枚方山草会の西本さんから株分けしてもらったイチハツ(鳶尾草、一初、一八)が今年も咲いた。よく似た花があるので一般的な見分け方はこうなる。
イチハツ → 乾いた土に生え、4月頃から咲く。花弁の中央に白い毛が多数。葉は幅広で短い。
アヤメ→ 乾いた土に生え、5月頃咲く。花弁の中央に網目模様がある。葉は細く長い。
カキツバタ → 水中に生え、5月頃咲く。花弁の中央に白い筋がある。葉は幅広で長い。
キショウブ→ 湿地に生え、5月頃咲く。黄色花。
ハナショウブ → 湿地に生え、6月に咲く。花弁の中央に黄色い筋がある。
花弁の根元に、白いとさか状の突起があるのが特徴で、そこから鳶尾草という漢字が当てられたのかと考える。また、古来より火災除けとして藁屋根に植えられたので、火消しの鳶の者や鳶口という道具ともかけているのか。同じような花を持つ中で一番早く咲き始めるので一初?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/1c/0456be00821ef2951abb55cee044ad57.jpg)
正岡子規の有名な句
『 いちはつの 花咲きいでて 我目(わがめ)には 今年ばかりの 春行かんとす 』には、諦観の境地ではなく不治の病の為に限られた命と感じつつ、今を生きようという強い意思を感じる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/5d/dadb1b9946a4b81a6b79acf0868dd936.jpg)
イチハツ → 乾いた土に生え、4月頃から咲く。花弁の中央に白い毛が多数。葉は幅広で短い。
アヤメ→ 乾いた土に生え、5月頃咲く。花弁の中央に網目模様がある。葉は細く長い。
カキツバタ → 水中に生え、5月頃咲く。花弁の中央に白い筋がある。葉は幅広で長い。
キショウブ→ 湿地に生え、5月頃咲く。黄色花。
ハナショウブ → 湿地に生え、6月に咲く。花弁の中央に黄色い筋がある。
花弁の根元に、白いとさか状の突起があるのが特徴で、そこから鳶尾草という漢字が当てられたのかと考える。また、古来より火災除けとして藁屋根に植えられたので、火消しの鳶の者や鳶口という道具ともかけているのか。同じような花を持つ中で一番早く咲き始めるので一初?
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正岡子規の有名な句
『 いちはつの 花咲きいでて 我目(わがめ)には 今年ばかりの 春行かんとす 』には、諦観の境地ではなく不治の病の為に限られた命と感じつつ、今を生きようという強い意思を感じる。
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