タイガー手回し計算機のオーバーホール。
戦後のモノとは見ての通り違う、戦前「基本型」の内部。
キャレージの調子がどうも悪く、清掃注油序の修理作業となりました。
無事にオーバーホールが終わった「戦前基本型」。
1940年(昭和15年)式、6×7×12。
外装は元々の半艶消しのアンバー仕様。何と言っても、その小ささと虎マークが特徴となります。
戦後の第三期型と比べると、その小ささがお分かり頂けるかと思います。
只今、「caffe 月の虹」:http://blog.goo.ne.jp/tsukinoniziにて展示中。
タイガー計算機 「基本型」(1940):非売品
オフコンやパソコンの黎明期から関わった者としていつか持ちたい逸品ですね。
横文字で「TIGER」より「虎印」の方が趣があります。
この型も段々と現存率が低くなりつつあります・・・。