ザ・ゲスト

あらすじ　〈Yahoo映画より抜粋〉

ハロウィーンが近づく中、息子を戦地でなくした一家のもとに彼の戦友だという男デイヴィッド（ダン・スティーヴンス）が訪ねてくる。謙虚で礼儀を重んじる上に、美しい容姿を誇る彼は、瞬く間に一家と心を通わせていく。それぞれが抱えていた悩みや問題を解決してしまう彼をすっかり信頼する一家だが、次第にその姿や言動とはかけ離れた素顔と目的を持っていることが明らかになる。やがて、デイヴィッドの存在は一家のみならず、閑静だった町をも揺るがし始め、ついには彼と特殊部隊の銃撃戦という事態にまで発展する



玄関のチャイムがなったのでドアを開けたら、訪ねてきた男が後ろ向きに立っていて振り向くシーンなど、狙いすぎていて笑ってしまいました。
チャイム鳴らしたら、フツーはドアに向かって立ってるもんでしょうが。なんで後ろ向いてんの

大音量の効果音とともにタイトルが出るなど、演出過剰気味なところがややありますが、総体的には面白かったといえるでしょう。

ところでアメリカでは、息子の友人と名乗る見知らぬ男を簡単に家に上げて、泊めたりするのがフツーなんでしょうか？
まあそうでなければ、この映画は成り立たないのですが、ちょっと不用心すぎるんじゃないかと思いますね。
またこの訪問者が、一見好青年というのがミソなのでしょうが。

この青年の真の目的もわからないので、いったいこれからどう展開していくのか非常に気になりました。



洗濯物をかかえた後の銃撃は、なかなかにサマになるショットでした。

いろいろと派手なアクションを経た後、ハロウィンパーティの会場で最後の戦い（？）があるのですが、このハロウィンパーティって、まだ準備段階なはずなのに、迷路やスモークなどが本番さながらに作動していたのが不自然でした。
どうせなら、本番に向けて作動テストしてみるなどのシーンがあると、もっと自然だったのにと思います。

結局のところ、青年の真の目的は明かされないままだったので、もやもやが残る終わり方でした。

じゃあ何がこの映画でもっともよかったのかというと、それは主役のダン・スティーヴンスの魅力に尽きるでしょう。

ポール・ウォーカーやブラッドリー・クーパーを思わせるイケメンで華があり、この役柄と相まって何をやっても絵になるのです。

ダン・スティーブンス、これからバンバン出てきそうな気がします。
覚えていて損はないですよ