品のお店がかわいくて物色。
レジにいる女の人がその場で革製品をつくっている。まるでアーティスト。
ああ!市場にたどり着く前の誘惑も多すぎる!
途中のカフェで朝ごはんを食べようとすると、二階が眺めがいいからと案内される。
500円しないモーニングセットで、こんなによくしてくれる。
水木しげる先生が大絶賛したメキシコのパンケーキ。
やっと食べることができた。
うん。確かにおいしい!
小麦粉の味がするのだ。
そうそう。
今回二階へどうぞと言ってくれたような事や、
ちょっと困った事に遭遇したりするとどこからともなく誰か現れて教えてくれる。
不思議だなあ。
わたしが思う以上に、キツネ顔は目立っていて、みんなの関心を引いているのかもしれない。
もっと市場にいたかったけれど、娘に急かされて帰る。
やっと捕まったタクシーの運転手さんが、娘を迎えに行くから、遠回りしていい?
と、言う。
途中で可愛らしい小学生の女の子を拾って、ホストファミリー宅へ。
料金はちゃんといつもの料金だった。
さあ!急げ!
今日は、ナタリアラフォルカデのライブに行くのだ!!
メキシコシティのペンションアミーゴに別れを告げて、バスで、セントラルノルテ駅へ。
ここから、テオティワカン行きのバスがでる。
メキシコのバス乗り場は、かなりわかりにくい。
買ったチケットに販売員さんが、6から9と書いてくれるのだが、
乗り場6から9のどれかから、バスがでるよ。という事。
まぁ、行ってみりゃ、わかるか。と、思って、6から9のところに行くと、
PILAMIDAS
と、いう表示のバスがあるのに気がついた。
テオティワカン行きのチケット下さいと言い。
チケットにも、テオティワカンと書いてあるのに、バスに、ピラミッド、じゃ、だいたい加減がすごくて、
わたしがもっとちゃんとした人だったら、絶対分からなかった。
バスに乗ると、女の人が、お菓子の詰め合わせをくれた。
くれたと思ったら、10ペソだった。
バスの中で、若い男女が、ギターと歌を始めた。
なんだか、このギターと歌が猛烈に良くて、チップでもあげるべきかと思ったら、特に要求もされなかったし、誰も払っていなかった。
テオティワカンに着くと、娘の大荷物が気になった。
背中には、日用品のリュック。
前には、モニカと空港で別れたままメキシコシティに来たので、モニカから渡された台湾のインスタントラーメン15袋と、友達に返すように頼まれたトレーナーの入った袋をかかえている。
わたしも、ずっしりしたリュックを
背負っている。
テオティワカンは、広い。
おまけに起伏がある。
それに、物売りが、避けても避けても、ゾンビのように声をかけてくる。
ガイコツの形の、バウウウという音のなる笛を、いつもこちらにめがけて吹いてくる。
この音に、けっこうびっくりする。
かなり疲れた。
太陽のピラミッドの下で、さっき買わされたお菓子を食べて水を飲んでいると、
また物売りがきた。ブレスレットの物売りだった。
断ると、いい年したおじさんが、心底悲しそうな顔をする。
次のピアス売りのおじさんも、また、同じような悲しそうな顔をする。
ちょっと。
まぢで、あなたたちそれで生計立ててんなら、ちょっと甘いんじゃないの!?
同じようなもんを、こんなに大勢で売って、売れないに決まってる!
