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4号A自動電話機の違い

2015年12月17日 | 電話機

今まで数々の「4号A自動電話機」をご紹介して来ましたが当時、6社において約400万台製造された

「4号A自動電話機」も各製造メーカーによって残存率が相当違います。

「残存率が少ない=希少価値」ということになるわけですが、下の左側が最も残存率が高いとされる

「岩崎通信機」製で、右側が最も残存率が低い「東芝製」となります。

ここのご紹介する個体は旧電電公社のエンブレムではない、メーカーエンブレムが備わった内部の機械まで

全てに至ってメーカー揃いの4号A自動電話機となります。

この残存率が高い「岩崎通信機」については、三つ葉マークが特徴的なダイヤル部分が相当な数、

他メーカーの後年修理用として使われています。

一方、残存率が非常に低い「東芝」製。

この独特な「東芝」のエンブレムは先ずお目に掛かれないと思います。

当然、この個体も全てメーカー揃いなのですが、同じ「4号A自動電話機」でも先ず、外装や機械に至るまで

メーカーが揃っているのか、次にそのメーカーは何処のメーカーなのかに依って価値が違ってくるというお話です。

 

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