ヤマツツジ(山躑躅)は、ツツジ科ツツジ属の半落葉低木です。
北海道南部、本州、四国、九州に分布し、低山地の疎林内、林縁、日当たりのよい尾根筋、草原などに生育します。日本の野生ツツジの代表種で、日本の野生ツツジでは分布域がもっとも広いとのこと。
ヤマツツジの名所は全国にあり、西日本では大和葛城山(標高959m)、東日本では気仙沼の徳仙丈山(同710m)などが有名だと思います。
赤城山は首都圏から日帰りで行けるツツジの名所で、アカヤシオ、シロヤシオ、ムラサキヤシオ、トウゴクミツバツツジ、ヤマツツジ、レンゲツツジなどが咲き乱れます。
5月25日に赤城山の荒山、鍋割山にヤマツツジを観に出掛けてきました。姫百合駐車場(同1020m)から荒山(同1572m)と鍋割山(同1332m)を巡るハイキングコースです。
荒山周辺のヤマツツジはちょうど見頃で、鮮赤色のお花も多く見事でした。一方、鍋割山には朱色のお花が多く、すこし満開を過ぎていました。
いずれにしても、好天とたくさんのお花に恵まれ、気持ちの良いハイキングとなりました。
(荒山高原のヤマツツジ)
(荒山登山道脇のヤマツツジ)
(鍋割山登山道脇のヤマツツジ)
(荒山登山道から鍋割山と手前の竃山を望む)
(竃山南斜面のヤマツツジ群落)