クサタチバナ(草橘)は、ガガイモ科カモメヅル属の多年草です。
本州の関東地方以西、四国に分布し、山地の草地や、やや乾いた林内に自生するとのことです。
茎は直立し、分枝せず、高さは30-60cmになります。葉は卵形から長楕円形で、長さ5-16mmの葉柄をもって茎に対生します。
花期は6-7月で、茎の上部の葉腋(葉と茎とのまたになった部分)から花柄がでて、その先に花序を多数つけます。花冠は白色で5裂し径2cmほどです。また、副花冠(花冠の内部にある花冠状のもの)は淡黄色を帯びています。
赤城山の鍋割山の山頂付近に、毎年クサタチバナが咲きます。2年前に見たときより群落が拡大していたように思います。また、荒山の登山道脇にもクサタチバナを見ました。5弁花で萼も5弁ですが、4弁のものもありました。
鍋割山のヤマツツジは、そろそろ見頃を終えますが、クサタチバナはこれから見頃を迎えます。
田中澄江さんは「新・花の百名山」で赤城山を代表する花として、このクサタチバナを記しています。
(写真はいずれも5月25日に撮影。)
本州の関東地方以西、四国に分布し、山地の草地や、やや乾いた林内に自生するとのことです。
茎は直立し、分枝せず、高さは30-60cmになります。葉は卵形から長楕円形で、長さ5-16mmの葉柄をもって茎に対生します。
花期は6-7月で、茎の上部の葉腋(葉と茎とのまたになった部分)から花柄がでて、その先に花序を多数つけます。花冠は白色で5裂し径2cmほどです。また、副花冠(花冠の内部にある花冠状のもの)は淡黄色を帯びています。
赤城山の鍋割山の山頂付近に、毎年クサタチバナが咲きます。2年前に見たときより群落が拡大していたように思います。また、荒山の登山道脇にもクサタチバナを見ました。5弁花で萼も5弁ですが、4弁のものもありました。
鍋割山のヤマツツジは、そろそろ見頃を終えますが、クサタチバナはこれから見頃を迎えます。
田中澄江さんは「新・花の百名山」で赤城山を代表する花として、このクサタチバナを記しています。
(写真はいずれも5月25日に撮影。)