北海道大学の図書館をときどき利用しています。
大学の図書館は市立図書館とは違う良さがありますね。
さまざまな分野の入門書、専門書があって興味津々です。
先日は『大学1年生のための日本語技法』(長野佳代子・村上昌孝 編)をざっくり読みしました。
そのなかで、日本語文章におけるくぎり符号の使い方が説明されていました。
くぎり符号とは、
①「。」まる(句点)
②「、」てん(読点)
③「・」なかてん
④( )かっこ
⑤「 」かぎかっこ
⑥『 』にじゅうかぎかっこ
の6種類の符号です。
そのなかで読点ってどう使うのかよくわからないでいましたので、とても参考になりました。
読点は文の中で、言葉が切れているかどうかを明らかにしないと誤解される恐れのあるところで用いる。
また、長い分では読点が全くないと読みづらくなるため適切に入れる、とのことでした。
では、本文に掲載されていた例文を書きだしてみます。
例1 不愉快な、パーティーの絵だった。
<注>修飾する語とされる語が遠い場合に用いる。
・・「不愉快なパーティー」ではなくて、「不愉快な絵」だとわからせるためですね。
例2 私は、英才教育を受けた花形コーチに野球を習った。
<注>動作主体と述語が離れている場合に用いる。
・・例1と似た用法かな。
例3 花子はうどんを食べ、太朗はラーメンを食べた。
<注>文の途中で動作主体が変わる場合に用いる。
例4 しかし、気になります。
<注>接続詞の後に用いる(なくてもよい)。
・・個人的にはないほうが自然な気がします。
例5 読む、書くが基本です。
<注>対等の関係で並ぶ同じ種類の語句の間に用いる。
・・もし私がこの文章を書くとしたら、読点ではなくなかてん「・」を使いそうです。
長い文章では読みづらくなるので適切に入れるとありますが、適切に入れるのは筆者の感覚でよいのでしょうか・・。
あまり使いすぎるのもかっこ悪い気がします。
かといって使わなさすぎるのも、読んでいて疲れますね。
間違った例が出ていないということは、「これは絶対間違いです!」という使い方ってないことなのかな?
まぁ、結局「誤解のないよう、適切に」ということなのでしょう。
ブログの文章ももう少し洗練された説得力のあるものにしたいのですけれど、なかなか……。
大学の図書館は市立図書館とは違う良さがありますね。
さまざまな分野の入門書、専門書があって興味津々です。
先日は『大学1年生のための日本語技法』(長野佳代子・村上昌孝 編)をざっくり読みしました。
そのなかで、日本語文章におけるくぎり符号の使い方が説明されていました。
くぎり符号とは、
①「。」まる(句点)
②「、」てん(読点)
③「・」なかてん
④( )かっこ
⑤「 」かぎかっこ
⑥『 』にじゅうかぎかっこ
の6種類の符号です。
そのなかで読点ってどう使うのかよくわからないでいましたので、とても参考になりました。
読点は文の中で、言葉が切れているかどうかを明らかにしないと誤解される恐れのあるところで用いる。
また、長い分では読点が全くないと読みづらくなるため適切に入れる、とのことでした。
では、本文に掲載されていた例文を書きだしてみます。
例1 不愉快な、パーティーの絵だった。
<注>修飾する語とされる語が遠い場合に用いる。
・・「不愉快なパーティー」ではなくて、「不愉快な絵」だとわからせるためですね。
例2 私は、英才教育を受けた花形コーチに野球を習った。
<注>動作主体と述語が離れている場合に用いる。
・・例1と似た用法かな。
例3 花子はうどんを食べ、太朗はラーメンを食べた。
<注>文の途中で動作主体が変わる場合に用いる。
例4 しかし、気になります。
<注>接続詞の後に用いる(なくてもよい)。
・・個人的にはないほうが自然な気がします。
例5 読む、書くが基本です。
<注>対等の関係で並ぶ同じ種類の語句の間に用いる。
・・もし私がこの文章を書くとしたら、読点ではなくなかてん「・」を使いそうです。
長い文章では読みづらくなるので適切に入れるとありますが、適切に入れるのは筆者の感覚でよいのでしょうか・・。
あまり使いすぎるのもかっこ悪い気がします。
かといって使わなさすぎるのも、読んでいて疲れますね。
間違った例が出ていないということは、「これは絶対間違いです!」という使い方ってないことなのかな?
まぁ、結局「誤解のないよう、適切に」ということなのでしょう。
ブログの文章ももう少し洗練された説得力のあるものにしたいのですけれど、なかなか……。