陶子の心の窓

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ロシア料理を作りました

2018-04-03 08:32:57 | 暮らし
昨日はウラジオストック出身のVさんとロシア語レッスンでご一緒のMご夫妻をわが家へ招いてロシア料理を作りました。
作ったものは、ボルシチ、ペリメニ、ヴァリニキ。

ボルシチに使うビーツはMさんの家庭菜園で採れたものです。札幌市内でもビーツを売っているところはあるのですが、あまり多くはありません。
Vさんは「すごい!ひさしぶりのビーツです」と大喜び。
Mさんは採れたビーツを刻んで冷凍保存しているそうです。
ビーツとディルもフリーザーバッグに入れて持ってきてくれました。
ディルはロシアではウクロップと呼ばれています。

ペリメニは水餃子のようなものです。ひき肉と玉ねぎ、にんじん、ニンニクを合わせてこねた具を小麦粉の皮に包んで熱湯でゆでます。
皮は小麦粉(400gで約50枚作れます)にぬるま湯を加えてこねたものをラップして少し時間をおきます。
寝かせておくのはだいたい20分くらいでしょうか。その間に野菜を刻んだりして具を作るのです。
具を包むときは、餃子を包む要領で形を作り、そのあと両端をきゅっと合わせて帽子のような形にします。

ゆであがったペリメニはサワークリームとウクロップを振りいただきます。
Vさんはマヨネーズで食べるのが好きだそうです。日本人にはポン酢が好みかもしれません。

ちなみにロシアのレストランではこのペリメニがひとりあたり20個くらい出てきます。
けっこうな量なので、人数分オーダーするとたいへんなことになります。

ヴァリニキはキャベツとキノコ(ブラウンマッシュルームを使いました)、にんじんをかなり細かい千切りにして炒めます。
塩・胡椒で味をととのえ、これもまたペリメニ同様、皮に包みます。
包み方は餃子のような半円型にしていくのですが、閉じるときVさんはウェーブをつけるようにしていました。
最初はちょっと難しく感じましたが、数をこなすうちにそれらしく見えて・・きた・・かな?
ヴァリニキもゆでて食べます。

ボルシチはキャベツ、ニンジン、タマネギ、ピーマン、ビーツをフライパンで炒めてトマトの水煮缶と塩、胡椒で味付けします。
鍋に水をいれ、鶏の手羽元を煮込んでいき、煮立って来たらアクをすくいます。これがスープになります。
フライパンで炒めた具とスープを合わせて煮込んでいきます。
トマトの水煮缶をいれるところがポイントですね。いままでボルシチの赤い色はビーツだけで出していましたが、トマトが加わることでより赤みがしっかり出ますし、煮込んでいくうちに変色しません。味もトマトの酸味が出て、全体的に深い味わいになります。
最後にウクロップを入れてできあがり。
器によそったら、サワークリームをのせます。

Mさんがビーツでつくったサラダを持ってきてくれました。
大きな透明の容器に入っていて、色合いがとてもきれいです。
ビーツのほかに玉ねぎ、りんご、スモークサーモン、ゆで卵を大き目のみじん切りにしてマヨネーズとサワークリームであえて層にしていくのだそうです。
できるだけ垂直にスプーンを入れて取り分けました。



写真映えを考える間もなくパッと写しました。
とてもお腹が空いていて早く食べよ~という感じ(笑)。

たくさん作ったのでこの時だけでは食べきれませんでした。
わが家ではもうしばらくボルシチ・ペリメニ祭りが続きそうです。
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