~悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。
廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。
時空を超えて過去から投函されたのか?3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが…。
次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?「BOOK」データベースより
一つめの話を読み終えた時に「あぁ~、短編集ね(^_^;)」と、少しガッカリしました。
しかし、しかし!読み進めていく内に「これはっ!傑作の予感っ!」と、なりました。
以下は少しネタバレの要素がありますので、ご注意下さい。
「時系列組み換え小説」は、伊坂幸太郎の『ラッシュライフ』なんかが、僕のイチオシです。
この『ナミヤ雑貨店の奇蹟』も、短編集のようで、それぞれの話の登場人物がみんな、「ナミヤ雑貨店」を通じて、時空を超えて繋がっていたという、見事なプロット!最後の最後まで綺麗に伏線を回収してくれています!さすがは東野圭吾さんです!
それぞれの相談事が、とてもリアルに感じられ、現実に「私と同じや・・・」とか、自分の悩みと重ねられた読者も多いのでは?
いずれにしても、とても読みやすく、それでいて心に響くセリフや設定の数々、サラッと読めますが、実はとても深~イイ、快作だと思います。
★★★★4つです!
廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。
時空を超えて過去から投函されたのか?3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが…。
次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?「BOOK」データベースより
一つめの話を読み終えた時に「あぁ~、短編集ね(^_^;)」と、少しガッカリしました。
しかし、しかし!読み進めていく内に「これはっ!傑作の予感っ!」と、なりました。
以下は少しネタバレの要素がありますので、ご注意下さい。
「時系列組み換え小説」は、伊坂幸太郎の『ラッシュライフ』なんかが、僕のイチオシです。
この『ナミヤ雑貨店の奇蹟』も、短編集のようで、それぞれの話の登場人物がみんな、「ナミヤ雑貨店」を通じて、時空を超えて繋がっていたという、見事なプロット!最後の最後まで綺麗に伏線を回収してくれています!さすがは東野圭吾さんです!
それぞれの相談事が、とてもリアルに感じられ、現実に「私と同じや・・・」とか、自分の悩みと重ねられた読者も多いのでは?
いずれにしても、とても読みやすく、それでいて心に響くセリフや設定の数々、サラッと読めますが、実はとても深~イイ、快作だと思います。
★★★★4つです!