『ホワイトラビット』by伊坂幸太郎
~仙台で人質立てこもり事件が発生。SITが交渉を始めるが―。
伊坂作品初心者から上級者まで、没頭度MAX!書き下ろしミステリー。「BOOK」データベースより
本来なら緊迫感溢れる、「誘拐」、「監禁」、「押し込み強盗」などのストーリーをどこかコミカルに面白おかしく描いてくれるのが伊坂幸太郎氏ですよね!
今回の『ホワイトラビット』にも、その伊坂テイスト満載です。
伊坂幸太郎氏といえば、過去の作品で出てきた好キャラクターが、新たな作品でも再登場して活躍するのが、一つの味になってますよね。
今作でも、あのクールなキャラクター『黒澤』が、良い仕事をしてくれまています(^^)d
さらに、『レ・ミゼラブル』の引用も多用されており、物語に深みを与えてくれています。
さて、ストーリーですが、伊坂氏お得意の『時系列入れ替え法』で、物語が進みながらも「あぁ、これはこうなって、ここに至るんか!」って、小さな種明かしを楽しみながら読み進められます。
クライマックスの盛り上がりよりも、「ちゃんとハッピーエンドで終わってよ」と予定調和を期待していると、最後にはちゃんと、落としてくれます。
まぁ、安心して読み終えられる作品ですが、その分、緊迫感やどんでん返しは、物足りなさがありますね。
まぁ、「時間がある方にはどうぞ」という感じです。
★★★3つです。
~仙台で人質立てこもり事件が発生。SITが交渉を始めるが―。
伊坂作品初心者から上級者まで、没頭度MAX!書き下ろしミステリー。「BOOK」データベースより
本来なら緊迫感溢れる、「誘拐」、「監禁」、「押し込み強盗」などのストーリーをどこかコミカルに面白おかしく描いてくれるのが伊坂幸太郎氏ですよね!
今回の『ホワイトラビット』にも、その伊坂テイスト満載です。
伊坂幸太郎氏といえば、過去の作品で出てきた好キャラクターが、新たな作品でも再登場して活躍するのが、一つの味になってますよね。
今作でも、あのクールなキャラクター『黒澤』が、良い仕事をしてくれまています(^^)d
さらに、『レ・ミゼラブル』の引用も多用されており、物語に深みを与えてくれています。
さて、ストーリーですが、伊坂氏お得意の『時系列入れ替え法』で、物語が進みながらも「あぁ、これはこうなって、ここに至るんか!」って、小さな種明かしを楽しみながら読み進められます。
クライマックスの盛り上がりよりも、「ちゃんとハッピーエンドで終わってよ」と予定調和を期待していると、最後にはちゃんと、落としてくれます。
まぁ、安心して読み終えられる作品ですが、その分、緊迫感やどんでん返しは、物足りなさがありますね。
まぁ、「時間がある方にはどうぞ」という感じです。
★★★3つです。