地震力・風圧力に対して損壊しない壁長さを算出したが、
これらの耐力壁はどのような作り方をして、どのように配置すれば良いか・・
壁量は 壁量=壁倍率×耐力壁の長さ で算出される。
ここで言う「壁倍率」から解き明かそう。
耐力壁が、外力に対して持ちこたえる強さを倍率で表しているのが、壁倍率である。
壁倍率1は、長さ1mにつき200kgf(1.96kN)の耐力があるということを表している。
壁倍率は「材料の種類」に応じて定められた、単位長さ当たりの「壁の強さ」と言える。
壁倍率は、0.5~5まで0.5単位で分かれており、以下に事例を記載する。
耐力壁 壁倍率
・土塗り壁(片面) 0.5
・石膏ボード(12.5mm厚) 1.0
・筋交い(30×90mm以上) 1.5
・ハードボード(5mm厚) 2.0
・構造用合板(7.5mm厚) 2.5
・筋交い(90×90以上) 3.0
・筋交い(45×90mmたすき掛け) 4.0
・筋交い(90×90mmたすき掛け) 5.0
一例を挙げれば、以上のような倍率が規定されている。
これらは組み合わせることができるが、壁倍率5を超えることはできない。
これらの耐力壁はどのような作り方をして、どのように配置すれば良いか・・
壁量は 壁量=壁倍率×耐力壁の長さ で算出される。
ここで言う「壁倍率」から解き明かそう。
耐力壁が、外力に対して持ちこたえる強さを倍率で表しているのが、壁倍率である。
壁倍率1は、長さ1mにつき200kgf(1.96kN)の耐力があるということを表している。
壁倍率は「材料の種類」に応じて定められた、単位長さ当たりの「壁の強さ」と言える。
壁倍率は、0.5~5まで0.5単位で分かれており、以下に事例を記載する。
耐力壁 壁倍率
・土塗り壁(片面) 0.5
・石膏ボード(12.5mm厚) 1.0
・筋交い(30×90mm以上) 1.5
・ハードボード(5mm厚) 2.0
・構造用合板(7.5mm厚) 2.5
・筋交い(90×90以上) 3.0
・筋交い(45×90mmたすき掛け) 4.0
・筋交い(90×90mmたすき掛け) 5.0
一例を挙げれば、以上のような倍率が規定されている。
これらは組み合わせることができるが、壁倍率5を超えることはできない。