shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

カモの下見に出かけました

2023-02-13 05:29:55 | 
現在、鳥撮り用のカメラを修理中ですが、その間に県西部へカモの下見に行ってきました。
出かけたのは、2月11日。行き先は、県西部にある東庄町(とうのしょうまち)と銚子市です。自宅から東庄町までは70kmほど、銚子市へはさらに20kmほどあります。


今回の目的地は2つありました。
1つめは東庄町の夏目の堰(八丁堰)です。夏目の堰は周囲が1kmほどの農業用のため池で、地元の方のお話では、古くから鳥獣保護区であったため、カモが多く飛来しているそうです。越冬するカモの数は20000羽とのことです。また2006年頃からコハクチョウも飛来し、近年は2000羽が越冬するようになったとのことです。
夏目の堰を自宅近くの七次川調整池と比較すると、大きさはほぼ同じで、カモとハクチョウの越冬数は30~50倍ということになります。果たしてこれだけの数の鳥が住めるのか、半信半疑で出かけました。

2つめは銚子港でした。ご存じのとおりカモには淡水域を好むものと海水域や汽水域を好むものがいます。銚子港は利根川の河口にあり、海水域や汽水域を好むカモが生息していると思われました。今回は撮影場所として相応しいところを探すために出かけました。

1.夏目の堰


着いたのは10時少し前で、池に残っていた最後のコハクチョウが餌場に向けて飛び立つところでした。急いでカメラを構えました。
■コハクチョウ
Tundra Swan

カモ目カモ科
Cygnus columbianus
小白鳥/L120cm










コハクチョウが飛び立って、カモばかりになった池を眺めると、何ともカモの多いこと。驚きました。
トモエガモが20000羽越冬している北印旛沼と比較しても引けを取りません。


今回の下見では、ただ漠然とカモを撮るのではなく、トモエガモを近くで撮れないかということに力点を入れて観ました。
この中にトモエガモがいるのですが、お分かりでしょうか。


写真の右の方にトモエガモの♂が写っています。
倍率を上げて観ていきます。












首を曲げて嘴を体に埋めたままでいます。かなり待ってもこのポーズは変わりませんでした。
双眼鏡で探すと、トモエガモは十羽ほどの小さな群れとなっていました。どのカモも顔を上げてくれません。
やがて群れの中の1羽が動き出しました。


そして横を向いてくれたのですが、顔が陰になって良い写真が撮れませんでした。
■トモエガモ
Baikal teal

カモ目カモ科マガモ属
Anas formosa
巴鴨/L40CM


トモエガモは徐々に遠ざかっていきました。
今回はうまく撮れませんでしたが、数十メートルまで近寄ってくれそうに思いました。
鳥撮り用のカメラの修理が終わったら、再び出かけたいと思います。


この池には、ざっと観たところで、マガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、カルガモ、トモエガモがいました。
池の側でホオジロがずっと鳴いていました。


池の西側には県民の森があります。さっと歩いただけでしたが、数種の野鳥を観ました。
次回に行く際は、県民の森でも探鳥したいと思います。ヤブツバキと白梅が咲いていたので、数枚写真を撮りました。








2.銚子港
銚子港に着いたのは正午頃でした。腹ごしらえをしようと思ったのですが、港付近の食堂には30人ほどが行列を作っていました。
食事を諦めて、カメラを持って歩きました。
風が強くて、港内でも波が立っていました。
最初に見かけたのは、ウミネコでしょうか。


防波堤の陰に風を除けてカモメがたくさん並んでいました。私にはカモメの種類は分かりません。でも大きさや嘴の形や色が違うので、複数の種類がいるようです。




ここにはカメラマンがたくさん来ていました。何か珍しい鳥が来ていたようです。後で聞いたところでは、ヒメカモメという鳥がいたようです。
もしかして、上の写真の小さなカモメでしょうか?

防波堤の上にもカモメがいました。灰色をしているのはセグロカモメかもしれません。




残念ながらカモの姿は見えず、お腹も空いてきたので銚子港を後にして、帰路につきました。
コメント (14)
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