冷蔵庫の買い替えを検討

　冷蔵庫のボトルケースのプラスチックが劣化のためか割れてきた。他にパッキンなども傷みが目につくようになり「もう限界が近いかな？」と話しているのが聞こえたのか、付き合いの長い街の電気屋さんが「パナソニックのおみせくらしの特選カタログ・2023年夏号」を持ってきた。目玉は、エアコンの2022年モデルの在庫処分である。

　冷蔵庫についてはトラブルもなかったので長い間気に留めず過ごして来た。そのため、相場がどうなっているかもわからず、20万前後かな？と思いつつ冷蔵庫のページを見ると値段の高さに少々驚いた。30万～35万の商品が並んでいる。10万余り予算オーバーである。

　今使っている冷蔵庫の大きさをザっと測ると幅64cm,奥行63cm,高さ176cmぐらいなので次のページにあった幅59cm,奥行63cm,高さ169cmの商品を候補に挙げた。少し小ぶりにはなるが1７2,100円という値段のみの選択だった。店長に告げると「ここ最近、冷蔵庫の値段が急速に上がっていて、こちらも戸惑うぐらいだ」と切り出した。「値段的にこれを選ぶ気持ちは分かりますが、１つだけ冷凍庫が狭いことだけは知っておいてください。よく納品時に狭い！という声を聞くので前もって伝え時ます」とのこと。続けて「今使っている冷蔵庫は何年ぐらいになるか？」「総容量は？」「冷凍庫の容量は？」と質問されたがさっぱり答えることができなかった。さもありなんという顔で「冷蔵庫のドアの裏にそれらを記載したシールが貼られているはずだから確認して、慎重に検討した方がいいですよ」とアドバイスされた。

　もう一つ数字の見方を教えておくと、冷蔵庫だけのカタログを取り出し説明してくれた。
私が候補に挙げた冷蔵庫の容量の内訳が記載されていた。冷蔵室209L(170L)野菜室88L(57L)冷凍室68L(43L)とあった。
各スペースの２つの数値の内、大切なのは（　）内の数値で、これが実際の収納スペースなのだが、表に出て宣伝される数値は（　）の前にある数値で収容スペースの広さを錯覚する人が多いとのこと。

　今使っている冷蔵庫のシールの数値も（　）の前の数値なので注意するように言われた。

　アドバイスを受けて、使っている冷蔵庫を調べてみると、製造が2000年7月～12月だった。23年間も使用してきたのだから冷蔵庫について浦島太郎になったのは致し方がない。定格内容量が385L(幅635・奥行684・高さ1777）冷蔵286L・冷凍99Lであった。

　第一候補の冷蔵庫では収容力不足となった。7～8万の予算アップを覚悟しなければいけない。大型量販店も回って真剣に学ぶ必要がある。緊急事態ではないのでじっくり調べて結論を出すつもり。