しかも、入り口の売店では同じモノがもっと安く売ってたのだ。
真剣に、やる気があるなら、みんなと違うビジネスチャンスを考えたほうがいい。
例えば、ピラミッドに登る人の荷物を預かるとか、記念写真を撮ってあげるとか。
と、わたしはかなりイライラしていたけど、伝えるようなスペイン語力もない。
遺跡は、石がゴロゴロ積み重なっている様に、なんとなくの迫力だけを感じてはいたが、とにかく、今生きてる物売りおじさん達への対応だけで大変だった。
しかし、当時の壁画が復元されている一角に足を踏み入れた時、これは物凄いぞ、と、思った。
シウダデラ市場で圧倒された、メキシコの人々の産みだすパワーと、
ここのおじさん達の、物を売る執念と、
このピラミッドを創り出した人々の、
生も死も超える生き様みたいな物が、全部繋がって、
気が遠くなった。
遺跡を歩いてヘトヘトになった娘が、
あーこの人たち、
この時代から、あんま変わってないわ
と、言った。
正に、同感。
ピラミッド時代から、同じモチーフのパターンが、現代の民芸品に現れる。
それが、古くさくもないし、ある迫力を、もっていて、美しいのだ。
スペインに征服された時代を経て、なお先住民の息吹が、ボコボコと音を立てて沸騰しているような感じ。
面白いなあ。
でも、
物売りの、おじさん達、
もうちょっと、違うビジネスチャンスを考えたほうがいいと思う。真剣に。
ペンションアミーゴの壁には大きなメキシコシティの地図。
ひときわ興味を抱いたのは、シウダデラ市場。
メキシコ全土からの民芸品が集まる。
200店舗が軒を連ねる。
今日の午後にはテオティワカン遺跡のバスに乗りたい私たちである。
ちょっとだけよ、の、つもりで覗いた市場で大興奮。
美しい刺繍のブラウス。
革細工の靴や鞄。
細かい銀細工のアクセサリー。
凝ったデザインの分厚いタイル。
お茶目な人形。
カラフルなギター。
全部欲しい。
ガイドブックには、値切ってみよう!
と、ある。
しかし、こんなに美しく、手の込んだものが、日本人のわたしからすると、もう、安いのだ。
130ペソ
と、言われるので、頭でペソから円に計算する。
わたしの黙る姿が考えているように見えるのだろう。
じゃあ、120でいいよ。
え。なんにも言わないでいたら、下がった。
二つちょうだい。
なら、230でいい。
と、いう感じ。
あんまり、安く値切る事ばかり考えないで、この美しい物を欲しいと、誠実な態度の旅人でいるほうが、気持ちいい買い物ができる気がする。
刺繍ブラウスとビーズのアクセサリーの店では、女の店員さんと、
これがかわいい、あれがかわいい
と、女子トークになるのが面白かった。
別珍のような、リッチな刺繍のバックの店では、白人のマダムが山のように商品を持ってこさせて、選り分けているのが、ちょっと偉そうだった。
わたしたちは、そっと、小さなバックを言い値で買った。
狭い通りを歩くと、いきなりおじいさんに、
ほとんどダダ!
と、日本語で声をかけられた。
逃げるようにして、駆け抜けた。
出会う角、新しい通りの店はいつも目新しく、また、素敵な物に出会ってしまうので、
最後は、娘と、
もう、見ないよー!と、半べそかいて出口目指して走った。
ものすごかった。
素敵で美しくて、色彩に溢れていた。
メキシコの人々の生活のエネルギーが、百花繚乱、ひしめいている市場だった。
これから、テオティワカン遺跡に行くというのに、荷物の量が増えてしまった。
でも、素敵な物が、このリュックに詰まっていると思うと、そんなに重さは感じないのだった。
さて!寝てるわけには、いかないよ!
もう観光はどうでもよくなっている娘を叩き起こす。
2日でメキシコシティの全部を見るくらいのつもりのわたしである。
しかし、すぐにそんなのは戯言だと思い知る。
コヨアカン地区にあるフリーダカーロの美術館から、北上してメキシコシティを攻めようというわたしの計画。
なのだが、
メキシコシティはでかい。
2ブロック先だよ。
の、2ブロックのでかさ!
しかも、小さな通りは地図にでていないから、迷う迷う。
おまけに、露店の雑貨が可愛くて足を止め、
搾りたてのジュースの誘惑に足を止め、
腹が減っては戦ができないので、タコスの屋台で小休止。
フリーダカーロ美術館から、タクシーで、
フリーダとディエゴリベラの暮らした家へ。
歩きに歩いて地下鉄の駅へ。
リスの群がる公園を抜けて、国立文化人類博物館へ。アウトラロピテクスの模型と並んで写真を撮る。
もう、その頃にはヘロヘロである。
気がつけば午後6時。
地下鉄に乗って、宿に戻ろうとするも、時間が帰宅ラッシュに入っているよう。
メキシコシティのラッシュ時の地下鉄は、地獄の沙汰だと耳にしていたので、どうする?
