新年明けましておめでとうございます。
本年も当ブログ「showa土花亭」を宜しくお願い申しあげます。
では、昨年暮れの「JUKI製足踏みミシンが入荷」以来、とりあえずは出来るところからと
ミシンヘッドのレストアからです。
元々の欠品部分は下糸巻き用ゴムと下糸巻き用ローラー、後は滑り板のバネの欠損ぐらいでしたが
外装は宜しくありませんでした。汚れも酷く、金細工も劣化のためポロポロと剥離している状態。
1950年~1960年と思われるヘッドですから半世紀以上の経年を考えれば致し方ないかもです。
しかし、金細工の剥離は後々厄介なのでこの際、逆に落として行く作業を施す。
正面の外装はまあまあです。下糸巻き用ゴムも新品を装備、ローラーは手持ちのものを装備。
滑り板のバネ部分は少し細工を施し、問題なくスライドもします。
メッキ部分は汚れを落とし磨き込んでおります。
背面部分(裏側)の黒塗装にブツブツ浮きがあるのと金細工に剥げ劣化がみられます。
機能的には問題ございません。後はフェルト2ケ所装填し全ての注油箇所に注油を施すのみです。