〜あの女のすべてを知りたい。過去も目的も、真実の顔も―。
名作「白夜行」から4年半。あの衝撃が、今ここに蘇る。長編エンタテインメント。「BOOK」データベースより
すごく、切なく、苦しく、重たい「白夜行」の続編とのことで、「雪穂はどうなってるんやろ?」と、ワクワクしながら読みました。
相変わらずの妖艶な美貌と、計算し尽くされた策略を駆使して、どんどんのし上がっていくストーリーです。
表の顔「美冬」と、裏方として支え続ける「雅也」の物語ですが、白夜行の「雪穂と亮司」のような、互いに尊重しあいながら、堅い絆で結ばれているというような関係ではなく、明らかに「美冬(主)>雅也(従)」ということで、読んでいても、虚しい気持ちになってきます。
白夜行では描かれることのなかった内面の汚さだけが目立ち、「美冬のゴール地点には何があるんや?」と、目標が見えてきません。
よって、感情移入しにくく、物語にダイブ出来ませんでした。
しかしながら、さすがは東野圭吾で、読ますスピードはスゴいものがあり、700頁超えの大作ですが、スラスラと読み終えました。
ラストはあまりにも「ええっ!そんなぁ!o(T□T)o」となりますが、もっと別の終わらせ方でも良かったのでは?と思います。
★★★3つですな。
名作「白夜行」から4年半。あの衝撃が、今ここに蘇る。長編エンタテインメント。「BOOK」データベースより
すごく、切なく、苦しく、重たい「白夜行」の続編とのことで、「雪穂はどうなってるんやろ?」と、ワクワクしながら読みました。
相変わらずの妖艶な美貌と、計算し尽くされた策略を駆使して、どんどんのし上がっていくストーリーです。
表の顔「美冬」と、裏方として支え続ける「雅也」の物語ですが、白夜行の「雪穂と亮司」のような、互いに尊重しあいながら、堅い絆で結ばれているというような関係ではなく、明らかに「美冬(主)>雅也(従)」ということで、読んでいても、虚しい気持ちになってきます。
白夜行では描かれることのなかった内面の汚さだけが目立ち、「美冬のゴール地点には何があるんや?」と、目標が見えてきません。
よって、感情移入しにくく、物語にダイブ出来ませんでした。
しかしながら、さすがは東野圭吾で、読ますスピードはスゴいものがあり、700頁超えの大作ですが、スラスラと読み終えました。
ラストはあまりにも「ええっ!そんなぁ!o(T□T)o」となりますが、もっと別の終わらせ方でも良かったのでは?と思います。
★★★3つですな。