古物商  showa 土花亭

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豆カメラ/ START 35

2013年11月25日 | カメラ

前回、チラ見せしました「START 35」のご紹介です。

昭和20年代から30年代に造られたベークカメラ。戦後間もない頃は「MADE IN OCCUPIED JAPAN」も存在する。

因みに本機は「MADE IN JAPAN」の刻印が有るので、1947年~52年以降の機種と判断出来ます。

(何と、三脚用ホールも装備)

一説には「一光社」製らしいのですが正直、分りません。

「ベークカメラ」の名の通り、素材はプラスチック製ではなく「ベークライト製」。(4号黒電話等と同じ)

パッと見ぃはプラスチック?と感じますが4号黒電話を扱ってるせいか、直ぐにベークライトと分ります。

メッキ製のレンズキャップにフィルターフィード。完品ですね。

キャップを外し、フードを装着してみると、一丁前の姿になります。

ファインダーはこの手の豆カメラと同じ素通し。但し、絞りは8/11/16の3段有りますので

多分、「モデルⅡ」と呼ばれる機種になります。後、シャッター速度は定速I(1/30位)とBです。

裏窓はこんな感じです。

そして、いつもこの手のカメラで問題となるフィルム。「ボルタ判」と呼ばれる裏紙つきの35mm。

当然、今では販売もしてなく入手は困難です。たまたまフィルムが装填したままの状態でしたが

多分、感光しているものと思われます。

「みのりフィルム」。。。

実はこの使えないであろうフィルムも貴重でスプール共々、大切に保管です。

結局は「豆カメラ/HIT」同様、フィルムの問題で「試写」が出来ません。

以前、「通常の35mmフイルムを加工して・・・」な~んて話も聞いたことも有りますが、その方法が分りません。

まぁ~、この手のカメラはコレクションアイテムとなりますので、飾って眺めているだけで満足感は有ります。

還暦カメラ START 35 model Ⅱ(一光社?)/非売品

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コメント (4)
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