前回も希少価値が高い「3号電話」をご紹介しましたが、今回ご紹介する黒電話も負けず劣らず
希少価値が高い「4号壁掛け黒電話」になります。
以前、ご紹介した「600形壁掛け黒電話」と比べても通称「ダルマ電話」と称される4号電話の
壁掛け型のため丸みを帯びたデザインとなっております。
ダイヤル部分は「4号電話卓上型」と共通ですが、受話器部分は専用設計となり卓上型のそれより
少し小ぶりで角ばった形になっています。
理由はこの保留状態を保つためとも言われていて、この受話器部分が4号卓上型の丸みを帯びた
受話器に交換されているものや、後の600形に交換されているものを見かけますが、この個体は
オリジナルを保っております。
当然、showa土花亭の主義でもある、機能動作はまったく問題ない状態に仕上げてますので
いつでも使用可能な状態です。
4号壁掛け黒電話:非売品