家の構えをどのように作るか・・・
古の住宅には、塀があり門があった。
戦後住宅では、
人口の都市集中化・・・
敷地の狭小化・・・
住宅のコンパクト化と相まって・・・
塀も門もなくなった。
家の構えを構成する塀と門
狭小住宅で、どのように再現するか?
卑近な例は・・・
最小ハウス56
ガレージ出入り口・玄関口等を一体的に構成・・・
塀+門の設えを、作り上げてしまう方法。
上段の絵は、ガレージの引き戸を締め切った状態。
ガレージ引き戸と玄関扉の間には、引き戸を収納する壁(白い部分)を設置。
横格子なので、透けて内部の様子は見える。
その上、風も調子よく通り抜ける。
下段の絵は、ガレージ引き戸を引き開けた状態。
車・植え込みが、見て取れる。
車の奥にはリビングダイニングの開口部が・・・
道路からの見え方は・・・かなり開放的。
と、言うよりは
市街地の狭小住宅そのまま。
外構に予算を割いて・・・家の構えはきっちり作ろう!