映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

Black & White ブラック&ホワイト

2012年04月23日 | 映画
<ストーリー> 映画.comより抜粋

任務に失敗して謹慎処分中のCIAエージェント、FDRとタックは、奔放な美女ローレンと出会う。しかし、ローレンが二股をかけていることがわかると、2人は彼女がどちらを選ぶかをかけて、盗聴器や麻酔銃、無人偵察機などCIAのハイテク技術を濫用したなんでもありのバトルを繰り広げる。



予告編を観た時から、「なんというばかばかしい設定と思ってたのですが、その通りの映画でした。

キャッチコピーに“史上最大の職権乱用”とある通り、CIAの二人が、あらゆるハイテク機器を駆使して、彼女をモノにしようという、国のお金で何しとるんじゃ~と叫びたくなる、大馬鹿映画です。

でも、たまにはこういう映画も観たくなるんですね。
頭をからっぽにして思い切り笑って観られる、素敵な作品でもあります。



ツッコミどころというか、ちょい甘な部分もありましたが。

ビルから落ちそうになっているタックを「撃て」と命令されておきながら、FDRが助けに来るまでなんで撃たなかったの?というところとか、
FDRのスーツが世界で一つしかないオーダーメイド物だったということとか、(量産品だと敵に特定されなかったはず)都合のよいところがちょっと見えましたが、そこは黙って目をつぶっておきましょう

敵役どこかで見たと思ったら、『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』のティル・シュワイガーじゃありませんか。
ごつい顔をしてるから、こういう役が合うんですね。



リース・ウィザースプーンが、二人が取りあうほどのいい女だったかと言われるとちょっと疑問があります(笑)

いろいろとアドバイス(?)してくる友だちが、テキトーすぎるのが笑えました。

どちらかを選べと言われてて、その決断を下す瞬間が、あのシーンなのですが、(そうだよなぁ、こういう時に自分の真の気持ちがわかるんだよなあ)と納得できるのです。

彼女の仕事内容も、ラストの重要な役割を担っていて、なかなかに凝った作りでした。

あと最後にひとつ。
なぜタイトルが『ブラック&ホワイト』なんでしょうか。
最後まで観たけど、黒だの白だのいう台詞もなく、全然わかりませんでした。

そんなよくわからないタイトルつけるより、もう『史上最大の職権乱用』でいいじゃん!と思ってしまいました



監督:マックG
製作:ロバート・シモンズ、ジェームズ・ラシター、ウィル・スミス、サイモン・キンバーグ
製作総指揮:マイケル・グリーン、ジェフリー・エバン・クワティネッツ、ブレント・オコナー
原案:ティモシー・ダウリング、マーカス・ガウテセン
脚本:ティモシー・ダウリング、サイモン・キンバーグ
撮影:ラッセル・カーペンター
美術:マーティン・ラング
編集:ニコラス・デ・トス
衣装:ソフィー・デ・ラコフ
音楽:クリストフ・ベック

原題:This Means War
製作国:2012年アメリカ映画
上映時間:98分


<キャスト>

リース・ウィザースプーン
クリス・パイン
トム・ハーディ
ティル・シュワイガー
コメント
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