shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

白井市内の川 - 下手賀川沿いを歩く(その①)

2023-02-07 05:30:34 | 白井市内の河川沿い散策
『白井市内の川沿いを歩く』のシリーズ第2弾は、『下手賀川沿いを歩く』だ。
下手賀川は、利根川水系の一級河川であり、鎌ケ谷市軽井沢の鎌ケ谷自動車学校の裏手付近(行政区では柏市藤ヶ谷)を源とし、下手賀沼を経て印西市発作で手賀川に注いでいる。このうち白井市に含まれるのは、国道464号の北の西白井地区から下手賀川のある平塚地区までである。
下手賀川に架かる橋は、ウィキペディアには2つしか上がっていない。その理由は川の上流部は幅が狭いため、多くが架橋でなく地下河川となっているためである。
・手賀干拓一の橋(千葉県道282号柏印西線)
・発作橋 (ほっさくばし)
しかし、実際には小さな橋がいくつかある。これらの橋についてはこの記事の中で紹介していきたいと思う。


(「川の名前を調べる地図」より引用して編集)

下手賀川の源流部であるが、先に鎌ケ谷市軽井沢の鎌ケ谷自動車学校の裏手付近で、行政区では柏市藤ヶ谷だと書いた。
実はこの付近は柏市の飛び地となっていて、下手賀川の源流部がその飛び地に含まれている。下記の2つの地図で説明したい。
2つの地図のうち、上の地図で点線で囲んだ範囲が柏市藤ヶ谷である。国道464号を挟んで飛び地がある。この飛び地は大部分が谷地である。


次の地図では鎌ケ谷市軽井沢を点線で囲んでいる(鎌ケ谷自動車学校の場所が分かるよう縮尺を変えている)。上記地図と合わせて見ると、下手賀川が鎌ケ谷市軽井沢に含まれていないことがお分かりかと思う。川はこの付近では南から北へ流れている。


さて、前置きが長くなったが、実際に歩いてみた様子をご覧いただきたいと思う。2月6日の午後、地図にで記した国道464号の下手賀川上空からスタートした。


国道464号は都心と成田を結ぶ動脈だ。この道路の10mほど下を下手賀川が流れている。行政区は左の林が鎌ケ谷市、右の林が白井市で、間の谷地が柏市になる。
右の林から左の林に向けて、ヒヨドリが何羽も飛んでいった。またヒヨドリより小さな鳥も飛んでいったが、種類までは分からなかった。
 

ご覧いただいたように川岸は藪に覆われ歩けないので、右に迂回して歩いた。
国道464号から国道16号に向かって、まっすぐな道が3kmほど伸びている。初めのうちはその道の歩道を歩いた。
 

歩道からは林に阻まれて川が見えない。林が途切れたところからも川面は見えない。やはりヒヨドリが大勢飛んでいた。
 

国道464号から900m進むと、2つめの信号がある交差点に出た。左へ曲がるとジムやスパがある「さわやかプラザ軽井沢」だ。白井市の住人は軽井沢というとここを指すことが多い。
この交差点を過ぎて100mほどのところを左に曲がると、川沿いの道に出た。
 

川沿いにセンダンの樹があった。実がかなり落ちていた。ヒヨドリが食べに来たのかもしれない。川面はフェンスに覆われていて見えない。
 

所々に草が生えていたが、花は見当たらなかった。枯れススキに、枯れセイタカアワダチソウ。
 

川沿いに5分ほど歩いたところで、自然公園のような施設があった。残念ながら鍵がかかっていて入れなかった。月曜日は「さわやかプラザ軽井沢」が休みで、この施設にも入れないようだった。
  

さらに数分歩くと、嬉しいことにメジロが群れていた。何とすぐ隣にシジュウカラもいた。鳥撮り用のカメラではないが、近くなので撮れた。
この日、ヒヨドリ以外に観た最初の鳥だった。


















