<ストーリー> 映画.comより抜粋
舞台は1927年のハリウッド。スター俳優のジョージ・バレンタインは若い端役女優のペピー・ミラーを見初めてスターへと導くが、折しも映画産業は無声からトーキーのへの移行期。無声映画に固執し続けるジョージが落ちぶれていく一方で、ペピーはスターダムを駆け上がっていく。
言わずと知れた今年のアカデミー賞作品賞受賞作品
他、監督賞・主演男優賞・衣装デザイン賞・作曲賞の計5部門の受賞となりました。
サイレントからトーキーに移り変わる時代背景が、2Dから3Dに移り変わるこの時代とかぶるところがありました。
(今のところ2D映画がなくなる気配はまったくありませんが)
オープニングから、かつてのサイレント映画を彷彿させる映像で、何も知らない人(いないだろうけど)が観たら昔の映画だと思い込んでしまいそうです。
フランス映画で主演の二人もあまり馴染みはないのですが、ところどころに観た顔が…
オーディション会場に現れたペピーを、新聞記事の写真と見比べているおじいさんは、あのマルコム・マクダウェルなんですね。
後は映画会社のお偉いさん(?)にジョン・グッドマン。
ジョージの忠実な運転手にジェームズ・クロムウェルと豪華な顔触れ。
ペネロープ・アン・ミラーの名前をオープニングクレジットで見つけ、一体どこに出てるのかと探してましたが、ジョージの奥さん役だと気付くのに時間がかかりました。
最初に出てきた時には、ジョージのお母さんなのか奥さんなのか?と思うほど年配に見えたので、この人がペネロープ・アン・ミラーだとは夢にも思ってなかったのです。
はあ、それにしてもまだ49歳のはずなのに、いつの間にこんなに老けちゃったんでしょうか
スージー・エイミス以来の衝撃です(←言い過ぎ)
あと特筆すべきはやっぱり犬のアギー
可愛いのはもちろんのこと、演技が素晴らしい
第一回目の犬のアカデミー賞“金の首輪賞”を受賞したのは記憶に新しいですが、アギーに賞をあげたいが為に創設されたのではないかと思うほどです。
犬って、いや動物ってこれほどの演技ができるもんなんですね。
CGならいくらでも演技させられそうだけど、実際に一匹の犬が演じているというのが驚異です。
サイレント映画とはいうけれど、現代だからこそできる表現というものが入っています。
そして、サイレントだからこそできる錯覚の見せ方も。
モノクロ・サイレントだからと気負いすることなく、気軽に観ても楽しめる作品です。
ぜひ映画館で
監督:ミシェル・アザナビシウス
製作:トマ・ラングマン
脚本:ミシェル・アザナビシウス
撮影:ギョーム・シフマン
美術:ローレンス・ベネット
衣装:マーク・ブリッジス
編集:アン=ソフィー・ビヨン、ミシェル・アザナビシウス
音楽:ルドビック・ブールス
原題:The Artist
製作国:2011年フランス映画
上映時間:101分
<キャスト>
ジャン・デュジャルダン
ベレニス・ベジョ
ジョン・グッドマン
ジェームズ・クロムウェル
ペネロープ・アン・ミラー
マルコム・マクダウェル
ミッシー・パイル
ベス・グラント
エド・ローター
ジョエル・マーレイ
ケン・ダビティアン
舞台は1927年のハリウッド。スター俳優のジョージ・バレンタインは若い端役女優のペピー・ミラーを見初めてスターへと導くが、折しも映画産業は無声からトーキーのへの移行期。無声映画に固執し続けるジョージが落ちぶれていく一方で、ペピーはスターダムを駆け上がっていく。
言わずと知れた今年のアカデミー賞作品賞受賞作品
他、監督賞・主演男優賞・衣装デザイン賞・作曲賞の計5部門の受賞となりました。
サイレントからトーキーに移り変わる時代背景が、2Dから3Dに移り変わるこの時代とかぶるところがありました。
(今のところ2D映画がなくなる気配はまったくありませんが)
オープニングから、かつてのサイレント映画を彷彿させる映像で、何も知らない人(いないだろうけど)が観たら昔の映画だと思い込んでしまいそうです。
フランス映画で主演の二人もあまり馴染みはないのですが、ところどころに観た顔が…
オーディション会場に現れたペピーを、新聞記事の写真と見比べているおじいさんは、あのマルコム・マクダウェルなんですね。
後は映画会社のお偉いさん(?)にジョン・グッドマン。
ジョージの忠実な運転手にジェームズ・クロムウェルと豪華な顔触れ。
ペネロープ・アン・ミラーの名前をオープニングクレジットで見つけ、一体どこに出てるのかと探してましたが、ジョージの奥さん役だと気付くのに時間がかかりました。
最初に出てきた時には、ジョージのお母さんなのか奥さんなのか?と思うほど年配に見えたので、この人がペネロープ・アン・ミラーだとは夢にも思ってなかったのです。
はあ、それにしてもまだ49歳のはずなのに、いつの間にこんなに老けちゃったんでしょうか
スージー・エイミス以来の衝撃です(←言い過ぎ)
あと特筆すべきはやっぱり犬のアギー
可愛いのはもちろんのこと、演技が素晴らしい
第一回目の犬のアカデミー賞“金の首輪賞”を受賞したのは記憶に新しいですが、アギーに賞をあげたいが為に創設されたのではないかと思うほどです。
犬って、いや動物ってこれほどの演技ができるもんなんですね。
CGならいくらでも演技させられそうだけど、実際に一匹の犬が演じているというのが驚異です。
サイレント映画とはいうけれど、現代だからこそできる表現というものが入っています。
そして、サイレントだからこそできる錯覚の見せ方も。
モノクロ・サイレントだからと気負いすることなく、気軽に観ても楽しめる作品です。
ぜひ映画館で
監督:ミシェル・アザナビシウス
製作:トマ・ラングマン
脚本:ミシェル・アザナビシウス
撮影:ギョーム・シフマン
美術:ローレンス・ベネット
衣装:マーク・ブリッジス
編集:アン=ソフィー・ビヨン、ミシェル・アザナビシウス
音楽:ルドビック・ブールス
原題:The Artist
製作国:2011年フランス映画
上映時間:101分
<キャスト>
ジャン・デュジャルダン
ベレニス・ベジョ
ジョン・グッドマン
ジェームズ・クロムウェル
ペネロープ・アン・ミラー
マルコム・マクダウェル
ミッシー・パイル
ベス・グラント
エド・ローター
ジョエル・マーレイ
ケン・ダビティアン