陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

たとえば翻訳できたなら・・

2018-03-06 21:00:07 | 
江國香織著『神様のボート』を読み終えました。
この作品を読むきっかけとなったのは、よく知っている人がロシア語に翻訳したと聞いたから。
ノボシビルスクにあるシベリア北海道センターのイリーナ・プーリックさんがロシア語に翻訳したのです。
イリーナさんは以前、札幌にも住んでいたことがあり日本語が堪能です。

翻訳ってただ単に言語を入れ替えればいいってもんじゃない。語学力と言葉のセンスが必要だし、物語の背景をよく知らないとうまい訳にはならないと思うのです。作品によっては時代背景、宗教、その国の伝統なども熟知していることも必要でしょう。

私が読んだのはもちろん日本語のほう。ロシア語に翻訳されたほうも次回ロシアに行ったらぜひ拝読したいと思っています。
この『神様のボート』って映画化されて宮沢りえさんが演じていたのではなかったでしょうか。
テレビで偶然見た記憶があります。

もし、私もロシア語がもっと上達して、もっとロシアのことを知ることができたらロシアの小説やエッセイを日本語に訳してみたいなぁ。
日本語に訳されている海外文学はまだまだ偏りがありますね。
ロシア文学ももっと今ロシアの若者に好まれている作品が日本でも読めたらいいのに。
わかりやすい文章で書かれていながら、いい作品って必ずあります。
そんな作品を見つけて原作で読んでみたい。



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みてみて、チェブラーシカ!

2018-03-06 09:24:52 | 雑貨・小物
宮崎県からはるばる遊びに来たAさんと偶然立ち寄った三越デパートで館内放送を耳にしました。
東日本復興支援でチェブラーシカのどんぐりバッチを販売しております、とのこと。
Aさんとはロシア、ノボシビルスクツアーで出会って以来のお付き合いです。
「なんか、運命感じるね☆」とふたりとも意気投合。
だって、チェブラーシカは日本でも有名なロシアのアニメキャラ。


館内放送では、どこで購入できるのかが聞き取れませんでした。
そこで、近くの店員さんにどんぐりバッチはどこで買えるのかとたずねてみました。
「各フロアのお会計コーナーで買えます」とのこと。よく見るとその店員さんの襟もとにもチェブラーシカがちょこんと。
よく見ると、というのが大人でも使えるちょうどいいあんばいですね。
その店員さんもいくつか実物を見せてくれました。どんぐりの木から作られたピンバッチとストラップ状になったもの。1個300円で売り上げは東日本復興支援に充てられます。
私はピンバッチを購入しました。

さっそくリュックにつけてみました。

チェブラーシカの頭の上にどんぐりがのっています。かわいいでしょ。
これ、ときどきひっくり返っているので、気がついたら直します。バランスが悪いのかな?と思いましたが、チェブラーシカという名前の由来が抱き起こしてもすぐに倒れてしまうので「バッタリ倒れ屋さん」なんだそうです(笑)。
このどんぐりバッチも地のままということですね。

чебурашка(チェブラーシカ)から倒れるという動詞を探してみると、чебурахнуться(チェブラーフヌッツァー)という動詞が見つかりました。
音を立てて倒れる・落ちる、という意味で、まさしくでした。
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