素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

ハンゲショウ(半夏生)

2023年06月24日 | 日記
 「半夏生」という言葉は日本の古い暦の中にある雑節の一つを、節分や彼岸などと同じく季節の節目を表わす。夏至(6月21日頃)から11日後の7月2日頃で、昔は田植えを完了させなければいけない時期の目安にしていたみたいだ。その頃に咲く花ということが名前の由来となっている。地下茎で増える多年草でたくましい。我が家でも鉢に株分けをして年々その数が増えている。何人かの知人の家に引き取られていったが、「涼し気だ」とか「妙にいろっぽいね」などという感想が寄せられた。感じ方は人さまざまである。

 群落も見かけるが、私は一鉢に植えられたものが好きだ。6鉢ほど残っている中でお気に入りの1枚が撮れた。

 ハンゲショウの一番の特徴である白い葉と花穂をバランスよくおさめることができた。花穂はまだお辞儀している状態だがこれから15cmほど伸びて小さい花を開かせ直立してくるはず。じっくり観察していきたい。
コメント
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