はてさて、タクシーだといくらかかっちゃうのかな。
などとはなしながら歩いていると、大きなスタジアムの前から、トリバス!
(多分トリップバスの事)
二階建ての屋根が座席になっている、浮かれた観光バスである。
わたしたちの目指す地区に行くか聞いてみると、うまいこと、行くという。
でも、1日違う路線にも乗り放題で140ペソ。1000円前後。
いまからじゃ、コース一周も無理だから、もったいないよとチケット売りのお兄さん。
金持ちパポンから来た、世間知らずのお嬢様二人旅行である。
ボッタクれば、いいのに!
実は我々の出会ったメキシコ人は、みんなこんな風に優しかったのである。
タクシーよりもいいから、と、頼んでトリバスに乗せてもらう。
観光名所を次々にまわり、イヤホンで日本語の説明も聞ける。
わたしは、大変このバスが気に入った。
1日乗り放題で、上手く使えばだだっ広いメキシコシティを効率的に観光できそう。
バスを降りて、地下鉄3駅で宿に最寄りの駅。
その頃、土砂降りの雨に見舞われて、タコスを食べながら雨宿り。
長い長い1日だったが、メキシコに雨が降ると安心する。
気温がぐっとさがり、埃っぽさが落ち着く。
古代から現代まで、メキシコの人々の作る建造物や小さな生活雑貨に魚のモチーフがたびたび現れる。
魚は、豊穣を表すシンボル。
雨や水や魚に、人々が抱いく想いは、水に恵まれた我々日本人とは違う重さがあるだろう。
激しい雨も、夜半には上がった。
広いメキシコの大地は、軽々と飲み干してしまったかの様に、また、なんでもない朝が来る。
ペンションアミーゴは、バックパッカーの集う日本人宿。
二人部屋で240ペソ、約1900円で、朝食付き。(一人でドミトリーでも120ペソ)
メキシコシティの細かい交通情報や観光案内を日本語で知ることができるのがありがたい。
建物は、古い感じ。
掃除は行き届いているが雑多な感じ。
娘は、
あー。もうボロいの慣れた。
と、本気でリラックス。
ソナロッソという繁華街にあるので、すぐに散策できるのが嬉しい。
夕御飯を食べに外に出ようと台所を通ると、
今晩は、唐揚げとポテトサラダをつくっていて、みんなでシェアするんです。
一緒にいかがですか?
と、声をかけられた。
娘は、10か月ぶりの唐揚げという響きにもう抗えない。
ありがたくいただく事にする。
一つのテーブルに集う10人ほどが、初めて会う方々なのに、アミーゴ感満載。
メキシコシティの真ん中に、日本語しか飛び交わない不思議な空間。
それに、
白い御飯と、唐揚げと、ポテトサラダ。
最強の組み合わせと、娘は、納豆までいただいてしまった。
それから、なぜかラムの瓶が空き、コーラで割って、深夜2時までの酒宴。
端っこで参加していた娘は、後で、
わたし、日本語わからなくなっちゃってる。
知らない単語ばっかりだったんだもん。
すみません。
生物の進化論からのジェンダーを考察する論議に花が咲きまして。
つまり、下ネタ炸裂でしたのです。
あ~~あ。娘が一緒だったのに、またやっちゃったよ。
お母さんらしくいられない。
大きなザックに全て詰めて、世界を回ってみたい?
わたしは最近歳を感じて、本当にやりたい事しかやる時間がないような気がしている。
そうなると、ヨーロッパや
寒そうな地方もは、まぁ、機会があればで。
お友達の生まれ育った中南米か、おいしいアジアの国々へは、強引にでも機会をつくって行ってみたい。
と、言うことで、
メキシコシティを2日間、安宿に泊まって歩き回る計画を、やっちゃうぞ!
