~お笑い芸人二人。奇想の天才である一方で人間味溢れる神谷、彼を師と慕う後輩徳永。
笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。神谷は徳永に「俺の伝記を書け」と命令した。
彼らの人生はどう変転していくのか。人間存在の根本を見つめた真摯な筆致が感動を呼ぶ!「文學界」を史上初の大増刷に導いた話題作。「BOOK」データベースより
遅ればせながら、ようやく「火花」を読むことが出来ました。
非常にページ数の薄い小説なので、あっという間に読み終えましたよ。
はじめの方は「何か頑張って難しい熟語とか使ってんなぁ」という感じで、「もっとサラッと描いたらエエのに」と思いました。
しかしながら、中盤からは、なかなかの迫力とスピード感が出てきて、「リアル芸人」だからこそ語ることができる、「漫才師として世に出ることの難しさ」が、ヒシヒシと伝わってきます。
最後の方も、それなりにオチをつけてくれてますし、読後感も悪くありません。
機会があれば、読んでみて下さい。
★★★3つです。
笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。神谷は徳永に「俺の伝記を書け」と命令した。
彼らの人生はどう変転していくのか。人間存在の根本を見つめた真摯な筆致が感動を呼ぶ!「文學界」を史上初の大増刷に導いた話題作。「BOOK」データベースより
遅ればせながら、ようやく「火花」を読むことが出来ました。
非常にページ数の薄い小説なので、あっという間に読み終えましたよ。
はじめの方は「何か頑張って難しい熟語とか使ってんなぁ」という感じで、「もっとサラッと描いたらエエのに」と思いました。
しかしながら、中盤からは、なかなかの迫力とスピード感が出てきて、「リアル芸人」だからこそ語ることができる、「漫才師として世に出ることの難しさ」が、ヒシヒシと伝わってきます。
最後の方も、それなりにオチをつけてくれてますし、読後感も悪くありません。
機会があれば、読んでみて下さい。
★★★3つです。