古物商  showa 土花亭

          効率性や利便性だけで埋め尽くされた今の時代。少しだけ時計の針をゆっくりと進めてみませんか。

精工舎スリゲル8号の修理

2016年12月05日 | 時計

不動の状態で入荷した由緒正しき「精工舎スリゲル8号」。

ご覧の通り、無用な24時間表示と純正オリジナルではない剣(針)が備わる。

背面を見ると、大正期から大切にメンテナンスされながら使われていたであろう、整備書(保険票)の重ね張りが現存する。

しかし、直近の整備が疎かであったのか、僅か1年半ほど前のシールが文字盤の裏に時計店の名称入りで張ってあった。

何処をどう整備したのかは分りませぬが現状、不動である以上とにかく外せるものは外し、いつものルーティンが始まる。

欠品は文字盤3ケ所のハトメ。showa 土花亭の時計修理(整備)はただの修理ではありません。

ムーブメント意外もケースからビス1本に至るまで整備して行きますので、修理終了まで今暫くお待ちください。

 

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