~大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。高校生になった僕のクラスには、「発光病」で入院したままの少女がいた。月の光を浴びると体が淡く光ることからそう呼ばれ、死期が近づくとその光は強くなるらしい。彼女の名前は、渡良瀬まみず。余命わずかな彼女に、死ぬまでにしたいことがあると知り…「それ、僕に手伝わせてくれないかな?」「本当に?」この約束から、止まっていた僕の時間が再び動きはじめた。今を生きるすべての人に届けたい最高のラブストーリー。「BOOK」データベースより
読みましたよ最後まで… 何とも言えませんね。良い話ですし、表紙も甘い感じがします
さらに、今を時めく、北村匠海、永野芽郁の主演で映画化もされているんですよ。
絶対に良い物語で感動のストーリーだと思うでしょう?
しかし僕にはハマりませんでしたね
章立てが変わっていて、なんか変な感じがしたんですが、読み終えて筆者のあとがきを読んで納得しました。
それぞれが独立した短編を繋ぎ合わせたような感じで、それぞれの登場人物の目線で語られるんですが、統一感がないというか、なんとも薄い感じで、興ざめしました。
特に、香山が何故まみずに惹かれていったのかというところが弱く、卓也との絡み方も良く分かりませんし、香山の章が必要なのかどうか?本当に何とも言えない違和感が付きまとっていました。
映画を見てみたい気もしますが、どうなんでしょうね?
★★☆2.5です。