昨日は猛暑日の中、ご来場ご来店頂きありがとうございました。
今日のご紹介は今まで「かなりや」はございましたが初めてのご紹介となります「うぐいす」シリーズ。
1960(昭和35)年、東芝(マツダ)製の「うぐいすD」です。
この時代の木製キャビネットは一般的には品質が悪く、後年接着剤が剥がれたり合板の表面(突板部分)が
剥離したりと、あまり程度の良い物は残ってないのですが、この個体に限り綺麗にコンディションを
保っております。
丁度、真空管がMT管に移行し始めた頃なので木製のキャビネットに収まるシャーシはスッキリとしております。
一度、手を入れられたのであろう綺麗過ぎるくらいのコンデションです。
七宝焼きのマツダエンブレムも少し欠けはございますが、誇らしげに輝いております。
通電受信状態の内部。 コードプラグ部分も当時の「マツダ」オリジナルです。
マジックアイについても劣化が観られますが、ご覧のように光ります。
(通常、マジックアイの寿命は約500時間と言われております)
これだけのコンディションの「うぐいすD」は滅多にお目にかかれません。
多少、お値段は張りますがこの機会にどうぞ。
東芝(マツダ)製/うぐいすD (昭和35年):¥25,000円(送料別)