日本でメキシコ大好きご夫婦に、ぜひ、ペンションアミーゴへ!と、言われていたので、目指す。
バスの駅から、タクシーに乗る。
駅で行き先を告げて、タクシーチケットを買ったのに、タクシーの運ちゃんは、
そんな住所はわからないなあ。
と、言いつつも走り出す。
なんでわからないのに、走るの!?
宿に電話をして細かく場所を聞く、
運ちゃんは、なにかペラペラはなしている。
なんでも、シィシィ、言うわたしを制して、娘は、
この人。
その場所だと、君たちが買ったタクシーチケットより遠くようになっちゃうなあ。
追加料金を、まあ、僕はもらってもいいんだけど。
と、言ってるの。
わたしは今、殴っちゃいそうなのを抑えてるんだから!
じゃあ!いいです。
この、目印の革命記念塔までで。
そこから歩いていきますから!
と、娘が言うと、地図アプリを立ち上げて、
あー!大丈夫大丈夫!
と、言いだす。
あっけなく到着。
チップです。と、20ペソわたすと、笑顔の紳士に豹変。
しかし、140円くらいで人柄がここまでかわるか!?
大都会メキシコシティの洗礼。
やっぱり都会はこわ~いものなのか!
わたしにとっては、娘の怒りの方が怖かったけれど。
空港には、5時についた。
台湾へ帰るモニカを見送りに、15人くらいの留学生やその家族が集まっている。
ここに、まだ日本にいるメヒ子ちゃん、その家族が、我々を迎えに来てくれる事になっている。
サヨナラと、再会の入り混じる空港である。
メヒ子ちゃん家族は、気軽に空港に迎えに行くと言ってくれた。
なので近いのかと思っていたら、実際には相当なスピードで飛ばす車で、二時間。
その間に景色はグングン変わる。
メヒ子ちゃん家族の住むミチョアカン州に近づくにつれ、砂っぽかった風景が潤っていく。
しまいには、大きな湖。
これがどことなく、諏訪湖なのである。
渡るのに30分かかる広大な諏訪湖を抜けると、いつの間にか中世ヨーロッパの街並みにたどり着いた。
ここがミチョアカン州のモレリア。
今夜はメヒ子ちゃんちにベッドを借りて、明日は長距離バスで四時間かけてメキシコシティに観光にいく予定のわたしと娘である。
モレリアに着いたのが夜の8時。
さて、寝るだけ、とノンビリしていた我々だが、メヒ子ちゃんファミリーは、この短い時間に見どころ満載の観光ツアーをしてくれたのだ!
夜の街を歩く。
おしゃれなカフェの合間をぬう。
大きな教会に入る。
噴水前の公園で、
ガスパチョというフルーツにチリをかけたものをいただく。
揚げたてのチュロス!
お菓子売りに、風船売り。
ディスコの中まで覗かせてくれるよう頼んでくれた。
賑やかな街の様子に、
今日は何かのお祭りなの?
と、聞く我々に、
いつもこんなだよ!
と、パパ。
夜景の猛烈に綺麗なレストランでお食事。
メヒ子ちゃんパパママが日本に行った時のはなしで盛り上がる。ちなみに写真は、メヒ子ちゃんのご両親の信じる温泉の写真。
何かが絶対的に違うのだが、説明できず、歯がゆい。
わたしは腹の調子がだいぶよくなり、豆のスープをいただいた。
ああ、お腹があったまる。
夕食の後も、
ママが、まだまだ、ここへ!そこへ!と、パパに指示している。
それから、恋人の小道に、山の上の夜景スポット!
メヒ子ちゃんちに着いたのが、夜中の12時。
明日はバスに乗せる前に、お菓子工場見学だよ!
8時にここをでるから、早く寝て!!
