少し前の写真ですが、よく通るお散歩コースのひとつです。
反対側から見たところ。
田んぼ側の道路沿いには、エノコログサやタデ、ヒメジョオンなどのおなじみの野の花が咲いています。
この田舎道がどんなところにあるか、別の日に撮った写真ですがご覧ください。
夕方遅い時間だったので画像が暗くてわかりにくいですが、こんな感じで小山のすそまわりを半周する
全長200メートル足らずのありふれた農道です。(小さく正ちゃんとくまが見えています)
いつも何気なく通っていましたが、6月中旬、あらっ?と思いました。
きれいな黄色のお花がたくさん咲いていたんです。
今までこんなお花見たことがありません。
毎日というわけではありませんが、何年も前から通っていたお散歩コースなのに
今までどうして気がつかなかったのでしょう。花期が短いのかしら?
あまりに美しかったので、名前を調べてみました。
アカメガシワ・・・トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木。新緑の芽が赤く葉がカシワに似ている。
別名のゴサイバ(御菜葉)は、昔食べ物を葉にのせたことに由来しているそうです。
以来、がぜん、この「200メートル」に注目するようになりました。
すると、短い距離の中にけっこういろいろな木や植物があることに気付いたんです。
今日はその一部をご紹介しますね。
これは花言葉が強烈だと以前にもご紹介したことのあるガマズミ。もう実ができていました。
4月ごろにはこんなきれいなお花が咲いていました。
ハゼノキです。これも実がついています。
これは名前がなかなかわかりませんでした。
実はヤシャブシに似ているのでカバノキ科かと思いましたが、葉っぱがぜんぜん違います。
とても高い木です。
前年の黒い実が残っていました。
これはノグルミでした。クルミ科ですが、オニグルミのような食べられる実はつけないそうです。
こちらはノブドウ。まだ実は小さいです。
この美しい実を見ると食べられなくても庭に植えたくなってしまいます。
以前、別の場所で8月に撮影したものです。
この道には針葉樹も何本かあるんです。これは実をつけたヒノキ。
今は、針葉樹に実がつく時期でうさぎガーデンのコニファー達にもたくさんの実がついています。
からんでいるのはカラスウリでしょうか?それともキカラスウリ?
これはトべラ。
12月に別の場所で撮った写真ですが、トべラの実がはじけて中のベタベタした赤いタネが見えています。
花の写真もあったと思うのですが、見つからないので、また別の機会にご紹介しますね。
白い可愛い花が咲きます。
この花は何なのかわかりませんでした。どなたかご存知でしたら教えてください。
ピンボケなのでわかるかな。つる性で、ずいぶん高いところに絡みついていました。
追記・・・このお花はテイカカズラの花でした。るなさん、ありがとうございました。
イヌビワです。野草の名前には犬がつくものが多いような・・・
どれもなにかちょっとばかにしたような響きがあって、愛犬家としては少しおもしろくありません。
猫は?・・・・猫じゃらし(エノコログサ)くらいしか思いつきませんねえ。
キツネはあるけど、タヌキはない?のも、なぜだろうといつも思います。
と、いうわけで今日は正ちゃんのお散歩コースにある「200メートルの植物の宝庫」を少しだけ
ご紹介しました。皆さんも毎日たくさんの植物を気づかずに見過ごしているかもしれませんよ。
平凡な道も、ちょっと注意して見てみると、お散歩がもっと楽しくなるかもしれません。