shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

夏目の堰の水鳥たち(その② トモエガモ)

2023-02-23 05:30:29 | 
夏目の堰は、千葉県北東部にある東庄町にある、江戸時代に作られた農業用のため池です。
周囲が1kmほどの池に、毎年2万羽のカモと千羽を超えるコハクチョウが飛来し越冬します。


2月20日にトモエガモを観たくて出かけました。
1週間前に下見に出かけた時よりカモの数が若干減っていたように思います。種別ではオナガガモの数が大きく減ったように思いました。


この日は東からやや強い風が吹いていました。コハクチョウは南東の隅に集まり、カモたちは池に散らばっていました。
池の西側にあるポンプ小屋の脇に三脚を立て、カメラをセットしました。手前にマガモがたくさんいます。人が動くとマガモは離れますが、しばらくすると再び近寄ってきます。
双眼鏡でトモエガモを探します。40mほどのところに数羽のトモエガモを見つけました。どれも浮き寝しています。
トモエガモが顔を上げるのを待ちますが、なかなか上げてくれません。1羽のトモエガモに泳いでいたマガモが衝突しました。トモエガモが目覚めて慌てて泳ぎ出しました。
でも、泳ぐ先は池の中心の方で、こちらに見えるのはお尻ばかりです。
2時間あまり粘り何枚か顔を上げている写真が撮れましたが、結局近くには来ませんでした。
■トモエガモ
Baikal teal

カモ目カモ科マガモ属
Anas formosa
巴鴨/L40CM
一番近くで撮ったものです。30mほど離れていたと思います。




ほぼ同じ距離で撮ったものです。










コハクチョウが近づいてニアミスでした。距離はさらに遠くなっています。




こちらもコハクチョウが接近したときの写真です。








こちらは♂2羽と♀1羽が並んで浮き寝しているところです。3枚の写真はピントの位置を少しづつ変えています。






次も♂2羽と♀1羽が並んで浮き寝しているところです。




次も浮き寝の写真です。








最後は泳いでいるところを撮れました。陽が雲に隠れてきたので撮影を終了しました。




余談ですが、夏目の堰への道中に北印旛沼に寄りました。今年北印旛沼には2万羽のトモエガモが越冬していました。
ところがこの日、トモエガモの姿は全く見えませんでした。ただ単に湖の広さが際立つばかりでした。
夏目の堰のトモエガモも、そろそろ北へ帰る時期かもしれません。
来年、再び撮影に出かけたいと思います。

明日はミコアイサなどをご覧いただきます。
コメント (10)
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