初めて観光らしい観光をして、ベッドに潜り込んだ我々。
ああ!興奮さめやらないよ。うまく寝られるものかしらん。
留学生好きおじさんは、娘のお世話になっている地区を取りまとめている偉い方だった。
娘とのメールでのやり取りに、イチゴの絵文字を使ってくるので、我々は、イチゴおじさんと呼んでいる。
イチゴおじさんは、五分後にそこに着くよ、と、連絡をくれて、10分後にきた。
カーネルサンダースを小さくして、ビール腹にしたような方である。
車で一時間飛ばしてご自宅へ。
道の脇にイチゴアイスの売店が随所にある。
イチゴおじさんの住むイラファトはイチゴの名産地だったのだ。
なので、イチゴの絵文字!納得。
ご自宅には、イチゴおじさんの息子と、甥っ子と、四人の留学生がいた。みんな歳の頃は同じくらい。
白人ぽい子が混ざると途端にビバリーヒルズ青春白書のようである。
息子と甥っ子が頑張ってくれてバーベキュー。
わたしは、青春白書時代は過ぎたので、ご馳走の方へ気もそぞろ。
しかし!!
腹の調子がまだのわたし。悶絶。
メキシコのバーベキューは、トルティーヤの間にチーズを挟んだものを焼いたり、
玉ねぎやズッキーニを焼いたり、
それにチーズやワカモレや、サボテンの塩漬けを混ぜていただく。
日本人はあまり肉を食べないときいたから、と、ツナのパイもつくっていただいている。
からの、肉を焼くである。
ああ、ホントにすみません。
一口づついただいて、己の魂をも、なだめる。
デザートに、チョコケーキもあるのよ!
料理上手なイチゴおじさんの奥様が言ってくださったが、タイムアウト!
今日は、娘の一番仲良しだった台湾の子が帰国する日なのだ。
その子とお別れするのに、空港に、4時に連れて行ってくださいと、頼んである。
すでに、4時。
大丈夫、空港までは、20分で着くから。
イチゴおじさんは言うし、娘も信じ切っているけれど、
絶対、40分かかるな、と、予想するわたし。
でも、
空港で、4時に集まろうって決めたのも、メキシコナイズされた留学生たちだから、まあ、大丈夫か。
日曜日。
メキシコでの初めての日曜日である。
娘の一番最初のホストマザーが迎えに来てくれる。
日曜日のブランチは家族で集まる事にしていて、それに呼んでくれたのだ。
しばらく車で走って素敵なレストランについた。
湘南あたりにありそうな、天井が高く、床がタイルで、窓が大きく明るいレストランである。
庭の緑も気持ちいい。
ママのおじいちゃんおばあちゃん、弟夫婦とその娘二人である。
アコのママ!若いわね~!
また言われた。
日本人は痩せていて薄っぺらいのでとにかく若いと思われる。
最初は喜んでいたわたしだが、あまりにも言われると、ちょっと問題意識を持ち始める。
これからは、化粧くらい、する事にしよう。
ママに、腹の調子が悪い
と、言うと薬をくれた。
日本では絶対ケミカルな薬は飲まないわたしだが、今日は従う。
なぜなら、今日は芸能人並のスケジュールをこなさなくてはならないのだ。
娘曰く
メキシコ人って、すぐに忘れちゃうの。
送ってあげるからねって言ってくれてたのに、車売っちゃったり
友達を呼ぶ日を言っておいたのに、ビーチに行きましょう!に、なったり。
それで、じゃあこうしたらいいって考えてくれるの。
それが本当にそうできたら、最高に素敵な計画だよね。
みたいな計画を考えてくれるんだけど、大抵は、、、。
ヤバイ。
まるでわたしみたいなメキシコ人たちである。
オオ!!
その時その時は、みんな真剣なのよ。
だけど、事情が変わっていっちゃうだけ。
みんなに悪気はないの。
わかってあげてー!
なぜか、メキシコ人たちに変わり言い訳をするわたしである。
そう。
今日は、メキシコ人たちが最高に素敵な計画を考えてくれた日曜日なのである。
ホストマザーに、道の脇で車を下ろしてもらう。
さあ!次の留学生好きおじさんが迎えに来てくれる事になっている。
ちゃんと、来るかな~~。