長くなったので、続きは明日ご覧いただきたいと思う。
コメント (14)
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鳥を観ながら寒中ウォーク、但し平地です(千葉県白井市)

2023-02-03 21:54:25 | 
明日は立春。明日から春です。
冬の最後の日は市役所に用事があり、道中に鳥を探しながら4時間ほど歩きました。
見かけた鳥の中から、いくつかをご覧いただきたいと思います。

■カシラダカ
Rustic Bunting

スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
Emberiza rustica
頭高/L15cm
ユーラシア大陸北部の森林地帯に広く分布・繁殖していて、日本には冬鳥として渡来します。
本州中部以南で越冬し、本州北部、北海道では渡りの時期に通過する旅鳥です。
見かけたのは今シーズン2回目です。国道沿いの藪の中に2羽を見ました。
先ずは手前にいた1羽です。










もう1羽は藪にかぶって撮るのに苦労しました。




2羽のうちどちらか分かりませんが、藪から出てきてくれました。距離はありましたがよく見えました。








■アカハラ
Brown-headed thrush

スズメ目ツグミ科ツグミ属
Turdus chrysolaus
赤腹/L24cm
本州の高原から北海道の山林で繁殖し、一般的には夏鳥ですが、冬になると海外から渡来してくることも確認されています。
調整池の周りに広がる藪の中に生えている木の枝に止まっていました。
距離があり近くにヒヨドリが飛んでいたのでヒヨドリかと思ったのですが、写真を見たらアカハラでした。今シーズン初めて見ました。


■ツグミ
Dusky thrush

スズメ目ヒタキ科
Turdus eunomus
鶇/L24cm
10月ごろ、シベリアから大群で渡ってくる冬鳥の代表です。
日本へ着くと群れを解いて、田畑や低い山の林に散らばって生息、3月なかばごろになると再び群れて北へ帰ります。
ツグミも今シーズンの初見でした。今日は公園のグラウンド、近郊の畑など4~5個所でツグミを観ました。




■カワラヒワ
Oriental Greenfinch

スズメ目アトリ科ヒワ属
Chloris sinica
河原鶸/L14cm
北海道から九州までの低山地・平地で繁殖する他、小笠原諸島にも分布しています。北海道以北で繁殖するものが、関東地方以西に冬鳥として渡来しています。
公園のグラウンドでカワラヒワの群れが餌を探していました。カワラヒワは先月に見ています。
このグラウンドにはカワラヒワの他に、ムクドリの群れとツグミがいました。


■シジュウカラ
Japanese tit

スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属
Parus minor
四十雀/L15cm
シジュウカラは住宅地と国道沿いの藪で観ました。


■カワセミ
Common Kingfisher

ブッポウソウ目カワセミ科
Alcedo atthis
翡翠/L17cm
国道に架かる橋の上から神崎川を覗いていたら、カワセミが見えました。






■ゴイサギ
Black-crowned night heron

ペリカン目サギ科アオサギ属
Nycticorax nycticorax
五位鷺/L57cm
国道近くの調整池で見かけました。昨年3月に、今日見た場所の近くで観ています。


■スズメ
Tree Sparrow

スズメ目スズメ科スズメ属
Passer montanus
雀/L14cm
今日はスズメが生る樹を2個所で見ました。その他、電線にもスズメが集まっているのを見ました。


今日は4時間歩き、帰りに七次川調整池に寄ったので、観た鳥は22種になりました。観た順に上げておきます。
ヒヨドリ、シジュウカラ、メジロ、ハシブトガラス、ムクドリ、カワラヒワ、ツグミ、カワセミ、ハシボソガラス、キジバト、ゴイサギ、アカハラ、カシラダカ、スズメ、ダイサギ、オオハクチョウ、オナガガモ、ホシハジロ、オオバン、セグロセキレイ、ハクセキレイ、ドバト。

大変寒い日でしたが、風がなかったので歩きやすかったです。
コメント (16)
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