〜穏やかな恋人と一緒に暮らす、静かで満ち足りた日々。これが私の本当の姿なのだろうか。誰もが羨む生活の中で、空いてしまった心の穴が埋まらない。10年前のあの雨の日に、失ってしまった何よりも大事な人、順正。熱く激しく思いをぶつけあった私と彼は、誰よりも理解しあえたはずだった。けれど今はこの想いすらも届かない―。永遠に忘れられない恋を女性の視点から綴る、赤の物語。
「BOOK」データベースより
辻仁成の「Blu」を読んでから、「Rosso」の存在に気付いて、読むかどうか少し思案しましたが、せっかくなので読みました。
結末はわかっているので、軽く読み進めましたが、皆さんのレビュー通りの感想です。
辻さんの方は精緻に感情もストーリーも情景も描かれており、江國さんの方は、抽象的にフンワリとぼやかしたような絵画を思わせる書き方でした。
「Rosso」も「Blu」も一巻ずつ読みきってしまうと全く面白くありませんので、二冊同時に借りて、Rosso→Blu→Rossoという風に一章ずつ交互に読んでいくと、二人の状況や気持ちの変化が楽しめると思います。
二巻同時にセット販売されたようですが、これは出版社のミスですな!一冊にまとめても600頁~700頁ぐらいになると思うので、交互に配置して、一気に読ませれば、もう少し評価も上がったと思います。
僕は江國さんの文章の方が好きですね!
★★★3つです。
「BOOK」データベースより
辻仁成の「Blu」を読んでから、「Rosso」の存在に気付いて、読むかどうか少し思案しましたが、せっかくなので読みました。
結末はわかっているので、軽く読み進めましたが、皆さんのレビュー通りの感想です。
辻さんの方は精緻に感情もストーリーも情景も描かれており、江國さんの方は、抽象的にフンワリとぼやかしたような絵画を思わせる書き方でした。
「Rosso」も「Blu」も一巻ずつ読みきってしまうと全く面白くありませんので、二冊同時に借りて、Rosso→Blu→Rossoという風に一章ずつ交互に読んでいくと、二人の状況や気持ちの変化が楽しめると思います。
二巻同時にセット販売されたようですが、これは出版社のミスですな!一冊にまとめても600頁~700頁ぐらいになると思うので、交互に配置して、一気に読ませれば、もう少し評価も上がったと思います。
僕は江國さんの文章の方が好きですね!
★★★3つです。