古物商  showa 土花亭

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1912年製 SINGER手回しミシン/レストア木工編

2015年04月27日 | ミシン

木箱は両側面が外れていたのを修理し、両側面のみ再塗装。

そして、一部表皮が剥がれた部分もあったため進行を防ぐ意味でも木箱全体にクリアーニスを掛ける。

懸案の手回しクランクは修理を施し、欠品していた取っ手を新たに作成。

本来はもう少し細めの擬宝珠形状ですが、実用を考慮し敢えて回しやすい形状にしました。

又、木箱の内部に物入れが有ったであろうベース部分が現存。

こちらは手元の資料(古い写真)を元にマンガシロ材で復元して行きます。

そして、木箱の物入れ復元。

後は錠部分の修理を行い錠が出来るようになりました。尚、鍵は代替品を装備。

尚、本体ヘッド部分も並行してレストアをしているのですが、木製ベースに丁番を留めるボルトが

どうしても1本見つからない。(太さといい、ネジピッチといい特殊形状です)

後は目途がたちましたので次回はいよいよ完成編となります。

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