陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

とにかく間をおかずに言葉を発する

2017-09-13 06:22:25 | 勉強
ロシア語のレッスンでは、最初に先生が生徒にひとつづつ簡単な質問をします。

最初のころは「これは何ですか?」
聞かれたら、何でもいいから覚えた単語で答えます。「これは犬です」「これは鉛筆です」

数字や曜日を覚えたら、
「今日は何日ですか?」「今日は何曜日ですか?」「一昨日は何曜日でしたか?」
という質問から始まるようになりました。

あるあるなお天気の話題も。
「今日はどんな天気でしたか?」「今日の気温は何度でしたか?」「明日はどんな天気になりますか?」

文法もいろいろ進んで話せる範囲が広がってくると、
「いつもどんなお店で買い物をしますか?」とか「いつも何時に家を出ますか?」
「ここには何を使って(どんな乗り物で)来ましたか?」

復習も兼ねての一問一答です。
会話はリズムも大事ですから、教室ではなくネイティブのロシア人と会話を楽しむようになるためには一言一句理解して、正確に文章を組み立てる・・なんてことは時間がかかりすぎます。
最近は先生も以前よりずっと早口(まあこれが自然な早さなのだと思いますが)になりました。
私も必死で、何を聞いているのかをザックリと聞き取ったら、すぐに何か言葉を発するようにしています。
考え込んだらダメです。黙ってしまうのはよくない。
早すぎて聞き取れない時は「イショーラス、パジャールスタ(もう一度お願いします)」、わからない単語がある時はその単語を復唱してどんな意味かをたずねたり、日本語で「こういう意味ですか?」と聞くこともあります。
とにかく何か言うこと。これを心掛けています。

昨日のレッスンではお天気の話題で、「今日の天気予報では何と言っていましたか?」と聞かれました。
天気はわかりますが、予報が初めて聞く単語だったのでわからなかったのですが、先生に意味を教えてもらい、「天気予報では今日は雨と言っています」という文章を作ろうと考え、「世間では○○と言っている」という言い回しを思い出し、
「プラグノースパゴーディ ガバリャート スィボードニャー ブージェット イッチー ドーシチ」と言いました。
すると、そうではなくて、《ポ+与格》を使うのだと教えてくれました。この用法は主に機械を使って情報を得るとかいうときに使います。
「ポ インテルネットゥ」=インターネットで、「ポ チリフォーヌゥ」=電話で など。
そうすると、今回の場合は、
ポ プラグノースパゴーディ スィボードニャー ブージェット イッチー ドーシチ」となるのですね。
天気予報はだいたいテレビ、ラジオ、インターネットと電気機械を通して知るわけですから、《ポ+与格》は納得です。

よく使いそうな表現を覚えられると、また勉強が楽しくなります。
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